「仕事や趣味に活かすために色彩検定を取得したいけど、勉強方法がわからない」
「独学で合格するために必要な勉強時間や期間を知りたい」
色彩検定について、このような悩みや不安を持つ方も多いでしょう。この記事では、色彩検定の特徴や独学合格に必要な勉強期間、効率的な勉強方法を紹介します。
また独学が不安な場合は「オンスク.JP」などの通信講座を利用するのも1つの手です。通信講座を使えば、自分のペースで効率の良い勉強ができます。
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目次
色彩検定とは?
色彩検定は、色の基礎から技法、さまざまな分野への利用など、色に関する幅広い知識や技能を確認する公的資格です。
色彩検定の勉強をすることで、日常にあふれ私たちがさまざまな影響を受ける色について、理論的・体系的な知識を学べます。文部科学省が後援している点もポイントです。
色にはそれぞれ特徴があり、理論や法則が存在していることを知識として学べば、暮らしやファッション、スキルアップにも役立つでしょう。
色彩検定は独学で合格できる?合格率や必要な勉強時間・期間から考察
色彩検定の難易度は低く、独学でも十分に合格できる資格です。ここでは、色彩検定の合格率や勉強時間について解説します。
色彩検定の合格率
2020年の色彩検定受験者データを下表にまとめました。1級では実技が含まれることから合格率はやや低めですが、その他はいずれも高い合格率を示しています。
試験形式は主にマークシート方式で、独学でも合格できる可能性は高いでしょう。
志願者(人) | 合格率(%) | |
---|---|---|
1級 | 1,426 | 45.0 |
2級 | 9,466 | 77.6 |
3級 | 22,498 | 76.3 |
UC級 | 2,226 | 87.3 |
合計 | 35,616 | - |
(出典:色彩検定公式サイト)
色彩検定の合格に必要な勉強時間・期間
初心者レベルの3級と実務向けの2級を例に、勉強時間の目安を見てみましょう。
- 3級:15時間程度
- 2級:50時間程度
1日の勉強時間を2時間と考えると、3級は約1週間、2級は約1ヵ月の期間で合格が見込めます。余裕を持って見積っても、1~2ヵ月程度あれば十分合格を目指せるでしょう。
色彩検定のレベルは4種類|1級2級3級UC級の特徴
色彩検定には4つの等級があります。3級から受けるのが一般的ですが、自信があれば2級から受験するのも良いでしょう。それぞれの等級について詳しく紹介します。
3級
色彩検定3級は、初心者レベルです。色についての基礎知識や心理効果を始め、配色を考える際の色彩体系である「PCCS」について学びます。
2級・1級の基礎にもなるため、どの級を受験する場合も3級から勉強を始めるのがおすすめです。
試験日程 | 夏期(6月) 冬期(11月) |
---|---|
受験料 | 7,000円 |
出題形式 | マークシート方式 |
試験時間 | 70分 |
試験内容 | 光と色、色の分類と三属性、色彩心理、色彩調和、色彩効果、ファッション、インテリアなど |
合格ライン | 満点の70%前後(問題の難易度により多少変動がある) |
2級
色彩検定2級は、実務に応用できるレベルです。3級の内容をレベルアップさせ、カラーコーディネートの基礎を含む、色彩調和について学習します。
試験日程 | 夏期(6月) 冬期(11月) |
---|---|
受験料 | 10,000円 |
出題形式 | マークシート方式(一部記述式) |
試験時間 | 80分 |
試験内容 | 照明、色名、表色系、配色技能、配色イメージ、ビジュアルデザイン、ファッション、プロダクト、インテリア、エクステリアなど |
合格ライン | 満点の70%前後(問題の難易度により多少変動がある) |
1級
色彩検定1級は、スペシャリストとして色彩設計にも携われるレベルです。
自分で課題を解決・アドバイスする能力が求められ、2次試験ではカラーカードを用いた配色も行います。合格すると色彩検定協会が主催する「講師養成講座」に参加できます。
試験日程 | 冬期のみ 1次試験(11月) 2次試験(12月) |
---|---|
受験料 | 15,000円(1次免除者も同じ) |
出題形式 | 1次:マークシート方式(一部記述式) 2次:記述式(一部実技) |
試験時間 | 1次:90分 2次:90分 |
試験内容 | 色彩と文化、色彩調和論、色の知覚、ファッションビジネス、プロダクトデザイン、インテリアカラーコーディネーション、環境色彩、ユニバーサルデザインなど |
合格ライン | 満点の70%前後(問題の難易度により多少変動がある) |
UC級
UC(色のユニバーサルデザイン)級は、2018年に新設された等級です。生まれつき、あるいは加齢などで色の判別・見え方に制限を抱える方に配慮した色使いを学びます。
多様性を理解し、誰もが見やすく暮らしやすい社会にすることが目標です。
試験日程 | 夏期(6月) 冬期(11月) |
---|---|
受験料 | 6,000円 |
出題形式 | マークシート方式(一部記述式) |
