食生活アドバイザーの試験は自宅で受けられる？在宅受験できる他の資格も紹介

「食生活アドバイザーに興味があるけれど在宅受験はできる？」
「在宅受験できる食関係の資格はあるの？」
スキルアップやさらなる知識習得に向けて、食生活アドバイザーの資格取得を目指す方も多いでしょう。しかし、自宅の場所や仕事の忙しさから在宅受験を希望する場合もあるはずです。

本記事では食生活アドバイザーの受験を検討している方に向けて、在宅受験の可否や在宅受験ができる食生活アドバイザー以外の資格について解説していきます。

また、食生活アドバイザーの学習にはユーキャンの講座がおすすめです。

食生活アドバイザーは自宅で試験を受けられる？

在宅受験が可能な資格試験は珍しくありませんが、食生活アドバイザーは対応しているのでしょうか。

結論から言うと、2022年7月現在、食生活アドバイザーの試験は自宅で受けられません。

全国14か所の会場で実施される試験に参加して合格する必要があります。

食生活アドバイザーの試験情報

食生活アドバイザーの試験概要は以下の通りです。

試験日	毎年6月と11月に実施 2022年は11月27日（日）
試験時間	3級、2級どちらも90分
試験会場	札幌・仙台・さいたま・千葉・東京・横浜・新潟・金沢・静岡・名古屋・大阪・神戸・広島・福岡

自宅で試験を受けられる食に関する資格

食生活アドバイザーは、残念ながら在宅試験は認められていません。

一方で、食に関する資格には、以下のように自宅で試験を受けられるものがあります。

薬膳コーディネーター

薬膳コーディネーターでは薬膳料理の基本を学びます。薬膳は冷え性や肩こり、肌荒れなどの慢性的な不調を内側から整えて健康的な体を目指し、病気を未然に防いでいく食事です。

家族の健康を気遣いたい方や日常的に体調不良に悩んでいて薬以外の方法で体質改善したい方などに向いています。また、介護業界や飲食業界で働く方なら、おいしくて優しいレシピの考案にも役立てられるでしょう。

食育実践プランナー

食育実践プランナーとは健康的な食生活をし、食育を広めるスペシャリストです。食材の目利き方法や幅広い食事の楽しみ方など、家庭で実践的に活用できる知識を身につけられます。

また、正しいマナーや健康的な食習慣についても学べるため、お子さんのいる家庭では家族全員で実践することでお子さんが成長した後の健康のサポートにもつながります。

野菜スペシャリスト

野菜スペシャリストは野菜や果物の選び方・調理法を学べる資格です。野菜や果物の栄養素や素材の良さを活かしたレシピも知れるため、美容や健康に気をつけたい人に向いています。

飲食店や食品メーカーなど直接食材に関わる仕事はもちろん、プライベートでも家族・お子さんのために役立つ知識を得られます。

離乳食・幼児食コーディネーター

離乳食・幼児食コーディネーターは、成長に合わせた離乳食・幼児食の作り方を学べる資格です。5ヵ月～5歳くらいまでのお子さんの身体的成長に関する正しい知識を身につけて、少しでも楽に食事作りを進められるようになります。

新米ママさんや料理が苦手な方でも取り組みやすいように、食材の工夫や料理のアレンジ法もスマホで学べるのもポイントです。

スイーツコンシェルジュ

スイーツコンシェルジュは、日本スイーツ協会が監修しており、スイーツに関して基礎知識を学べる資格です。仕事での経験がないスイーツ好きの方でも、スイーツに使う食材の特徴や性質、スイーツの歴史や種類など総合的な知識を身につけられます。

日々のお菓子作りのレベルアップにつながるだけでなく、資格取得によって協会主催のセミナーに参加して情報交換やPRができるため、将来的にお店を持ちたい方やお菓子教室を開きたい方にもおすすめです。

UCCドリップマスター

UCCドリップマスターは、コーヒーの基本知識とテクニックを学べる資格です。コーヒー豆の種類や淹れ方、サイフォン・ペーパードリップなどの手順、オリジナルブレンドの作り方といった知識を習得できます。

資格を申し込むと細口ポットやミルなど、合計6点の道具が届くため、コーヒー初心者でもすぐに実践的な学習でスキルを磨けるようになっています。

食に関する資格ならユーキャンの通信講座

食に関する資格を検討しているなら、学習にはユーキャンの通信講座がおすすめです。

幅広い資格から選べる

食生活アドバイザー含め、解説した7つの資格はすべてユーキャンに講座があります。自分の興味関心に合ったものを見つけやすく、仕事にも生かしやすいのがポイントです。

質問・添削で学習をサポートしてくれる

どの講座でも、質問・添削が充実しているのもユーキャンの特徴です。例えば食生活アドバイザー(R)講座なら、2級・3級それぞれの添削課題とわからない箇所を何度でもメール・郵送で質問できるサポートシステムが導入されています。

また、ユーキャンの食関係の講座は基本的に4ヵ月で修了できるカリキュラムになっていますが、勉強が計画通りに進まなかった場合に備えて、12ヵ月間はすべてのサポートが受けられます。これらは独学では得られない大きなメリットです。

テキストとWebコンテンツを組み合わせて学べる

ユーキャンはどの講座もわかりやすく充実したテキストが売りですが、動画やWebテストなども利用可能です。「合格デジタルサポートパック」と呼ばれるサービスを使えば、スマホやPCからWebテストやデジタルテキストでの学習ができるため、通勤通学の移動時間を有効活用できます。

また、離乳食・幼児食コーディネーターやUCCドリップマスターなどの資格では、動画を見ながら手順を理解でき、スムーズに学習を進められるのも魅力です。

まとめ

今回は在宅受験ができる食関係の資格について解説しました。食生活アドバイザーの試験は在宅では受験できません。ただし、食育実践プランナーやスイーツコンシェルジュなど、食関係の資格には自宅で受けられるものがいくつもあります。