電子書籍サイト名 | サービス終了日 | 運営会社 | サービス終了後の対応 |
---|---|---|---|
楽天Raboo | 2013年3月31日 | 楽天株式会社 | Koboへの移行で購入額の半額分のポイント還元 |
ヤマダイーブック | 2014年7月31日 | ヤマダ電機 | 新規電子書籍サービスへの移行 ポイントの還元 |
エルパカBOOKS | 2014年2月24日 | ローソン | 購入金額分をPontaポイントで返金 購入済みの作品は閲覧不可 |
地球書店 | 2014年3月31日 | NTTソルマーレ | 購入した金額分「コミックシーモア」のポイントで進呈 購入済みの作品は閲覧可能 |
TSUTAYA.com eBOOOKs | 2014年10月31日 | TSUTAYA.com | 「BookLive!」で引き続きサービスを利用可能 |
BookGate | 2015年8月31日 | 廣済堂 | アプリが残っていれば、購入済みの作品は閲覧可能 |
BooksV | 2015年9月29日 | 富士通 | 2015年6月1日までの購入累計金額を全額hontoポイントで返金 購入済みの作品は閲覧不可 |
ポンパレeブックストア | 2018年3月1日 | リクルートホールディングス | 保有コインおよび購入作品を「スマートブックストア」に引き継ぎ |
ダイヤモンドブックス | 2016年5月31日 | ダイヤモンド社 | アプリが残っていれば、購入済みの作品は閲覧可能 |
本よみうり堂デジタル | 2017年9月26日 | 読売新聞社 | アプリが残っていれば、購入済みの作品は閲覧可能 |
- ポイントサイトの「ポイントエニタイム」を経由すると、コミックシーモアやLINEマンガなどの人気動画配信サービスをお得に試せる!
- 換金は300円から!貯まったポイントは、現金やAmazonギフト券、ANAマイルなどと交換できる!
- メディア実績多数!SSL化でセキュリティ対策もOK
- 2分で無料登録完了!迷惑メールや営業電話などは一切なし(解約も簡単)
目次
電子書籍はサービス終了で読めなくなることもある?
電子書籍は非常に利便性の高いものですが、サービスが終了してしまうと読めなくなる可能性があります。電子書籍の購入形式では紙書籍と異なり、作品の所有権ではなく閲覧の権利を得ています。
そのためサービス自体が終了すると、今まで購入した本の閲覧権がなくなり手元に何も残らない可能性があります。購入した書籍が二度と読めなくなってしまうリスクを避けるために、具体的な対処法を知っておく必要があります。
実際にサービス終了(閉鎖・撤退)した電子書籍サイト一覧
事前に対策を講じておく必要があるのは、実際にサービス終了した電子書籍サイトが多くあるためです。例として下記の表にサービス終了した電子書籍サイトをまとめていますので、ご確認ください。
電子書籍サイト名 | サービス終了日 | 運営会社 | サービス終了後の対応 |
---|---|---|---|
楽天Raboo | 2013年3月31日 | 楽天株式会社 | Koboへの移行で購入額の半額分のポイント還元 |
ヤマダイーブック | 2014年7月31日 | ヤマダ電機 | 新規電子書籍サービスへの移行 ポイントの還元 |
エルパカBOOKS | 2014年2月24日 | ローソン | 購入金額分をPontaポイントで返金 購入済みの作品は閲覧不可 |
地球書店 | 2014年3月31日 | NTTソルマーレ | 購入した金額分「コミックシーモア」のポイントで進呈 購入済みの作品は閲覧可能 |
TSUTAYA.com eBOOOKs | 2014年10月31日 | TSUTAYA.com | 「BookLive!」で引き続きサービスを利用可能 |
BookGate | 2015年8月31日 | 廣済堂 | アプリが残っていれば、購入済みの作品は閲覧可能 |
BooksV | 2015年9月29日 | 富士通 | 2015年6月1日までの購入累計金額を全額hontoポイントで返金 購入済みの作品は閲覧不可 |
ポンパレeブックストア | 2018年3月1日 | リクルートホールディングス | 保有コインおよび購入作品を「スマートブックストア」に引き継ぎ |
ダイヤモンドブックス | 2016年5月31日 | ダイヤモンド社 | アプリが残っていれば、購入済みの作品は閲覧可能 |
本よみうり堂デジタル | 2017年9月26日 | 読売新聞社 | アプリが残っていれば、購入済みの作品は閲覧可能 |
上記のように、仮にサービスが終了しても何かしらの対処を行ってくれます。
なお「本よみうり堂デジタル」や「ダイヤモンドブックス」のように、アプリが残っていれば引き続き読めると言う内容の措置の場合は注意が必要です。理由として、以下のようなものがあります。
アプリが残っていれば引き続き読めるが危険な理由
- アップデートしてしまったら読めなくなる可能性が高い
- アプリに何かしらの不具合が出た場合は対処してもらえない
このような対処が行われない限り基本的に損してしまう可能性は低いと言えるでしょう。
電子書籍サイトがサービス終了(閉鎖・撤退)したあとの3つのパターン
過去の例よりサービスが終了した際は、大きく分けて3パターンの措置が取られます。サービスにより例外もありますが、多くはこれらのパターンに収まっています。それぞれの詳細について見ていきましょう。
