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ebookjapanとKindleの特徴
昨今、紙書籍から電子書籍にユーザーが移行しつつある中で、電子書籍を実際に使ってみようと検討中の方も多いと思います。そして、サービスを比較する際に、ebookjapanとKindleのどちらを利用しようか迷う方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、ebookjapanとKindleの特徴をそれぞれ詳しく解説します。どちらのサービスが自分に合っているかを判断するために役立ちますのでぜひ参考にしてください。
サービス名 | ebookjapan | Kindle |
---|---|---|
運営会社 | ヤフー株式会社・イーブックイニシアティブジャパン | アマゾンジャパン合同会社 |
配信ジャンル | 漫画 ライトノベル 雑誌など |
実用書 小説 専門書 漫画など |
利用者数 | 100万人以上 | 非公開 |
サービス開始日 | 2000年12月 | 2012年10月 |
専用リーダー端末 | なし | あり |
対応端末 | PC スマホ タブレット |
PC スマホ タブレット 専用端末 |
共有可能台数(同時利用) | 5台 | 6台 |
支払い方法 | クレジットカード 楽天銀行口座引き落とし 楽天Edy WebMoney BitCash OCN決済 キャリア決済 |
クレジットカード Amazonギフト券 Amazonポイント キャリア決済(docomo、au) |
ebookjapan
ebookjapanは、Yahoo!とイーブックイニシアティブジャパンが提携して運営している電子書籍ストアです。100万人以上の利用者がいる人気のストアで、漫画の品揃えは業界最大級を誇ります。
ebookjapanは漫画の配信に特化している点や、利用できる決済方法が多い点が特徴的です。またYahoo!プレミアム会員の特典が豊富であるため、Yahooのサービスを頻繁に利用する方はお得に利用できます。
Kindle
Kindleは、ネット販売のAmazonで有名なアマゾンジャパン合同会社が運営する電子書籍ストアです。Kindleでは、総配信冊数が業界1位の600万冊を誇り、配信ジャンルは多岐にわたっています。特に活字書籍が豊富に取り揃えおり、他にはない作品も見つかられます。
また、キャンペーンやセールが豊富で、Amazonプレミアム会員の特典も利用できます。さらに紙書籍も販売しているため、電子書籍と紙書籍をシームレスに利用できる点も特徴のひとつです。
ebookjapanとKindleの比較前に知っておきたいこと
2つのサービスを比較する前に、前提として知っておきたい点が2点あります。知らないとサービスを利用中に困る可能性があるため、事前に確認しておく必要があります。
データ移行や変換はできない
ebookjapanとKindleの2つのサービス間では、書籍のデータ移行や変換はできません。
電子書籍サービス全般に言えることですが、購入したコンテンツを別のサービスで利用することはできません。例えば、ebookjapanで購入した作品をKindleのリーダーアプリでは読み込めません。
ebookjapanをKindle(paperwhite)で読むことはできない
ebookjapanで購入した作品は、Kindleの専用端末であるpaperwhiteで閲覧することはできません。
Kindleの専用端末では書籍をダウンロードすることができますが、対象となるのはKindleストアの作品のみであり、他サイトの書籍はダウンロードすることができません。専用端末で電子書籍を利用したいと考えている方は注意しましょう。
ebookjapanとKindleの違いを徹底比較
取り扱い書籍の充実度
サービス名 | ebookjapan | Kindle |
---|---|---|
総配信冊数 | 640,000冊以上 | 6,000,000冊以上 |
配信ジャンル | 漫画 ライトノベル 雑誌 文芸本 趣味 実用本 |
漫画 小説 ライトノベル 雑誌 学術書 絵本 写真集 洋書 |
ebookjapan
ebookjapanの総配信数は64万冊以上になります。配信ジャンルは上記表にある通り、趣味や娯楽の分野が多いと言えます。また、漫画の配信数が約20万冊以上と、全体の3割以上を占めています。そのため、漫画をメインに利用したい方は満足できるラインナップとなります。
Kindleでは、漫画の配信数が約10万冊でebookjapanより少ないです。漫画の配信数に関しては、ebookjapanに軍配が上がります。
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Kindle
Kindleは総配信数600万冊以上を誇る業界最大級の電子書籍ストアです。配信ジャンルは上記表にある通り、あらゆる分野をカバーしています。また、特筆すべきは活字書籍の多さで、43万作品以上もの書籍を配信しています。
ebookjapanでは、活字書籍の配信数は約13万冊とKindleより少ないです。そのため、活字書籍をメインに利用したい方はKindleの方が利用しやすいでしょう。
