みなさんの中には、税金や保険、年金や資産運用などに詳しく、顧客のライフプランを考えるFP(ファイナンシャルプランナー)資格を取得したいと考えることがある方もいるでしょう。
FP資格を取得していると、就職・転職時のアピールになるだけでなく、自身のライフプランニングに役立ちます。
そして、できる限り費用を抑えてFP資格を取得するには、独学がおすすめです。しかし「勉強方法がわからない」「独学で取得できるか不安」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、FP資格(3級・2級)を独学で取得するために必要な勉強時間や、効率的な勉強方法を紹介します。
また独学が不安な場合は「オンスク.JP」や「ユーキャン」といった通信講座を利用するのもおすすめです。
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目次
FPは独学で合格できる?
FP試験は、3級と2級で難易度が異なります。3級は独学でも合格可能ですが、2級はやや難しくなるため、スクールへの入学や講座の受講がおすすめです。
FP3級は独学でも合格可能
FP3級は入門的な要素があり、内容も基本レベルのため、独学で挑戦する方が多い資格です。特別な受験資格はなく、合格難易度も比較的低いです。
試験内容は学科試験と実技試験で、一度に両方またはいずれか一方を受験できます。試験は「金融財政事情研究会」または「日本FP協会」で受験可能で、取得資格や試験実施日はどちらも同じです。
学科試験では、金融やライフプランニングに関する内容が出題されます。
実技試験は、日本FP協会では「資産設計提案業務」を審査し、金融財政事情研究会では「個人資産相談業務」と「保険顧客資産相談業務」のいずれかを選び、審査が行われます。
試験日程 | 2021年9月12日(日) 2022年1月23日(日) |
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受験資格 | FP業務に従事している者または従事しようとしている者 |
受験料 | 学科と実技:6,000円 学科:3,000円 実技:3,000円 |
出題形式 | 学科・実技ともにマークシート形式 |
試験時間 | 学科:120分 実技:60分 |
出題数 | 学科:60問 実技:20問 |
合格率(2021年5月実施試験) | 学科:83.25% 実技:76.65% |
(参考:日本FP協会「3級FP技能検定・2級FP技能検定 試験要綱」)
FP2級はスクールや資格講座の利用がおすすめ
FP2級は一般レベルとされ、取得にはスクールや通信講座の利用がおすすめです。スクールや通信講座を利用すれば、2級の受験資格を満たす認定講座が受けられます。
独学での合格も不可能ではありませんが、試験難易度が上がる上、FP3級の取得や実務経験などの受験資格が必要です。効率的な資格取得を目指すなら、認定講座の受講は必須と言えるでしょう。
なお学科試験の範囲は、FP3級と同じです。実技試験は、日本FP協会ではプランの検討・作成を含めた「資産設計提案業務」を審査します。
金融財政事情研究会では「個人資産相談業務」「中小事業主資産相談業務」「生保顧客資産相談業務」「損保顧客資産相談業務」からの選択制で審査します。
試験日程 | 2021年9月12日(日) 2022年1月23日(日) |
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受験資格 | ・日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了した者 ・3級FP技能検定の合格者 ・FP業務に関し2年以上の実務経験を有する者 ・厚生労働省認定金融渉外技能審査3級の合格者 |
受験料 | 学科と実技:8,700円 学科:4,200円 実技:4,500円 |
出題形式 | 学科:マークシート形式 実技:記述式 |
試験時間 | 学科:120分 実技:90分 |
出題数 | 学科:60問 実技:40問 |
合格率(2021年5月実施試験) | 学科:55.61% 実技:66.67% |
(参考:日本FP協会「3級FP技能検定・2級FP技能検定 試験要綱」)
FP合格に必要な勉強時間・期間
FP技能検定の合格に必要な勉強時間の目安は、以下の通りです。
- FP3級:80~150時間程度
- FP2級:150~300時間程度
勉強時間を1日2時間と仮定した場合、3級は約2~3ヵ月の期間が必要になります。難易度が上がる2級であれば勉強にかかる時間も増え、必要な期間はおよそ3~5ヵ月です。
ただし個人差があるため、あくまでも目安として自分のペースで勉強を進めましょう。
FPに独学で挑戦するメリット
FP資格を独学で取得する2つのメリットについて紹介します。
資格取得にかかる費用を抑えられる
一番のメリットは、資格取得にかかる費用を非常に安く抑えられる点です。スクールや通信講座であれば、授業料や教材費に加え、交通費がかかる場合もあります。
しかし、独学で必要なのは参考書代と道具代のみです。書店やインターネットで、FP試験対策の参考書が手軽に手に入るのもポイントでしょう。
隙間時間を活用して自分のペースで学べる
