hontoの基本情報
hontoは、大日本印刷が運営している電子書籍配信サービスです。
hontoは他の多くのコミック配信サービスと異なり、オンライン上のみでなく「ジュンク堂」や「MARUZEN」「文教堂」などのリアル店舗と提携して書籍販売を行っています。さらに電子媒体のみでなく紙媒体の通販も行っています。
つまり、電子書籍の販売(電子書籍ストア)・紙媒体の書籍の通販(本の通販ストア)・店舗での紙媒体の書籍販売という3つのスタイルで書籍を扱う、業界唯一のハイブリッド型サービスです。
月額料金 | なし |
---|---|
購入料金 | 0円~ |
総冊数 | 500,000冊以上 |
読み放題作品 | なし |
無料期間 | なし |
ダウンロード機能 | あり |
対応デバイス | スマホ・パソコン・タブレット |
特典 | 新規会員特典あり |
運営会社 | 大日本印刷株式会社 |
運営年数 | 9年(2020年時点) |
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hontoのメリット
リアル店舗の紙書籍と電子書籍をシームレスに利用できる
hontoは、リアル店舗の紙書籍と電子書籍をシームレスに利用できる点が魅力です。「電子書籍と紙の本は、敵ではなく仲間です。」というコンセプトで運営しており、両者に力を注いでいます。
ここからは、どのようにhontoでシームレスな書籍利用ができるのかを見ていきましょう。
提携店舗と電子書籍のポイントを共有できる
hontoにはポイントサービスがありますが、提携店舗と電子書籍のポイントを共有することができます。
提携店舗で買い物をした場合も、hontoサイトで購入した場合もポイントが貯まります(前者は200円につき1ポイント、後者は100円につき1ポイント)。また貯まったポイントは1ポイント=1円として、サイトでも実店舗でも使用できます。
どの提携店舗で購入してもポイントが共通しているため、別々のポイントカードを持つ必要はありません。
提携店舗の在庫状況を確認できる
hontoのサイト上では、提携店舗の在庫状況を確認することができます。さらに、在庫状況に合わせて、取り置きや注文の受け取り店に指定することもできます。
リアル店舗のみの場合は、電話したり実際に店舗に行かないと在庫状況を確認できません。その点hontoは、ネット上で確認が完結するため非常に楽です。
例えば、自分が観たい作品が全国200店舗の提携書店のどこにあるかを検索できるため、近隣店舗にあるかどうかを把握した上で足を運ぶことができます。
ポイントシステムがお得
hontoのポイントシステムはとてもお得です。電子・紙媒体問わず本をよく読む方には貯めやすいシステムになっています。
ポイントは1ポイントにつき1円に相当するため、貯めれば貯めるほど書籍を安く購入できます。ここからはお得なポイントシステムの内容を見ていきましょう。
ポイントを貯めるチャンスが多い
hontoでは、ポイントを貯めるチャンスが多く用意されています。例えば以下のようなケースでポイントを獲得できます。
- いつも行く店で1日1回チェックインする
- 電子書籍ストアや提携店舗で買い物する
- ビューアアプリで「あしあと」を1日1回つける
さまざまな方法を併用することでポイントを効率よく貯め、買い物をよりお得に行うことができます。
ポイント付与率が最大4倍になる
hontoでは、ポイント付与率が最大4倍になることもあります。「電子書籍」「紙書籍の通販」「リアル店舗」のうち、2箇所で購入するとポイントが2倍、3箇所で購入するとポイント4倍になるので、紙の書籍も電子書籍も利用する方には嬉しいシステムです。
注意点として、各ストアの利用合計額が税込1,000円以上の場合のみ利用ストアの対象となります。利用金額がカウントされるのは過去2か月間で、ポイントアップ適用期間はそれに続く月です。
例えば、1月と2月に3つのストアでそれぞれ1,000円以上の買い物をした場合、3月にはポイントが4倍となります。2か月間という余裕のあるカウント期間のため、利用金額が1,000円を越す可能性は十分にあります。
割引サービスが多い
hontoは割引サービスが多くあります。割引サービスを上手に使うことで、欲しい書籍をよりリーズナブルに買い求めることができます。