無料作品の充実度
サービス名 | ebookjapan | Kindle |
---|---|---|
無料作品数 | 3,000冊以上 | 50,000冊以上 |
無料作品数の割合 | 約5% | 約8% |
ebookjapan
ebookjapanでは、全体の5%にあたる3,000冊以上の無料作品が公開されています。無料作品の大半は漫画になるため、作画が気になっている作品などを試し読みできます。気になってる漫画ある方は、一度検索してみましょう。
Kindle
Kindleでは、全体の約8%にあたる5万冊以上の無料作品が公開されています。無料作品のジャンルは多岐にわたるため、無料作品だけでも十分に楽しめます。
また、特徴的な無料公開作品にインディーズ漫画があります。Kindleのみで公開されている作品になるため、漫画好きの方は必見です。
料金と還元率
サービス名 | ebookjapan | Kindle |
---|---|---|
書籍売価(一例) | 270円~(雑誌) 400円~(漫画) |
270円~(雑誌) 400円~(漫画) |
基本ポイント還元率 | 1% | 作品により異なる |
キャンペーン時還元率 | 最大20% | 最大50% |
ポイントの種類 | Tポイント PayPayボーナスライト |
Amazonポイント |
ebookjapan
ebookjapanの書籍の定価は、他のサイトと同様で平均的な価格と言えます。ポイントに関しては、TポイントとPayPayボーナスライト併用することで、通常時でも還元率は2%となります。
またYahoo!プレミアム会員の方は、毎週金曜日のキャンペーン時に最大20%ポイント還元されるため、利用しない手はありません。
さらにまとめ買いの場合は、キャンペーン関係なしに還元率が5%になります。まとめて買う予定がある場合は、ebookjapanで購入するとお得に購入できます。
Kindle
Kindleの書籍の定価も他のサイトと同様で平均的な価格となります。また、ポイント還元率は作品により異なります。例えば以下のような違いがあります。
作品名 | 料金 | ポイント数(率) |
---|---|---|
一人称単数 | 1,500円 | 15pt(1%) |
局アナ | 627円 | 191pt(30%) |
キャンペーン時には最大50%ポイント還元されることがあります。例えば2020年5月28日に期間未定で開催されていたキャンペーンでは、エントリーするのみで漫画を除くすべての作品が50%還元の対象となっていました。
さらにメルマガ会員限定の特別オファーもあるため、登録をしてこまめに確認しましょう。特別オファーには、作品をまとめて購入すると還元率が5%になるなど、さまざまな特典があります。
キャンペーン内容と頻度
サービス名 | ebookjapan | Kindle |
---|---|---|
キャンペーン数 ※ | 100以上 | 150以上 |
主なキャンペーン(頻度) | 企画系(不定期) | 日替わりセール(毎日) 月替わりセール(毎月) |
※2020年7月現在
ebookjapan
ebookjapanではキャンペーンは企画系が多く、不定期に開催されます。例えば以下のようなキャンペーンが開催されています。
- フラッパー感謝祭2020 / 100冊以上無料試し読み&50%オフ
- 大洋図書 海の日ビッグウェーブフェア! / 120作品以上無料&50%オフ
- [夏☆電書]ヤンマガ創刊40周年記念特集第二弾 / 100冊以上無料試し読み&50%オフ
キャンペーン数はKindleより少ないですが、ひとつのキャンペーンで対象となる作品は多いため、中身が充実しています。各キャンペーンの内容をしっかり確認すると、気になっていた漫画がお得になっている可能性も十分にあります。
Kindle
Kindleのキャンペーンは、日替わりと月替わりなど定期的に開催されているものが多いです。例えば以下のようなキャンペーンがあります。
- Kindle日替わりセール
- Kindle月替わりセール
- マンガ セール&キャンペーン
見かけのキャンペーン数はebookjapanより多いものの、内容としては特定の作品のみが対象となるようなキャンペーンも多いです。
また対象となる作品に特別テーマがあるわけではなく、Kindleがランダムに選択した作品が対象となるため、少し物足りなさを感じる可能性があります。
有料会員サービスのお得さ
項目 | Yahoo!プレミアム会員(ebookjapan) | Prime会員(Kindle) | Kindle Unlimited(Kindle) |
---|---|---|---|
会費(月額) | 462円 | 500円 | 980円 |
読み放題 | 雑誌 110誌以上 漫画 13,000冊以上 |
漫画 200冊以上 活字書籍 1,000冊以上 |
和書 12万冊以上 洋書 130万冊以上 |
ポイント還元 | 増加(キャンペーンごとに率は異なる) | 0,5%(Amazonギフト券) 2%(Amazon Mastercard クラシック) |
ー |
その他 | ー | Amazonプライム会員特典 | ー |
