アロマテラピー検定は独学で合格可能！勉強期間やおすすめのテキストも紹介

「アロマテラピー検定の受験を考えているけれど、効率の良い勉強方法がわからない」

「難易度はあまり高くなさそうだけど、独学で本当に合格できるか不安」

アロマテラピー検定について、このような悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。この記事では、アロマテラピー検定について解説するとともに、勉強に必要な期間やおすすめテキストを紹介します。

また独学が不安な場合は「オンスク.JP」や「ユーキャン」といった通信講座を利用する方法もあります。通信講座を使えば、自分のペースで効率の良い勉強ができます。

アロマテラピー検定とは？

アロマテラピー検定とは、精油の安全な使用方法や香りの効果などを学び、活用するための認定資格です。美容や健康、体調管理に利用できるため、幅広い年代の方が受験し、暮らしや仕事に役立てています。

アロマテラピー検定は独学で合格できる？

アロマテラピー検定は難易度が低く、独学でも合格は十分可能です。ここでは、合格率や必要な勉強期間を確認しましょう。

アロマテラピー検定の合格率

（公社）日本アロマ環境協会によると、アロマテラピー検定の合格率は約90%とされています。毎年約2万人が受験し、これまでの受験者数は50万人以上です。

10代から70代まで幅広い年代の方が受験していますが、特に20代と30代が多く、全体の半数を占めています。

アロマテラピー検定合格までの勉強期間

アロマテラピー検定に合格するために要する勉強期間は、平均して約2ヵ月です。

（公社）日本アロマ環境協会が実施したアンケートによると、4割が1ヵ月以内、3割が2ヵ月以内、2割が3ヵ月以内と回答しています。

個人差はありますが、9割以上の方が3ヵ月以下の勉強期間で合格しているという結果です。

アロマテラピー検定のレベルは2種類

アロマテラピー検定には、2級と1級の2種類があります。受験資格に制限はなく、難易度も低いため、初心者や独学の方でも1級から受験が可能です。同日に併願受験もできます。

現在は、パソコンやスマートフォンを利用したインターネット試験を行っており、自宅から受験ができます。それぞれの級について、詳しく見ていきましょう。

2級

2級では、暮らしの中でアロマテラピーを楽しむための正しい知識を学びます。アロマテラピーや精油の基礎、安全性、実践が主な内容です。

11種類の精油のプロフィールを学び、香りテストではその中から9種類について出題されます。

試験日程	2021年11月7日(日)
受験料（税込）	6,600円 2級・1級併願 13,200円
出題形式	インターネットによる選択解答方式
出題数	55問
試験時間	30分
合格ライン	80％
香りテストの対象精油（9種）	スイートオレンジ/ゼラニウム/ティートリー/フランキンセンス/ペパーミント/ユーカリ/ラベンダー/レモン/ローズマリー

1級

1級では、精油の使い分けや生活に効果的に取り入れる工夫などを学びます。2級の内容に加え、アロマテラピーの歴史やメカニズム、美容や健康との関係、関係する法律についても出題範囲です。

精油のプロフィールは30種類を対象とし、その中から17種類が香りテストに出題されます。

試験日程	2021年11月7日(日)
受験料（税込）	6,600円 2級・1級併願 13,200円
出題形式	インターネットによる選択解答方式
出題数	70問
試験時間	試験時間35分
合格ライン	80％
香りテストの対象精油（17種）	イランイラン/クラリセージ/グレープフルーツ/ジュニパーベリー/スイートオレンジ/スイートマージョラム/ゼラニウム/ティートリー/フランキンセンス/ペパーミント/ベルガモット/ユーカリ/ラベンダー/レモン/レモングラス/ローズマリー/ローマンカモミール

アロマテラピー検定の独学には公式テキスト+精油セットがおすすめ

アロマテラピー検定を独学で受験するなら、（公社）日本アロマ環境協会が発行する公式テキストと問題集の使用がおすすめです。公式テキストと問題集は、書店やインターネットなどで購入できます。