試験時間 | 60分 |
試験内容 | 色が見えるしくみ、ユニバーサルデザイン、色覚多様性、高齢者の見え方など |
合格ライン | 満点の70%前後(問題の難易度により多少変動がある) |
色彩検定に独学で挑戦するメリット
色彩検定を独学で取得する2つのメリットについて紹介します。
合格までにかかる費用を抑えられる
独学の大きなメリットは、資格取得までの費用を安く抑えられる点でしょう。必要なのはテキスト代と道具代のみです。スクールや通信講座では、テキスト代の他に受講料がかかります。
一方で独学のためのテキストは、参考書・問題集・過去問の3冊があれば十分です。インターネットで出題傾向などの情報も得られるため、有効に活用しましょう。
自分のペースや生活スタイルに合わせて勉強できる
独学では、ライフスタイルや自分のペースに合わせて勉強を進められます。仕事や育児が忙しくまとまった時間が取れない方でも、隙間時間で学習できます。
色彩検定は暗記問題が多いため、移動や休憩、空き時間などに少しずつでも覚えれば、合格の可能性が高まるでしょう。
色彩検定に独学で挑戦するデメリット
メリットがある一方で、独学にはデメリットもあります。ここでは独学の2つのデメリットについて確認しましょう。
自分で学習計画を立てる必要がある
独学では受験日の決定から学習計画の立案、スケジュール管理まですべてを自分1人で行わなければなりません。参考書や問題集も、数ある中から自分で選択します。
カリキュラムに従って学べば良い通信講座と比べると、手間がかかるだけでなく、学習計画に沿って勉強を進める自己管理能力も必要です。
途中で挫折しやすい
モチベーションを維持しにくく、途中で挫折するケースが多いのも独学の特徴です。独学では疑問点を質問することができないため行き詰りやすく、監督者がいないことで気も緩みやすくなります。
少しずつ学習を習慣付けるなど、挫折を回避するための工夫が必要です。
色彩検定に合格するための効率的な勉強方法
難易度が低いとはいえ、できるだけ効率的に学習したいと考えるのは誰でも同じです。ここでは、色彩検定に合格するための効率の良い勉強方法について解説します。
自分に合ったテキスト・問題集を購入する
色彩検定の勉強に使用する書籍は、公式テキスト・過去問題集を選べば間違いありません。色彩検定の公式サイトでは、購入と同時に内容の訂正・変更も確認できます。
公式テキストが合わない、物足りないと感じる場合は、書店で実際に内容を確認しながら、自分に合ったテキストを探すのも良いでしょう。
テキストを2回通読する
テキストを手に入れたら、まずは2回読むことをおすすめします。1回目はざっと目を通して、全体の構成や雰囲気、ボリュームを把握します。
2回目で熟読しながら、さらに理解を深めていきましょう。
問題集を繰り返し解く
テキストを読み終わったら、問題集や過去問題を繰り返し解いて知識を定着させ、本番に備えます。間違った問題はテキストで確認し、再び解いてみましょう。繰り返し行えば、苦手な箇所も克服できます。
慣用色名は余裕を持って暗記する
慣用色の問題は点を取りやすい部分なので、余裕を持ってしっかりと暗記します。色彩検定3級・2級では、慣用色名の問題が必ず出題されますが、暗記する以外の対策方法はありません。
点を取りこぼさないよう、問題集と並行して早めに学習を始めましょう。
独学が不安なときは手軽に受講できる資格取得講座を利用しよう
独学で色彩検定に合格できるか不安なときは、資格取得講座を受講するのも1つの手です。しかし色彩検定は合格率が7割程度と難易度が低めのため、料金の高い講座を受ける必要はありません。
おすすめは、オンラインで手軽かつ安価に受講できる「オンスク.JP」です。オンスク.JPなら、講義の音声・講義スライドデータをスマホなどにダウンロードできるため、効率的に学習できます。
認定プロ講師の本格的な講義動画やオリジナルの演習問題は、知識の定着に最適です。2級講座は公式テキストの内容を元にしているため、重要ポイントを押さえながら学べます。
講座名 | 色彩検定3級講座/色彩検定2級講座 |
---|---|
受講料(税込) | ・ウケホーダイライト1,078円/月額 ・ウケホーダイスタンダード1,628円/月額 |
受講期間 | なし(毎月自動更新) |
教材 | ・講義動画 3級:全29回(約4.5時間) 2級:全33回(約5時間)・問題演習 3級:全280問 2級:全304問・講義スライド |
サポート | ・学習管理機能 ・キーワード検索機能 ・復習機能 ・オンスク情報マガジン ・みんなの学習相談 |
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まとめ
この記事では、色彩検定に関する以下のようなポイントを紹介しました。
- 色彩検定の難易度は低めで、独学で合格可能
- 独学は費用を抑えられる一方、挫折しやすいデメリットもある
- 独学が不安な場合は、オンスク.JPの利用がおすすめ
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