ebookjapan
ebookjapanの有料会員サービスにYahoo!プレミアム会員があります。Yahoo!プレミアム会員は月額462円のプログラムで、登録することで読み放題プレミアムを楽しめます。
読み放題プレミアムでは、雑誌が110誌以上、漫画が13,000冊以上読み放題になります。料金を気にせず漫画を楽しみたい方には、満足感の高いサービスと言えます。
また、プレミアム会員限定でポイント率が増加するキャンペーンもあります。例えば以下のようなものがあります。
- 金曜日の利用で最大20%ポイント還元
- 週末に配布されるクーポン利用で10%オフ
Kindle
Kindleの有料会員サービスにPrime会員とKindle Unlimitedがあります。
Prime会員は月額500円のプログラムで、プライムリーディングを利用できます。プライムリーディングでは漫画を200冊以上、活字書籍を1,000冊以上読み放題で楽しめます。
また、Prime会員限定でポイント率が増加するキャンペーンもあります。例えば、Prime会員の方はチャージタイプamazonギフト券購入時にポイントが0.5%増加します。
さらにPrime会員には、読書以外にもさまざまな特典があります。例えば以下のようなものがあります。
- Amazonのお急ぎ便が無料で利用できる
- Prime Video見放題
Prime会員で受けられるサービスを詳しく知りたい方は「Amazonプライムについて」をご覧ください。
Kindle Unlimitedは月額980円のプログラムで、日本最大の読み放題作品数を誇るサービスです。会員に登録することで12万冊以上の和書と、130万冊以上の洋書を読み放題で楽しめます。
アプリ・ビューアの機能性
アプリ / ビューア | ebookjapan | Kindle |
---|---|---|
アプリ | 閲覧中にダウンロード可 背表紙表示 自動ページめくり機能 アプリ内購入可 |
検索機能が充実 時計表示設定可 プッシュ通知設定可 |
ビューア | 付箋機能 縦読み機能 ハイライト機能(3種類) |
明るさ調整機能 メモ機能 辞書機能 ハイライト機能(4種類) |
ebookjapan
ebookjapanのアプリはKindleと比較して細かい機能が多いと言えます。中でも1番特徴的なアプリの機能に「背表紙表示」があります。実際の本棚に収納したときのように背表紙で一覧表示されるため、本を集める楽しさも味わえます。
さらに、作品を閲覧中に別の作品をダウンロードする機能があるため、効率よく作品を閲覧できます。加えて速度調整可能な自動ページめくり機能もあるため、スライド動画のように読むことも可能です。
ビューア機能は基本的なものが多く、普通に利用する分には特に不便はないと言えます。特徴的な機能には、縦読み機能があります。
Kindle
Kindleのアプリは、ebookjapanと比較してシンプルと言えます。特徴的な機能として、読書中の画面に時計を表示させる機能があります。
一方Kindleのビューア機能は、ebookjapanと比較して多機能です。ビューア機能の1番特徴的なものは辞書機能になります。辞書機能を用いることで、わからない単語をすぐにその場で調べられます。
他にも画面の明るさ調整や、目次からページの移動ができるため、自身に合わせた読書環境を作ることが可能です。
ebookjapanとKindleはどっちがいい?
ここまで紹介してきた通り、ebookjapanとKindleにはそれぞれの特徴があるため、使い方や目的によりどちらがいいか異なります。以下では、ebookjapanとKindleのおすすめの人をそれぞれ見ていきましょう。
ebookjapanがおすすめな人
ebookjapanは「漫画を中心に利用したい方」「Yahoo関連のサービスを利用している方」におすすめです。
配信されているメインの書籍は漫画で、Kindleよりも多くの作品を利用できます。また、次の作品をダウンロードしながら漫画を読める機能など、サクサク読書を進める機能も充実しています。
また、Yahoo関連のサービスを利用している場合は、高還元率でポイントを獲得できるため、お得により多くの作品を購入できます。
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Kindleがおすすめな人
Kindleは「多くの作品から読む書籍を探したい方」「Amazonのサービスを頻繁に利用している方」におすすめです。
600万冊以上と業界最大級の配信数なため、他では見つけられなかった作品がある可能性が高いです。また、幅広いジャンルをカバーしているため、ジャンル問わず作品を読みたい方にもおすすめです。
さらにAmazonのサービスを頻繁にする方は、還元されたポイントを買い物に利用したり、お得にポイントを貯められます。
- ポイントサイトの「ポイントエニタイム」を経由すると、コミックシーモアやLINEマンガなどの人気動画配信サービスをお得に試せる!
- 換金は300円から!貯まったポイントは、現金やAmazonギフト券、ANAマイルなどと交換できる!
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