また香りテスト対策には、精油セットを準備しましょう。こちらも入門セットとして店舗やインターネットで販売されています。

アロマテラピー検定に独学で挑戦するメリット

アロマテラピー検定を独学で受験する2つのメリットについて紹介します。

費用を抑えて学べる

独学の場合、資格取得までの費用を抑えられる点が一番のメリットでしょう。独学に必要なのはテキスト代と精油代のみです。スクールや通信講座では、ほかに受講料がかかります。

独学で購入する書籍は、公式テキストと問題集があれば十分です。2級と1級が1冊にまとまっているため、どちらの受験にも対応できます。

自分のペースで学べる

独学では、ライフスタイルや自分のペースに合わせて勉強ができます。スクールのように受講時間が決められていないので、多忙で時間の確保が難しい方でも、自分のペースで学習できます。

アロマテラピー検定には実技がないため、移動や休憩、空き時間などを利用して勉強すれば、十分合格を狙えるでしょう。

アロマテラピー検定に独学で挑戦するデメリット

アロマテラピー検定を独学で受験する2つのデメリットについて紹介します。

実践的な内容を身につけづらい

デメリットの1つとして、アロマクラフト作りや生活に取り入れる方法など、実践的な内容を身につけにくい点が挙げられます。

スクールであれば、実践体験やクラフト実習が行われ、講師や受講者の体験談を聞くことも可能です。しかし独学はテキストのみで学ぶため、知識だけに偏りやすくなります。

公式テキストにはアロマクラフトについても記載されていますが、意識しなければアウトプットの機会を作りづらいでしょう。

自己管理が求められる

自分のペースで勉強できる点はメリットですが、その分スケジュール設定やモチベーションの維持といった自己管理が求められます。

独学は強制力がないため気持ちが緩みやすく、途中で挫折するケースも多いです。

独学が不安なときは資格取得講座を活用しよう

独学だけでは不安という方は、通信講座を利用するのも1つの手です。ここでは、おすすめの資格講座を2つ紹介します。

オンスク.JP｜スキマ時間で学べる

スマホで手軽かつ安価に受講するなら、オンスク.JPがおすすめです。定額で講座を受講し放題な上、講義の音声・講義スライドデータがスマホにダウンロードできるため、隙間時間を利用して学習できます。

アロマテラピーインストラクターが作成した講義動画と豊富な演習問題で、しっかりと試験対策ができるでしょう。

講座名	アロマテラピー検定1級 2級講座
受講料（税込）	・ウケホーダイライト1,078円／月額 ・ウケホーダイスタンダード1,628円／月額
受講期間	なし（毎月自動更新）
教材	・講義動画　全50回（約6.5時間） ・問題演習　全560問 ・講義スライド
サポート	・学習管理機能 ・キーワード検索機能 ・復習機能 ・オンスク情報マガジン ・みんなの学習相談

ユーキャン｜サポートが充実

充実したサポートを受けながらしっかり勉強するなら、ユーキャンがおすすめです。20種類の精油やアロマグッズが教材とセットになっており、香りテストにも対応できます。

講師からのアドバイス・質問回答サービスなど充実したサポートで、確実に合格に近づけるでしょう。

講座名	アロマテラピー検定1・2級対策講座
受講料（税込）	55,000円
受講期間目安	3ヵ月（受講開始から12ヵ月まで指導）
教材	・メインテキスト2冊（公式テキスト1級用・2級用　/　ユーキャンオリジナルテキスト） ・DVD「見てわかる検定ポイント」 ・別冊『アロマライフ～アロマテラピーをより楽しむアイディアBOOK～』 ・公式問題集 ・DVD「アロマライフ」 ・精油カード50（ファスナーパック20枚・リング2個つき） ・ガイドブック
サポート	・添削指導3回 ・質問回答サービス（1日3回まで） ・合格デジタルサポートパック ・法改正など最新情報のお知らせ

まとめ

アロマテラピー検定の独学について、以下のようなポイントを紹介しました。