「調剤薬局事務って、医療に関わる資格だから難しそう…」
「ユーキャンの調剤薬局事務講座は有名だけど、資格の難易度は高くないのかな」
このように、調剤薬局事務資格の難易度について不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、有名な調剤薬局事務資格8つの難易度をランキング形式でご紹介します。それぞれの資格の特徴や難易度についても触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。
なお、調剤薬局事務について独学で取得を目指すのに不安がある方や、難易度の低い調剤薬局事務資格を取りたいと思っている方には、ユーキャンの調剤薬局事務講座がおすすめです。
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調剤薬局事務の難易度はどれくらい?合格率をランキングで解説
調剤薬局事務資格8つの難易度をご紹介していきます。ランキングは、各資格の運営団体等から公表されている合格率をもとに作成しました。
なお、一部合格率が非公開の調剤薬局事務資格があり、合格率から難易度を判断することができなくなっています。
名称 | 合格率 |
---|---|
登録販売者 | 約40%程度 |
調剤報酬請求事務専門士 | 3級:約50~60% 2級:約40% 1級:約20% |
調剤事務管理士 | 約60% |
調剤事務実務士 | 約70% |
調剤薬局事務検定試験 | 89.1%(2021年度) |
調剤薬局事務資格 | 非公開 |
調剤報酬請求事務技能認定 | 非公開 |
医療保険調剤報酬事務士 | 非公開 |
このように、調剤薬局事務系の資格のうち、最も合格率が低く難しいとされているのは登録販売者です。登録販売者は、一部の一般用医薬品を患者さんに提供できるという点から、他の調剤薬局事務関連の資格よりは難易度が高くなります。
ここからは、上表のそれぞれの調剤薬局事務資格の特徴について紹介していきます。
どの資格を取るべきか分からない方は「調剤薬局事務の資格はどれがいい?難易度を比較して紹介!」も参考にしてください。
登録販売者
登録販売者は調剤薬局でも重宝される資格であり、試験の運営団体は各地方自治体です。先ほども紹介したように、登録販売者は他の調剤薬局事務関連の資格と違い、2類・3類の一般用医薬品なら患者さんに説明・提供できる職種です。
出題範囲は厚生労働省の「試験問題の作成に関する手引き」で、「医薬品に共通する特性と基本的な知識」「人体の働きと医薬品」「主な医薬品とその作用」「薬事関連法規・制度」「医薬品の適正使用・安全対策」の5項目がメインになります。
合格基準としては、試験の各出題分野ごとに35~40%程度の正答率を得ており、かつ全体で70%以上を正解する必要があります。また、合格率は各都道府県で多少差がありますが、平均して約40%程度と難易度の高い資格です。
調剤報酬請求事務専門士
調剤報酬請求事務専門士は、調剤報酬の改定等に対応して、素早く正確な点数の計算や説明ができることを証明する資格です。
比較的難易度の高い資格ですが、そのぶん調剤薬局業界では知名度・信頼度が高い資格でもあります。試験は3級から1級があり、3級は新入社員レベル、2級が中堅社員レベル、1級が教育者・リーダーレベルの知識が求められます。
3級と2級は学科のみですが、1級では実技試験が追加されます。また級が上がるにつれて出題範囲も広がります。合格基準は非公開となっております。合格率は3級で約50~60%、2級で約40%、1級で約20%です。
調剤事務管理士
調剤事務管理士は、技能認定振興協会(JSMA)が主催する民間資格です。保険制度などの法規関連の他に、保険請求事務、薬の基礎知識、調剤報酬明細書を点検・作成するために必要な知識が問われます。
合格基準は学科・実技でそれぞれ以下のような基準が定められており、両方を満たす必要があります。難易度は高めで合格率は約60%です。
- 学科:約80点以上
- 実技:問題ごとに約60%以上の得点、かつ2問の合計で約80%以上(全2問出題)
調剤事務実務士
調剤事務実務士は、合格することで、調剤報酬請求事務の従事で求められる一定の能力があることを証明できる資格です。学科では薬学の知識・医療保険制度・点数算定・接遇マナーが問われ、実技では処方せんから調剤報酬明細書を作成するスキルが問われます。
合格基準は、原則学科・実技それぞれにおいて正答率6割以上です。ただし、出題される問題の難易度によって、多少調整が入る場合もあります。試験の合格率は約70%程度です。
