中国語の独学は可能？学習に使えるテキストも紹介！

「中国語は難しいと聞くけれど、独学での学習は可能なのだろうか」
「中国語の独学をするならどのテキストが良いのだろう」

中国語を独学で学び始めようと思ったときに、上記のような疑問や悩みを抱く方も多いのではないでしょうか。

世界の母語人口の1位は、実は中国語です。英語と比べると約2倍ほどの差があります。中国は日本の隣国でもあるため、ビジネスで中国語に接する機会も多いのではないでしょうか。様々なきっかけで中国語の学習に興味を持つ方も増えてきていることでしょう。

そこでこの記事では、中国語の独学は可能か、独学のメリットデメリットを解説していきます。独学にオススメなテキストも紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

なお、中国語の講座はありませんが、他の語学学習を検討しているなら、実績と経験が豊富なユーキャンの通信講座がおすすめです。

中国語の独学は可能？

中国語の独学は可能ですが、根気が必要です。中国語は漢字を用いているので、日本人が学習するには有利に見えます。
しかし中国で使われている漢字は「簡体字」と言って、日本の漢字よりも省略されたシンプルなもので、完全に同じというわけではありません。
また、中国語の特徴と言えば母音の発音です。発音は実際に声に出して練習する方法でしか定着しないので、黙々とテキストだけで進める独学では苦労するでしょう。

中国語を独学するメリット

学習の継続には根気が必要ですが、中国語の独学には様々なメリットがあります。大きなメリットは以下の2つです。

低コストで学べる

中国語を独学で学ぶメリットとして大きいのは、何よりコストを抑えられる点でしょう。独学でかかる費用はテキスト代くらいであるため、学校に通うよりもかなり支出を抑えられます。
また、中国語はメジャー言語なので市販テキストも充実しています。発音CDが付いていたり、音声データをダウンロードできるテキストも増えているようです。

しかしテキストの種類が豊富すぎて何を選んでいいか悩んでしまうケースもあるようです。中国語を独学するときにおすすめのテキストを後述していますので、ぜひそちらも併せてご覧ください。

好きな時間・場所で学べる

自分のペースで学べるのも、独学で中国語を学ぶメリットと言えます。学校に通うとなるとカリキュラムに合わせて通学する必要がありますが、仕事や家庭で忙しい人にとっては、継続してスクールに通うのは簡単ではありません。
また、レッスン時間の変更にも回数の上限があるケースが多く、規定の回数スクールに通えなければ、受講料が無駄になってしまうこともあるでしょう。特に独学は、自分で計画を立てて学習を進めるのが好きな人や得意な人におすすめです。

中国語を独学するデメリット

中国語を独学で学ぶときに起こりうるデメリットには、以下のようなものがあります。

モチベーションが続かず挫折しやすい

独学だと、どうしてもモチベーションが続かないことが多いです。そのため、こつこつと継続するのが苦手な人にはおすすめできません。「仕事でいつまでに中国語の習得が必要」などのように期日が決まっていない場合は、勉強が先延ばしになってしまいがちです。
語学の試験日を目標にしたり、1週間ごと・1日ごとの小さい目標を定めたりなど、継続するための工夫を取り入れる必要があります。

プロの指導が受けられない

中国語のプロの指導が受けられないのは、独学のデメリットの大きな点です。独学では、疑問が生じても放置になってしまうことがほとんどでしょう。特に中国語の発音や文法は、独学では理解しにくいものです。
間違って理解したまま学習を進めてしまったとしても、それを訂正してくれる人がいないため、あとから気づいて修正するのが大変だったというケースもあるようです。

中国語の独学におすすめのテキスト

中国語に関するテキストは、英語ほどではありませんがかなりの数が出ています。これから初めて中国語の勉強をする人にとっては、どれを選んでいいか悩んでしまうことでしょう。ここからは、中国語の独学におすすめな、市販のテキスト3つをご紹介します。

新ゼロからスタート中国語 文法編

様々な外国語の教材が出ている「ゼロからスタート」シリーズの、中国語の文法に関する参考書です。
「中国語の学習を始めるならまずはこれ」と言われている参考書で、入門書として高い人気があります。文法編という名前ですが、これ1冊で発音・文字・文法をカバーしてくれます。
Amazon「新ゼロからスタート中国語 文法編」

耳が喜ぶ中国語 リスニング体得トレーニング

様々な日常生活のテーマを扱う中国語のリスニング教材です。モバイル決済やシャンシャンなど、その時代の時事テーマなども取り込んだ改定を行っており、生きた中国語を学ぶことができます。

ネイティブスピードの音声なので、ある程度学習が進んだ中級者向けの教材と言えるでしょう。単行本の他にkindle版もあるので、電子書籍派の人にもおすすめです。

Amazon「耳が喜ぶ中国語 リスニング体得トレーニング」

日本人のための 中国語発音完全教本

中国語の発音について1冊まるまる使って解説している書籍です。舌の位置や歯の開き具合、どこに力を入れるかなど、独学ではつまづきやすい発音の仕組みが、図解付きで丁寧に説明されています。
さらに3枚の音声CDの他に、本書と連動した発音解説動画もYouTubeで視聴できるため、スキマ時間の学習にもおすすめです。

Amazon「日本人のための 中国語発音完全教本」

語学の習得ならユーキャンの通信講座がおすすめ

中国語は独学での習得も可能ですが、難易度が高い言語です。習得するにはかなりの根気と継続が必要になるので、具体的な目的や目標がないと、独学で学習を続けるのは難しいかもしれません。

もし漠然と言語の学習をしたいと思っている場合であれば、英語や日本語などから取り組んでみることをおすすめします。

そして中国語以外の語学を学ぶのであれば、ユーキャンの通信講座がおすすめです。2022年9月現在、ユーキャンの通信講座で受講できる語学講座は以下の通りです。

ユーキャンの語学講座には、初学者でも学習を続けやすい工夫がされています。

充実した教材・指導サービス

ユーキャンの語学講座は、テキストはもちろんCDなどの副教材や模擬試験問題が充実しています。ユーキャンの経験豊富な講師陣が添削・質問サービスなどで学習をサポートしてくれるため、独学では解決しづらい弱点もつぶしていくことができます。

楽しく学べる仕組み

ユーキャンの語学講座は、これから初めて外国語を学ぶ人でも楽しく学べます。例えば「ディズニー英会話」は、親しみのある名作の絵本を読みながら音声CDを聞く講座なので、ディズニー作品が好きな人なら楽しみながら勉強が続けられます。

スキルアップに使える資格

ユーキャンでは仕事に生かせるTOEIC対策の講座や、日本語教師養成の講座も開講しており、スキルアップやキャリアチェンジに有効な資格もあります。

また、ユーキャンの通信講座は働きながら受講する人が大多数なので、忙しいなかでも学習を続けられるようになっています。受講者限定のWebサービスではミニテストや解説動画も視聴できるので、スキマ時間も学習に有効活用できるでしょう。

まとめ

今回は中国語は独学で習得できるのか、おすすめの市販のテキスト等についてご紹介しました。

中国語は独学は可能ですが、難易度の高い言語です。市販のテキストはもちろんですが、何よりも継続するための工夫と目的意識が重要になってきます。漠然と語学学習に興味があるのであれば、他の語学も検討してみても良いでしょう。

なお、英語や日本語の学習をするならばユーキャンの通信講座がおすすめです。