ここからは割引サービスの具体的な内容を見ていきましょう。
新規入会キャンペーン
hontoには「新規入会キャンペーン」があります。このキャンペーンでは、電子書籍ストアの対象商品を30%OFFの価格で購入できます。クーポンの割引上限は最大で5,000円までですが、それに達するまでは何冊にでも適用できます。
購入する冊数によっては、かなり大きな金額の3割引きでまとめて購入できるため、お得感が高いです。
読割50サービス
hontoには「読割50」というサービスもあります。これは通販ストアか提携店舗にて、対象の紙媒体の本を購入してから5年間、同じタイトルの電子書籍を50%OFFで購入できるシステムです(電子書籍が未発売の場合は、発売後から5年間)。
対象作品には、hontoサイトの詳細ページにて「読割50アイコン」が表示されています。対象作品の紙の書籍を購入後、サイトのアカウントページに購入情報が反映されると、電子書籍が割引価格になります。
好きなタイトルを紙でもモバイル端末上でも読みたい方には嬉しいサービスです。
今だけセール
hontoには「今だけセール」というものもあります。このセールでは、期間限定でコンテンツを安く購入することができます。例えば以下のような作品を割引価格で購入可能です。
作品名 | セール価格 | 通常価格 |
---|---|---|
めんつゆひとり飯 | 165円 | 825円 |
七つ屋志のぶの宝石匣 | 231円 | 462円 |
北陸とらいあんぐる | 347円 | 693円 |
このセールを利用すれば、気になっていたものの料金が高くて買えずにいた作品を安く入手するチャンスがあります。
キュレーションシステムが充実
hontoは「キュレーションシステム」が充実しています。キュレーションシステムとは、さまざまな情報を集めて整理するシステムのことです。hontoのシステムを利用すると、知らなかった素敵な本に出会えるチャンスが生まれます。
キュレーションシステムの具体的な内容を見ていきましょう。
ブックツリー
hontoでは「ブックツリー」というキュレーションシステムがあります。ブックツリーとは、本の専門家が独自のテーマで集めた本を紹介するシステムです。
例えば以下のようなものを提案してくれます。
- 人生がランクアップする最高の「科学的」教養書
- 東野圭吾のネタバレ禁止作品!衝撃的なラストが楽しめる小説
ブックツリーは購入履歴や検索行動が反映されて表示されるため、ユーザーの好みや関心に合った提案をしてもらえます。この仕組みのおかげで「ハマる」本を見つけやすくなります。
ブクログレビュー
hontoでは他サービスの「ブクログ」と提携しているため、書籍のレビューが表示されます。
レビューでは読者の感想や評価をチェックすることができるため、気になる本を購入しようかどうか決める判断材料になります。ネタばれしない程度に参照すると便利です。
アプリの機能が豊富
hontoには、他のサイトにはないアプリの機能があります。例えば、漫画にメモを書いたりマーカーを引いたりする機能が使えます。
特に気になった箇所にコメントを書いたり線引きすることで、そのときの気持ちや印象に残ったポイントを記録することができます。
ダウンロード機能がある
hontoには、ダウンロード機能もあります。あらかじめモバイル端末などに読みたい本をダウンロードすることで、オフライン閲覧できます。これには以下のようなメリットがあります。
- モバイル通信データの節約
- 電波が弱い場所でもサクサク読める
家にあるデータ使い放題のWiFiなどでダウンロードしておくことで、外出先でモバイルデータ量を消費せずに済みます。また、オンラインではないためネット速度に依存せずにスムーズに本を読めます。
最大5台まで共有可能
hontoのアカウントは、最大5台まで共有可能です。これには以下のようなメリットがあります。
- 家族と異なる端末でhontoサービスを利用できる
- 家で使う端末と外出先で使う端末を分けられる
アカウントを分け合えば家族みんなで異なる作品を楽しめます。また、家ではパソコンで閲覧して外ではスマホで閲覧するという使い方も可能です。
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hontoのデメリット