カリキュラムに左右されず、隙間時間で学べる点も大きなメリットです。スクールでは、カリキュラムや授業時間が決まっているため、時間の確保が求められます。
一方独学の場合は、移動時間や家事の合間などに学習でき、自分でペースも調整可能です。仕事などでまとまった時間が取れない方には最適なスタイルと言えるでしょう。
FP試験に独学で挑戦するデメリット
次に、独学を選ぶ際のデメリットを3つ紹介します。
挫折しやすい
1人での勉強は、気持ちの緩みから挫折しやすくなります。自分のペースで学習できる点はメリットですが、スケジュールの設定やモチベーションの維持も必要です。意志が強くなければ継続は難しいでしょう。
適切な教材を選ぶのが難しい
FP受験対策用の書籍は非常に多く出版されており、適切な教材選びが難しい点もデメリットです。
独学では、最低でも学科試験対策の参考書、実技試験対策の参考書、過去問題集の3冊が必要ですが、教材によってボリュームや読みやすさなどが異なります。
購入の際は、書店に出向いてしっかりと中身を確かめることをおすすめします。なお中古の教材は、法改正前の誤った知識を覚えてしまう可能性があるため、必ず最新版を購入しましょう。
法改正の際に自分で情報収集をする必要がある
FPが学ぶ分野は毎年のように法改正が行われるため、最新情報を自分で集める必要があります。法改正が行われた内容は試験に出題されやすく、素早い対応が不可欠です。
スクールや通信講座では、法改正に関するお知らせ、あるいは講座への反映が行われるため、自分で情報を集める手間や時間がかかりません。しかし独学の場合は、漏れがないよう常にアンテナを張っておくことが重要です。
FPに独学で挑戦する場合の勉強方法
独学でFP資格に挑戦する際の効率の良い勉強方法を以下にまとめました。
- 1日の勉強時間から逆算してスケジュールを立てる
- 最新で質の高い参考書を購入する
- 使用する参考書の出版社で、正誤表を確認する
- 参考書を一通り読む
- わからない箇所をノートにまとめながら読む
- 問題集・過去問題を解く
- 間違えた箇所を参考書で確認し、復習する
参考書は、イラストや図表が使われているものを選ぶと理解しやすいでしょう。参考書を読み、基本問題や過去問題を繰り返し解くことで、知識が定着していきます。
効率良く合格を目指すなら資格講座の活用がおすすめ
独学でも合格できないことはありませんが、より効率良く学ぶなら資格講座の活用も検討しましょう。ここでは、おすすめの資格講座を2つ紹介します。
オンスク.JP|隙間時間の活用に最適
講座名 | FP2級(ファイナンシャルプランナー)講座 |
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受講料(税込) | ・ウケホーダイライト1,078円/月 ・ウケホーダイスタンダード1,628円/月 |
受講期間 | なし(毎月自動更新) |
教材 | ・講義動画(全90回) ・問題演習(全450問) ・講義スライド |
サポート | ・学習管理機能 ・キーワード検索機能 ・復習機能 ・オンスク情報マガジン ・みんなの学習相談 |
手軽かつ安価で受講を希望する方には、定額で講座を受講し放題のオンスク.JPがおすすめです。講義の音声・講義スライドデータをスマホなどにダウンロードできるため、隙間時間に効率的に学習できます。
講義動画は事例を交えているため理解しやすく、プロの講師が作成したオリジナルの演習問題は知識の定着に最適です。
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ユーキャン|FP2級の受験資格が手に入る
講座名 | ファイナンシャルプランナー(FP)講座 |
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受講料(税込) | 64,000円 |
受講期間目安 | 6ヵ月(受講開始から12ヵ月まで指導) |
教材 | ・メインテキスト6冊 ・動画講義 ・提案書の作り方ナビ(冊子・DVD) ・実技試験攻略BOOK ・ガイドブック ・添削・質問関連書類一式 ・2級FP技能検定試験問題・解答解説 ・FP総論テキスト |
サポート | ・添削指導8回(科目別6回、総合模擬試験2回) ・質問回答サービス(1日3回まで) ・合格デジタルサポートパック ・法改正など最新情報のお知らせ |
しっかり学んで確実に合格を目指すなら、ユーキャンがおすすめです。実務経験やFP3級の資格がなくても、指定の課題を提出して合格すれば、FP2級の受験資格が得られます。
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まとめ
この記事で紹介してきたポイントは、以下の通りです。
- FP3級と2級では難易度に差がある
- 独学は費用を抑えられる一方で、挫折しやすいなどのデメリットがある
- 効率的に資格を取得したいなら、通信講座がおすすめ
ライフスタイルや資格取得にかかる費用、独学のメリット・デメリットを考慮して、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
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