目次
年会費無料の法人向けクレジットカードはある?
年会費無料の法人向けクレジットカードは存在します。なお年会費無料の法人向けクレジットカードは、大きく分けると以下の3種類があります。
- 年会費が永年無料
- 初年度のみ年会費無料
- キャンペーン等で実質年会費無料
また、年会費無料の法人向けクレジットカードのメリットやデメリットを下表にまとめたので、ぜひ参考にしてください。
メリット | デメリット |
---|---|
・保有コストを心配する必要がない ・煩わしい経費計上手続きをする必要がない ・年会費有料カードのサブカードになる ・年会費有料の法人カードと比較して審査に通りやすくなる ・発行までのスピードが速い傾向がある ・カードに付帯しているサービスを利用できる |
・年会費有料の法人カードと比較して付帯サービスが劣る ・年会費有料の法人カードと比較してステータス性が低い ・利用限度額が低い場合がある ・国内でのキャッシングが利用できない場合がある ・多くの追加カードを発行できない場合がある ・ETCカードの発行が有料な場合がある |
この記事では年会費無料の法人向けカードを選ぶポイントやメリット、デメリットについて詳しく見ていきましょう。
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年会費無料の法人向けクレジットカードを選ぶポイント
年会費無料の法人向けクレジットカードを選ぶポイントは、以下の通りです。
- 限度額は利用予定額に足りるか
- 追加カードの発行枚数は足りるか
- 還元率は高いか
それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。
限度額は利用予定額に足りるか
年会費無料の法人向けクレジットカードを選ぶ際は、限度額が利用予定額に足りるかを確認する必要があります。発行するクレジットカードにより利用限度額は異なります。
例えば「NTTファイナンスBizカードレギュラー」の利用限度額は、100万円を目安に設定されています。一方で「ライフカードビジネスライト」の利用限度額は、200万円が目安になります。
事業規模が拡大するにつれて利用予定額が大きくなる可能性があるため、利用予定額に合わせた限度額なのかあらかじめ確認する必要があります。
仮に利用限度額が予定額に足りている場合、各種支払い処理をカード1枚で完結できるため管理が楽になるというメリットがあります。
追加カードの発行枚数は足りるか
年会費無料の法人向けクレジットカードを選ぶ際は、追加カードの発行枚数が足りるかも確認する必要があります。多くの法人向けクレジットカードは、社員用に追加カードを発行できます。
一方で、年会費が無料の法人向けクレジットカードは発行できる追加カードに制限がある場合があります。社員数が多いと必要枚数が作成できない可能性があるため、事前に確認が必要です。
還元率は高いか
年会費無料の法人向けクレジットカードを選ぶ際は、還元率が高いかも確認する必要があります。一般的に法人向けカードの還元率は、0.5%程度です。
特定のお店での利用でポイントが優遇されるカードもあるため、自社の利用目的に合わせて還元率が高いカードを選ぶとお得になります。
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年会費がかからない法人向けクレジットカードのメリット
年会費がかからない法人向けクレジットカードには、以下のメリットがあります。
- 保有コストを心配する必要がない
- 煩わしい経費計上手続きをする必要がない
- 年会費有料カードのサブカードになる
- 年会費有料の法人カードと比較して審査に通りやすくなる
- 発行までのスピードが速い傾向がある
- カードに付帯しているサービスを利用できる
ここからは、年会費がかからない法人向けカードのそれぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。
保有コストを心配する必要がない
年会費がかからない法人向けクレジットカードを持つメリットとして、保有コストを心配する必要がないことが挙げられます。
法人向けクレジットカードの中には、保有するのみで年会費がかかるカードもあります。しかし年会費の有無により、基本的なクレジットカードとしての性能が大きく変わることはありません。
そのため特に立ち上げ間もない法人の場合、経費を抑えられる年会費無料のカードはおすすめです。保有コストを少しでも節約して、その分の資金を事業運営に回すことが可能になります。
煩わしい経費計上手続きをする必要がない
年会費がかからない法人向けクレジットカードを持つメリットとして、煩わしい経費計上の手続きをする必要がないことも挙げられます。
法人向けクレジットカードの年会費が有料の場合、経費として計上する必要があります。経費計上する際には以下のような手間がかかります。