電子書籍を読むだけでは利点を活かせない
hontoの最大の強みは、提携店舗との同時利用にあります。そのためある意味、電子書籍を読むのみでは利点を活かしきれません。地域によっては、以下のように提携店舗がない所もあります。
エリア | 提携店舗のない都道府県 |
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東北 | ・山形県 |
関東 | ・栃木県 |
北陸 | ・富山県 ・石川県 ・福井県 |
近畿 | ・和歌山県 |
中国 | ・鳥取県 ・島根県 ・山口県 |
四国 | ・徳島県 ・高知県 |
九州 | ・佐賀県 ・長崎県 ・熊本県 ・宮崎県 |
居住地によっては紙媒体に関連したキャンペーンが使用しづらくなります。
通販利用時は時間と費用がかかる
hontoでは通販を利用できますが、紙媒体の書籍を購入する場合は時間と費用がかかります。一例を見てみましょう。
購入作品 | 雲を紡ぐ |
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料金 | 1,925円 |
配送料 | 330円(店舗受取は無料) |
発送可能日 | 1~3日 |
電子書籍とは異なり、すぐにその場で受け取ることはできません。また店舗が近くにない場合は配送になり、配送料が余計にかかってしまいます。
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hontoの良い口コミ評判
慣れてるのもあるだろうけどアプリはhontoの方が使いやすい
— りゐぬ (@line_haniwa) November 28, 2019
今、私、電子書籍派ですが!
電子書籍はやばい。とにかく金がやばい。夜中の12時でも~円以上お買い上げで電子書籍30%オフセールとかに釣られてシリーズ物を買ってしまったりする。本気でやばいですけど、便利だし使いやすいです。使い易さのhonto、安さのKobo、新人探すのはアマゾンアンリミテッド。— 藤間紫苑🌈アマゾン・ノクターン・カクヨムで!百合小説 (@fujima77) July 24, 2019
安く読めるところ
一部の本が一定額で読み放題に出来るアマゾンか、定期的に20%OFFクーポン配信してるhontoが使いやすいと思います— れいら (@mkreira) August 19, 2019
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hontoの悪い口コミ評判
まあ密林は税金をまともに払わず日本の富を吸い上げてるので、できるだけ使うのを控えめにして、日本の本屋のサイトを使うようにしてる。hontoとかね。しかし使いにくい。最低、マイ本棚からまとめて削除ができるようにしてほしい。
— 森森森【Mr.ごまめの歯ぎしり】 (@morimori_naha) February 26, 2018
最近hontoのセール微妙すぎてマンガ買うタイミングがないな
— 【丁髷帝国】まげきち (@magekichi) July 31, 2018
同じくhontoの使いにくい例。「猫はこうして地球を征服した」の購入画面。こっちは猫関連の本が並ぶのはましだが、書店だと横に並んでいた「猫の世界史」があわせて読みたい本に表示されない。同時期に出た類似テーマの本なんだけど。
そしてアマゾンだとしっかり表示される。 pic.twitter.com/QLEwQxQrPV— Weissneko (@Weissneko) July 14, 2018
hontoはこんな人におすすめ
hontoは「店舗型の書店を頻繁に利用する方」と「紙書籍と電子書籍を両方利用する方」におすすめです。
ポイントアップキャンペーンなど紙媒体と電子媒体両方の利用を意識したキャンペーンがあるため、どちらの媒体も使う場合に、最大限お得な使い方ができるようになります。
また文教堂やジュンク堂・MARUZENなどと提携していて、在庫検索をネット上で簡単に行えるシステムもあるため、紙の本が好きな方にも便利なサービスと言えます。
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