パターン①何らかの形で返金される
1つ目のパターンとして電子書籍サイトがサービス終了した場合、購入金額が何らかの形で返金されています。
例えばMicrosoft Storeの電子書籍の販売が終了した際は、以下のような措置がありました。
Microsoft Storeの措置
- 全額返金
- Microsoftアカウントに25ドルのクーポン付与
また、現金以外で返金する場合もあります。例えばエルパカBOOKSは、サービス終了の際に書籍購入金額相当分をPontaポイントで返金しています。
パターン②他サービスに引き継がれる
2つ目のパターンとして、既存のサービス終了したあとに他サービスに引き継がれる場合があります。例として以下のような対応がありました。
他サービスに引き継がれた例
- ポンパレeブックストア→スマートブックストア
- TSUTAYA.com eBOOKs→BookLive!(一部引き継げないコンテンツはTポイントで返金)
注意点として、引き継ぎの場合でもすべての作品が引き継げるとは限りません。著作権の関係で閲覧不可となる作品もあります。
パターン③継続して読める
3つ目のパターンとして、サービスが終了しても購入済みの作品は継続して読める場合があります。例えば以下のサイトでは、サービス終了後もコンテンツを閲覧できました。
購入済みの作品は継続して読める例
- ダイヤモンドブックス
- 本よみうり堂デジタル
しかし一定期間継続して読めたとしても、端末の故障などによりいつかは読めなくなる場合が多いです。先述の通りアプリはサービス終了後に配信停止なるため、アプリがすでに入っている端末以外で新しく用意できないためです。
ただし、お使いの端末が故障した場合や新たな端末に買い替えた場合、OSをバージョンアップした場合、アプリを端末から削除した場合、本棚からコンテンツを削除した場合、工場出荷時の状態にお戻しになった場合等は、コンテンツがお読みいただけなくなります。
このような場合は諦める他ないため、唯一のデメリットと言えるでしょう。このデメリットを許容できる場合は、電子書籍は非常に便利で安心のサービスとしておすすめです。
\電子書籍の利用で、2,000円分のポイントゲット!/
読めなくなる可能性があっても電子書籍が便利?
サービス終了時に購入した漫画を利用できなくなるリスクはありますが、そのリスク以上に電子書籍を利用するメリットはさまざまにあります。
例えば、電子書籍には紙書籍にはない以下のような便利さがあります。
電子書籍のメリット
- 書籍の保管場所を取らない
- 外出時に手軽に持ち運べる
- 本屋に実際に行かなくてもすぐに読みたい書籍を購入できる
- 暗い場所でも手軽に読める
このように電子書籍でしか享受できないさまざまなメリットがあります。
また、サービス終了で所有権がなくなることが不安言う声も多いですが、この点に関しては紙書籍でも実はそれほどリスクは変わらないです。例えば以下のような声があります。
わりと真剣に「サービス終了したら無駄になるんだから電子書籍は嫌」と真顔で仰る方が多いが、津波で学生時代頑張って集めたルールブックをダブクロ3rd以外全部やられた曲線さんは「災害起きたら強いのは電子書籍だぞ」って言うのだ
— S-N曲線@とんぼがえり (@ilovedx3) July 6, 2020
このように物として所有する際にも、なくなるリスクがあることを考慮することが必要です。
これらを考慮すると、上記のような特徴やメリットに価値を感じる場合は、ぜひ電子書籍の利用をおすすめします。
\電子書籍の利用で、2,000円分のポイントゲット!/
安心して利用できる電子書籍サービス5選
ここまで電子書籍の利用をおすすめしてきましたが、具体的にどのサイトを利用するべきか悩む方も多いと思います。ここからは、安心して利用できるおすすめ電子書籍サービスを紹介していきます。
コミックシーモア
安心して利用できるおすすめの電子書籍サービスとして「コミックシーモア」があります。コミックシーモアは、NTT西日本の子会社である「NTTソルマーレ」が運営する電子書籍サイトです。
前身の「コミックi」から漫画配信を中心に配信しており、運営歴は18年以上の老舗の電子書籍サイトです。
2021年現在72万冊以上のラインナップとなっており、業界最大級の作品数が揃っています。さらに1冊すべてを無料で閲覧できる作品も7,000冊以上取り揃えているサービスです。
加えて月額780円(税込)から利用できる読み放題プランの提供も特徴の一つとなります。これらの読み放題プランには7日間の無料期間もあるため、試しに利用してみたいと言う方にも便利なサイトです。
これらの点を踏まえてコミックシーモアは以下のような方におすすめです。
コミックシーモアがおすすめの人
- 大手企業が運営する老舗サイトを利用したい方
- とにかくたくさんの漫画を読みたい方
- 初めて電子書籍を利用するにあたり、使用感を試してみたい方
\2,000円分のポイントゲット!/
ebookjapan
安心して利用できるおすすめの電子書籍サービスに「ebookjapan」も挙げられます。ebookjapanは2000年から電子書籍を販売している、株式会社イーブックイニシアティブジャパンが運営している老舗サイトになります。
