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電子書籍と紙の本を使い分ける前の前提知識

スマホやタブレットなどのデバイスが普及するに伴い、読書手段として電子書籍をメインに用いる方が増えています。一方で「紙書籍で本を楽しむ方が好きだ」という方も多くいるでしょう。

この記事では、電子書籍と紙書籍のそれぞれの特徴を紹介します。それぞれに特徴があるため、上手く使い分けることで双方のメリットを十分に活用できます。

下記の表でそれぞれの違いを簡単にまとめたので、ぜひ参考にしてください。

項目電子書籍紙書籍
価格安価定価
持ち運びしやすいしにくい
読みやすさ端末依存読みやすい
検索性高い低い
所有欲低い高い
共有しにくいしやすい
再販不可可能
知識のインプットしにくいしやすい
目へのダメージ大きい小さい

ここからは、電子書籍と紙書籍の使い分けについて見ていきましょう。

 

電子書籍と紙書籍の上手な使い分け方

読書の目的

一言に読書と言っても目的はさまざまあるでしょう。例えば以下のような目的が挙げられます。

  • ストーリーを楽しむ
  • 知識吸収
  • 気分転換
  • ハウツーを知る
  • 暇つぶし
  • 写真や絵を楽しむ
  • 自己啓発

電子書籍と紙の本では、それぞれ読書効果や読書体験が異なります。ある研究によると、紙が反射する光による視覚情報と、タブレットなどのスクリーンの光とでは、脳の反応する部位が異なるという結果が発表されています。

そのため、読書の目的に合わせて使い分けることが大切といえます。以下では例として、楽しみたい場合と知識を吸収したい場合の2つを見ていきましょう。

楽しみたい場合

本を読む目的が「本を楽しみたい」という場合は、電子書籍を利用すると良いでしょう。電子書籍は利便性が高いため、手軽に本を楽しむ場合におすすめです。

電子書籍では、スマホでネットを見るように気軽に本を読めます。また、デバイスに保存することでポケットの中に何十冊の本を保管できたり、暗い場所でも問題なく楽しめます。

気軽に本を読みたい場合は、非常に便利であると言えるでしょう。

知識を吸収したい場合

読書の目的が「知識を吸収したい」という場合は、紙書籍を利用すると良いでしょう。

紙書籍は、学習をする際に便利な特徴が多いと言えます。例えばページを見比べて利用できたり、前のページに戻りやすいため、他のページを確認したい場合手間がかかりません。また、直接メモを書き込んだり印をつけられるため、学習効率が上がるでしょう。

さらにバレンシア大学の研究結果では、紙書籍で学習した方が知識の定着がいいというデータが出ています。そのため、何か知識を入れたいという場合は紙書籍の利用がおすすめです。

書籍ジャンル

書籍にはさまざまなジャンルがあります。電子書籍と紙書籍はそれぞれ、以下の表に記載したジャンルを読むのにおすすめです。

閲覧媒体おすすめジャンル
電子書籍小説
漫画
ビジネス書
紙書籍参考書
レシピ本
写真集

小説・漫画・ビジネス書

小説や漫画、ビジネス書などの娯楽・趣味系のジャンルを読む場合は、電子書籍の利用がおすすめです。

娯楽系のジャンルの作品は、手軽に読書を楽しむジャンルといえます。そのため読むタイミングは空き時間であることが多く、しっかり時間をとって読むことも他のジャンルと比較して少ないです。

例えば、通勤途中の電車で漫画を楽しむことが多いという方は、電子書籍の利用が適しているでしょう。また、通勤中にビジネス書の特集を1つ読む場合も利用しやすいです。

参考書・レシピ本・写真集

参考書やレシピ本、写真集などの知識・視覚系のジャンルを読む場合は紙書籍がおすすめです。

これらのジャンルは繰り返し見直したり、図解中心の書籍が多いです。例えば参考書などページを見比べる必要がある場合は、紙書籍の方が圧倒的に見やすいです。またレシピ本など写真が中心になる場合、画像のイメージは紙書籍の方が伝わりやすいといえます。

さらに電子書籍で写真の多い作品を楽しもうとした際に、画面全体が画像の表示で占められてしまい説明文を読めないことがあります。

このように知識・視覚系のジャンルを読みたい場合は、紙書籍が適しているでしょう。

読書する環境

電子書籍の登場により、読書できる環境の幅が広くなりました。

例えば外出先のちょっとした空き時間や就寝前の暗い部屋、防水のデバイスを利用していれば入浴中でも書籍を読めるようになりました。また、長期の旅行で空き時間に漫画を読みたい場合は、重い書籍を運ばなくても手軽に書籍を楽しめます。

そのためどのような場所で読書したいかによって、電子書籍と紙の本を使い分けることが大切になります。以下では自宅と外出先の2つの環境で比較していきましょう。

外出先

外出先で読書をする場合は、電子書籍が非常に便利です。書籍の持ち運びが端末1つできるため、楽に持ち運びができます。

また、ネットを見る感覚で空き時間に手軽に本を読めたり、読んでいる書籍が周りにわかりにくいことも大きなメリットであるといえます。

外出先で電子書籍を活用することで、通勤中の電車や旅行先のバス移動などの長い待ち時間や待ち合わせ時間を有意義に過ごせます。

自宅

自宅で読書をする場合は、紙書籍が便利といえます。自宅では書籍を持ち運ぶ必要がなく、人目を気にせず好きな書籍を満喫できます。

また自宅でゆっくり学習する際は、ページの見比べなど紙書籍の方が利用しやすいです。さらに書籍を本棚やラックに並べておくことで、インテリアとしても室内を彩ってくれます。このように読書以外の付加価値がある点も紙書籍のメリットです。

自宅で腰を据えて読書を楽しみたい場合は、紙書籍の利用をおすすめします。

電子書籍と紙書籍の使い分け方まとめ

ここまで解説してきた内容を下記表にまとめます。電子書籍と紙書籍双方の特徴を把握して、利用場所や目的に応じて賢く使い分けましょう。

書籍の種類電子書籍紙書籍
読書目的書籍を楽しみたい
移動中の空き時間を利用したい
知識を吸収したい
写真を参照しながら学びたい
書籍ジャンル小説
漫画
ビジネス本
参考書
レシピ本
写真集
読書環境旅行先
通勤電車
暗い場所
自宅
図書館

 

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