韓国語は独学だと難しい？初心者におすすめの勉強方法や学習の流れ

「韓国語を覚えたいけど独学でできるの？」
「初心者におすすめの勉強方法を知りたい」

このような悩みをお持ちではないでしょうか。

この記事では、韓国語を独学で勉強できるかや、初心者におすすめの勉強方法や学習の流れについて解説します。

また「3ヵ月で効率的に韓国語を覚えたい」「すぐに使える韓国語を覚えたい」と考えている方には、ユーキャンの「はじめての韓国語講座」がおすすめです。

韓国語は独学で身につく？

韓国語は独学でも身につけることは可能です。

韓国語は文法や単語など日本語と似ている部分もあり、日本人にとっては比較的覚えやすい言語といわれています。

また、日本ではK-POPや韓流ドラマなどの影響により、韓国語を習得したいと考えている方が少なくありません。

結果「韓国語を覚えたい」という需要に応える形で、日本ではさまざまなタイプの韓国語テキストが販売されています。そのため、日本では韓国語の独学がしやすい環境が整っているといえるでしょう。

独学の難易度

韓国語は他の言語よりも覚えやすいといえます。

例えば、韓国語の文法は日本語と同じ「主語＋目的語＋動詞」で構成されるSOV型です。そのため、英語やフランス語などに代表されるSVO型よりもスムーズに文章を組み立てられます。

また、韓国語には多くの言葉がありますが基本となる文字数は24文字であり、すべての韓国語は基本の24文字を組み合わせたものとなります。

英語のアルファベットが26文字、日本語のひらがなが46文字であることを考えると、独学でも習得は難しくありません。

独学で身につくレベル

日常会話レベルの韓国語であれば独学でも十分身に着けることは可能ですが、決して簡単ではありません。

韓国語には、二重母音や「パッチム」と呼ばれる子音だけで発音する音など、日本語にはない発音があるためです。また、韓国語は発音によって異なる意味になったり、まったく意味が伝わらなくなったりします。

以上のことから、韓国語を学習する際は発音の練習が非常に重要になります。まずは動画や参考書についている音声をしっかりと聞き、発音できるように練習しましょう。

独学にかかる期間

韓国語をネイティブに使いこなせるようになるには約1,000時間の勉強が必要といわれています。

ただし、この時間はビジネスなどで専門用語を交えて会話できるまでに必要な時間で、日常会話の初級レベルであれば約200時間、中級レベルであれば約500時間、学習に使えば覚えられるといわれています。

仮に1日1時間勉強した場合、初級レベルであれば約7ヵ月、上級レベルの場合は2年半〜3年の学習期間が必要です。

韓国語を独学でマスターするための基本ステップ

韓国語を独学でマスターするための基本ステップは次に挙げる4つです。

それぞれについて詳しく解説します。

韓国語の基本的な文法規則を学ぶ

韓国の文字である「ハングル」とハングルの組み合わせである単語を覚えたら、基本的な文法規則を覚えましょう。

韓国語の文法規則はSOV型といわれる「主語＋目的語＋動詞」となっています。この形は日本語と同じ文章構成であるため習得は難しくありません。

また「私は」「私が」といった、日本語では「てにをは」といわれる言葉も存在している点でも日本語と同じです。

文法規則をしっかりと学んでおくことで、今後の学習もスムーズに進められるでしょう。

リスニングとリーディングの積極的な実践を行う

次に、リスニングとリーディングを積極的に行います。

方法としては、とにかく韓国語を聞いて発音を学び、実際に韓国語の文章を読んでみましょう。リスニングの教材としては、一般に市販されている教材はもちろん、K-POPやドラマでも大丈夫です。

リーディングに関しても、マンガや雑誌など韓国語であれば問題ありません。モチベーションを保つためにも、自身が興味のあるものを利用するのもおすすめです。

覚えた単語や表現を実際に使ってみる

ある程度、韓国語を覚えたら実際に単語や表現を使ってみましょう。

韓国語に限った話ではありませんが、実際に言語を使うことで習得スピードは向上します。そのため、テキストで覚えた単語や表現を書いたり、話したりするのは非常に効果的です。