調剤薬局事務検定試験
調剤薬局事務検定試験は、2018年から始まった比較的新しい調剤薬局事務資格です。試験では、調剤報酬算定に関わる基礎知識と、調剤報酬の算定及び調剤報酬明細書作成について問われます。
合格基準は、原則学科・実技それぞれにおいて正答率6割以上です。ただし、出題された問題の難易度によって変動がある場合があります。
合格率は2021年度の試験において89.1%と、他の試験に比べて難易度は低い資格と言えるでしょう。
調剤薬局事務資格
調剤薬局事務資格は、日本能力開発推進協会 (JADP) が認定する通信講座を受講した人が受験できる調剤薬局事務試験です。
試験では、薬に関する基礎知識・処方に関する基礎知識・医療保険制度概論・保険薬局及び保険薬剤師療養担当規則・調剤報酬請求事務の実技について出題があります。
合格基準は、全問題の70%以上を正解する必要があり、難易度は高めです。なお、合格率は非公開です。
調剤報酬請求事務技能認定
調剤報酬請求事務技能認定は、日本医療教育財団が認定している講座を受講した人が受験できる調剤薬局事務資格です。調剤報酬算定に関わる基礎知識や調剤報酬の算定、及び調剤報酬明細書作成について問われます。
合格するには学科・実技試験をそれぞれ90%以上正解する必要があり、かなり難易度が高い資格になっています。なお、合格率は非公開です。
医療保険調剤報酬事務士
医療保険調剤報酬事務士は、医療保険学院の提供している通信講座を受講すると受験できます。試験では医療保険制度・保険請求業務・レセプト業務について問われます。
自宅受験が可能で受講開始から1年間は何度でも試験にチャレンジできるため、難易度は低い傾向にあるようですが、合格基準・合格率ともに非公開です。
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ユーキャンの調剤薬局事務講座の特徴|難易度は比較的低い?
ユーキャンの調剤薬局事務講座の難易度は比較的低いとされています。ここでは、ユーキャンの調剤薬局事務講座の4つの特徴から合格が期待できる理由を紹介していきます。
初学者でも安心のテキスト
ユーキャンのテキストは改善が重ねられており、初めて調剤薬局事務について学ぶ人でも無理なく続けられる難易度になっています。
メインテキストはフルカラーで、実務と試験で必要なポイントだけが厳選された内容です。サイズもコンパクトなので、持ち運んでスキマ時間にも有効活用できます。
自宅で受験が可能
ユーキャンの調剤薬局事務講座の受講期間内なら、調剤薬局事務検定試験を自宅で受験できるのもメリットです。普段通りのリラックスした環境で受験ができます。
また、調剤薬局事務検定試験の受験金額は一般的に5,500円(税込)ですが、ユーキャン講座の受講中は4,950円(税込)とお得に受験が可能です。
質問サービスが充実
独学での勉強では、分からない点が出てきても正解を知っている人に答えを聞くことができません。そのため疑問の解決までに時間をかけすぎたり、逆に疑問を放置して後から困ってしまうというケースもよく起こります。
ユーキャンの調剤薬局事務講座なら、分からない点は経験豊富な講師陣にいつでも質問ができます。もちろん質問はサポートの範囲内なので、一切お金がかかる心配はありません。質問の方法としては、郵送はもちろんメールも可能です。
指導サポートは最長6ヵ月まで
ユーキャンの調剤薬局事務講座は、3ヵ月あれば試験合格までの学習が進められるようにカリキュラムが作成されています。万が一3ヵ月で学習が終わらなくても、添削や質問対応などのすべての指導サポートは、受講開始から6ヵ月まで受けることができます。
じっくり知識を定着させてから試験にチャレンジしたい人や、仕事や家庭の事情で忙しいという方でも、ユーキャンの通信講座なら安心です。
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まとめ
この記事では、調剤薬局事務資格8つの難易度と、それぞれの資格の特徴についてご紹介しました。ひとくちに調剤薬局事務資格といっても、問われる内容や傾向は様々です。
また難易度も大幅に異なりますので、資格をどう活かしたいかに応じて、チャレンジする調剤薬局事務資格を選ぶことをおすすめします。
なおユーキャンの調剤薬局事務講座なら、3ヵ月で調剤薬局事務検定試験の合格が目指せます。わかりやすいテキストなので、資格試験の学習が初めての方も安心です。
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