- 勘定科目は何にしたらいいのか悩む
- 支払い方式によっては年会費を按分(あんぶん)計算する必要がある
年会費無料の法人向けクレジットカードの場合、上記のような煩わしい手間を省けます。
年会費有料カードのサブカードになる
年会費がかからない法人向けクレジットカードを持つメリットとして、年会費有料カードのサブカードになることも挙げられます。
大切な商談の際に保有するメインカードが国際ブランドの指定で、その店舗が利用できない場合でも、利用できるサブカードを保有していれば問題なく支払いができます。
そのため対応店舗を広げられるように、サブカードとメインカードの国際ブランドは異なるものを選択しておくと良いでしょう。
年会費が有料の法人カードと比較して審査に通りやすくなる
年会費がかからない法人向けクレジットカードを持つメリットとして、年会費が有料の法人カードと比較して審査に通りやすいことも挙げられます。
カード会社が年会費を無料としているのは、単純にカードの発行者数を増やしたいと考えている側面もあります。そのため年会費無料の法人向けクレジットカードは、相対的に年会費有料カードより審査が通りやすくなっています。
補足情報として、法人代表者の本人確認書類のみで審査に通るクレジットカードもあります。起業してまだ日が浅い法人でも、審査に簡単に通ることですぐにクレジットカードを保有できます。
発行までのスピードが速い傾向がある
年会費がかからない法人向けクレジットカードを持つメリットとして、発行までのスピードが速い傾向があることも挙げられます。
例えばライフカードビジネスライトの場合、最短4営業日で発行可能です。すぐにでもクレジットカードが欲しいという方は、1週間以内での発行も可能なため審査を待つ時間を短縮できます。
カードに付帯しているサービスを利用できる
年会費がかからない法人向けクレジットカードを持つメリットとして、カードに付帯しているサービスを利用できることも挙げられます。
年会費無料の法人向けクレジットカードでは、以下のようなお得なサービスを提供しています。
- 国内外旅行傷害保険
- ショッピング補償
- オフィス用品購入優待
付帯サービス基準で選ぶ際のコツとして、サブカードとして保有する場合は優待内容やサービスがメインカードと重複しないようにするのが良いでしょう。
上記の特典により、国内外への出張や社員旅行も安心して楽しめます。またオフィス用品を購入する際も優待価格で購入できるため、社内設備を整える際にはお得なサービスといえます。
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年会費がかからない法人向けクレジットカードのデメリット
年会費がかからない法人向けクレジットカードには、以下のデメリットがあります。
- 年会費有料の法人カードと比較して付帯サービスが劣る
- 年会費有料の法人カードと比較してステータス性が低い
- 利用限度額が低い場合がある
- 国内でのキャッシングが利用できない場合がある
- 多くの追加カードを発行できない場合がある
- ETCカードの発行が有料な場合がある
ここからはそれぞれのデメリットについて詳しく見ていきましょう。
年会費有料の法人カードと比較して付帯サービスが劣る
年会費がかからない法人向けクレジットカードを持つデメリットとして、年会費有料の法人カードと比較して付帯サービスが劣ることが挙げられます。
例えば年会費無料の法人カードの中には、経費の支払い以外にビジネスで使える特典が少ないものがあります。カードを発行する前に、どのようなサービスが付帯されているのか確認するようにしましょう。
年会費有料の法人カードと比較してステータス性が低い
年会費がかからない法人向けクレジットカードを持つデメリットとして、年会費有料の法人カードと比較してステータス性が低いことも挙げられます。
法人カードが「ゴールドカード」や「ブラックカード」であれば会社のステータス性をアピールできます。一方で年会費無料のクレジットカードの場合、ステータス性のアピールは難しいため、会食の支払いの際に利用しにくいと感じてしまうことがあります。
利用限度額が低い場合がある
年会費がかからない法人向けクレジットカードを持つデメリットとして、利用限度額が低い場合があることも挙げられます。
ビジネスでの支払いは普段使いのカードと比較して、月の利用額が高額になる傾向にあります。そのためクレジットカードの利用限度額が低い場合、支払いの都度上限額を気にしなくてはならないというデメリットがあります。
国内でのキャッシングが利用できない場合がある
年会費がかからない法人向けクレジットカードを持つデメリットとして、国内でのキャッシングが利用できない場合があることも挙げられます。
年会費無料の法人カードの場合、キャッシングの利用が以下のように制限されている場合があります。