2017年より「Yahoo!ブックストア」の運営業務を受託し、2018年にはヤフー株式会社と共同で「ebookjapan」を運営を行っています。
ebookjapanでは漫画を中心に配信しており、70万冊以上の書籍が提供されています。また特徴として、書籍購入時のポイント還元率が高い点が挙げらえます。
特に「Yahoo!プレミアム会員」の方は、PayPayボーナス最大20%の還元サービスが適用されるため、実質80%の値段で電子書籍を購入できます。さらにお得なクーポンやキャンペーンも頻繁に開催されているため、お得に購入できる機会は多いです。
これらの点を踏まえてebookjapanは以下のような方におすすめです。
ebookjapanがおすすめの人
- 大手企業が運営する安心感が高いサイトを利用したい方
- お得に漫画を購入したいYahoo!プレミアム会員の方
- クーポンやキャンペーンも利用してとにかくお得に購入したい方
\無料登録3分!リピート購入でもポイントがもらえる!/
\電子書籍の利用で、2,000円分のポイントゲット!/
U-NEXT
U-NEXTも安心して電子書籍を利用できるサイトの一つです。VODサービスとして、名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
このU-NEXTでは、実は動画配信以外にも漫画や雑誌の配信を行っています。これらの電子書籍は毎月提供される1,200ポイントで購入でき、他の無料電子書籍サービスでは有料の最新作の漫画でも対象となります。
そのため、アニメを視聴して原作が気になった場合は、ポイントで漫画を購入して読んでみると言ったシームレスな利用も可能です。
さらに80誌以上の雑誌に関しては読み放題で利用できるため、さらにお得感があります。
これらの点を踏まえてU-NEXTは以下のような方におすすめです。
U-NEXTがおすすめの人
- 有名サイトで安心して電子書籍を利用したい方
- ポイントを利用して最新作を無料で読みたい方
- 動画や雑誌も同時に楽しみたい方
\31日間無料!2,000円分のポイントゲット!/
Kindle
安心して利用できるおすすめの電子書籍サービスに「Kindle」があります。Kindleは大手企業のAmazonが運営する電子書籍ストアで、600万冊以上の電子書籍を配信しています。
配信ジャンルは、名作文学から漫画まで幅広い品揃えがあります。そのためマイナーな作品でも見つけやすく、どのような各品を読みたい方でも満足できる可能性が高いです。
さらに読み放題サービスもあるため、料金を気にせず作品を読むこともできます。これらの点を踏まえてKindleは以下のような方におすすめです。
Kindleがおすすめの人
- 大手企業が運営する安定しているサイトを利用したい方
- マイナーな作品を探している方
- たくさんの本を読みたい方
\電子書籍の利用で、2,000円分のポイントゲット!/
無料漫画が充実している「LINEマンガ」
安心して利用できる別のおすすめの電子書籍サービスに「LINEマンガ」があります。LINEマンガは、国内アプリDL数2700万突破の利用者数No.1漫画アプリです。運営会社の「LINE Digital Frontier」が「Webtoon Ent」の傘下に入りグローバル展開しています。
また、ラインナップも豊富で約38万点の漫画を提供しています。そのためLINEマンガを利用すると、数多くのジャンルの漫画を楽しめるでしょう。さらにインディーズ作品も取り扱いがあるため、他のサイトでは扱っていないマイナーな作品も読めます。
以上の点を踏まえて LINEマンガは以下のような方におすすめです。
LINEマンガがおすすめの人
- サービス終了リスクの低いサイトを利用したい方
- 無料でたくさんの漫画を読みたい方
- マイナーな漫画作品を探している方
電子書籍サイトのサービス終了のリスクを回避する方法
ここまで紹介したように、今まで使用していたサービス自体が終了してしまうと、利用中の読書環境を再度整えるのは非常に難しいです。そのため一番大切なことは、サービスが終了しないサイトを選ぶことになります。
ここからは、電子書籍サイトのサービス終了のリスクを回避する方法について見ていきましょう。
終了・倒産のリスクが低いサービスを利用する
前提として、サイトを選ぶ際は終了リスクの低いサービスを利用するようにしましょう。以下の3つの基準で電子書籍ストアを選ぶようにすると、サービス終了のリスクを回避できる可能性が高くなります。
安全性が高いサービスの特徴
- 運営社が大手企業である
- 利用者が多い
- 運営歴が長い
端末に電子書籍をダウンロードしておく
いざと言うときのために、お気に入りの作品は端末にダウンロードしておくのがおすすめです。サイト自体のサービスが終了しても、端末にダウンロードしておいた書籍は読み続けられる場合が多いです。
そのため利用するサイトを選ぶ際には、ダウンロード機能があるサービスを選ぶようにするとリスク回避しやすくなります。
まとめ
ここまで、電子書籍のサービスが終了した際に購入済みの書籍がどのようになるか解説しました。改めて以下で、電子書籍サービス終了後の代表的な措置についてまとめます。
代表的な3つの措置
このように、購入した作品が全く無駄になること可能性は非常に低いです。