また、テキストにある言葉だけではなく、実践的なフレーズを交えて練習すると、モチベーションの維持もしやすいでしょう。

韓国語の検定や試験に挑戦する

4つ目のステップは韓国語にまつわる検定や試験への挑戦です。

独学の場合、学習の成果が見えにくいこともあり、モチベーションの維持が簡単ではありません。検定や試験に挑戦することで、目標が明確となりモチベーションの維持がしやすくなるだけではなく、実際の成果を確認できます。

日本で代表的な韓国語検定には「ハングル能力検定」「韓国語能力試験（TOPIK）」などがあります。

韓国語の検定・試験に挑戦する際は、まずハングル能力検定の5級もしくはTOPIKの1・2級を狙うとよいでしょう。

韓国語の独学は何から始める？勉強方法とポイント

韓国語を独学で学習する際の勉強方法やポイントは次の3つです。

それぞれについて詳しく解説します。

1. テキストを入手する

韓国語の学習に限らず、独学で学習をはじめる際はテキスト選びが重要です。

韓国語のテキストは、日本において需要が高いこともあり、数多くのテキストがあります。そのため、内容をしっかりと確認し自身のレベルにあったもの選ぶ必要があります。

また、使いやすいテキストを選ぶことも重要です。「イラストが多い」「テキストがシンプル」など多くのタイプがありますので、自身が継続しやすいデザインのテキストを選ぶとよいでしょう。

2.本・歌詞・動画など韓国語のコンテンツに触れる

マンガや歌、ドラマなど、自身が興味のあるコンテンツに触れることもポイントの1つです。

例えば歌が好きであれば、K-POPグループの歌詞を翻訳する、歌っている発音を何度も繰り返し聞く、などを行えば楽しみながら学習できます。

また、ドラマが好きであれば、韓流ドラマで俳優が喋っているセリフと日本語の字幕を比べてみるのも面白いかもしれません。

また、楽しみながら学習できるだけでなく「実際の声でドラマを楽しみたい」「意味を理解しながら歌を聞きたい」など学習意欲の向上にもつながるでしょう。

3.日常会話のフレーズや発音を学ぶ

日常会話のフレーズや発音を学ぶのもポイントです。

言語は使えば使うほど習得が進みます。そのため、使う機会の多い日常会話などのフレーズや発音を学ぶことで習得スピードの向上につながります。

また、韓国への旅行や韓国人との会話をするなどの予定を立て、予定に向け学習をおこなうこともモチベーションを維持しやすいためおすすめです。

韓国語を独学で習得するスケジュール例

1日1時間勉強した場合の独学スケジュール例を紹介します。ただし学習のペースには個人差があるため参考としてみてください。

1ヵ月目	ハングル語の習得
2～4ヵ月目	単語・初歩の文法習得
5ヵ月目	パッチムの発音練習
6ヵ月目	短い文章での会話練習

独学で学習を進めるにあたって重要な点は、どのようにモチベーションを維持し毎日勉強を続けるかです。

モチベーションを維持するコツとしては「勉強する時間とタイミングを決めて実施する」「試験や検定など中間目標を設定して学習する」などがあります。

また、できるだけ短期間で習得したい、しっかりとした発音を学びたい、という方には通信講座の受講も検討してみてください。

韓国語の独学におすすめの通信講座

より早く韓国語を習得したい方にはユーキャンの「はじめての韓国語講座」がおすすめです。

「はじめての韓国語講座」のテキストは、イラストや図が多く使用されており初学者でも非常にわかりやすい内容となっています。

また、すべてのレッスンにネイティブ講師の講座動画もついているため、例え知識の無い状態から学習をはじめても3ヵ月で成長を実感できます。

さらに、受講開始12ヵ月後まではすべてのサポートが受けられるため、育児や仕事など勉強時間の確保が難しい方でも安心して受講可能です。

まとめ

韓国語を独学で学習することは可能です。しかし、決して簡単というわけではなくしっかりとした学習が必要です。

特に韓国語には、二重母音やパッチムといった日本語にはない発音が存在するため、韓国語での会話習得に苦労する日本人は少なくありません。

また、独学で日常会話レベルになるには約200時間が必要といわれており、1日1時間の勉強であれば約7ヵ月で習得が見込めます。

より効率的に韓国語を学びたい、という方はユーキャン「はじめての韓国語講座」の受講がおすすめです。