- 海外でのみキャッシング可能
- キャッシング機能なし
現金での急な支払いが必要になった際にキャッシングが制限されていると、不便に感じる可能性があります。キャッシング機能の有無に関しては、カードを発行する前に確認しておくのが良いでしょう。
多くの追加カードを発行できない場合がある
年会費がかからない法人向けクレジットカードを持つデメリットとして、多くの追加カードを発行できない場合があることも挙げられます。
追加カードが利用できると親カードと同じ口座から引き落とされるため、経費の管理が楽になります。そのため追加カードを社員が保有できると、便利な場合が多いです。
一方で必要な枚数の追加カードが発行できない場合、経費の管理が煩わしくなるというデメリットがあります。
また、発行時は必要な枚数が足りていても将来的に足りなくなる場合があるため、追加カードの上限枚数に余裕があるものを選ぶと良いでしょう。
ETCカードの発行が有料な場合がある
年会費がかからない法人向けクレジットカードを持つデメリットとして、ETCカードの発行が有料な場合があることも挙げられます。
ETCカードが有料な場合は別途費用が必要となるため、年会費無料というお得感が失われてしまう可能性があります。
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おすすめの年会費無料の法人カード・ビジネスカード比較
おすすめの年会費無料の法人カードを下表にまとめたので、ぜひ参考にしてください。
カード名 | 発行会社 | 年会費 | 特徴 |
---|---|---|---|
ライフカードビジネスライト | ライフカード株式会社 | 永年無料 |
|
NTTファイナンス Bizカード レギュラー | NTTファイナンス株式会社 | 永年無料 |
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セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード | 株式会社クレディセゾン | 実質無料 (年1回のカード利用で翌年無料) |
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JCB法人カード/一般カード | 株式会社JCB | 初年度無料 翌年以降1,375円 |
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上表からわかる通り、年会費が永年無料のビジネスカードは多くありません。数少ないカードの中でも最もおすすめなのは「ライフカードビジネスライト」です。
ライフカードビジネスライトは、年会費が永年無料で利用限度額も最高200万円と高額で設定されているため、さまざまな場面で利用できます。
さらにタイムズカープラスの会員特別優待サービスを受けられたり、全国のホテルや旅館、スポーツジムなどで使える特別優待サービスなども付与されている点も魅力です。
これらを考慮すると、ライフカードビジネスライトは「初めて法人でクレジットカードを発行したい方」や「さまざまな優待サービスも利用したい方」に特におすすめと言えます。
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年会費無料の法人向けクレジットカードに関するよくある質問
法人カードには2つの呼び名があるが違いは何?
法人カードの呼び名には「コーポレートカード」と「ビジネスカード」の大きく分けて2通りがあります。
一般的には以下のように使い分けられています。
- コーポレートカード:大企業向け
- ビジネスカード:中小企業向け
注意点としてカード会社により言葉の使い分けが異なります。そのため、ビジネス用途目的のクレジットカードのことを「法人カード」と呼ぶのが一般的です。
法人カードと個人用カードは何が違う?
法人カードはビジネスで利用することを想定しているため、個人カードと比較して決済に関する機能が制限されています。
具体的な機能の違いを下表にまとめたので、ぜひ参考にしてください。
項目 | 法人カード | 個人カード |
---|---|---|
支払い方法 | 一括払いのみ | ・一括払い ・分割払い ・リボ払い |
キャッシング機能 | △(ない場合が多い) | 〇 |
利用目的 | 経費の支払いのみ(事業費、接待交際費など) | 生活費の支払いなどさまざまな目的がある |
補足情報として、法人カードには上表の機能以外にもビジネスで利用できる特典があります。例えば、オフィス用品を優待価格で購入できる特典や空港ラウンジを利用できる特典などがあります。
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