「簿記1級を独学で勉強したいけれど、合格できるのか不安」
「簿記1級の独学におすすめの勉強方法を知りたい」
簿記1級の取得に向けて独学で頑張ろうと思っている方は、このような疑問や不安をお持ちでないでしょうか。
そこで今回は、簿記1級は独学で取得できる資格なのか、勉強方法やスケジュールなどについて解説していきます。おすすめの勉強方法についても紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
なお、簿記1級の合格を目指すなら、独学よりも通信講座のユーキャンで取り組むのがおすすめです。
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目次
簿記1級の独学は無理?どのくらい難しい?
簿記1級の正式名称は日商簿記1級です。日商簿記1級の平均的な合格率は10%前後で、800時間~2,000時間の学習時間が必要と言われている、難易度の高い資格です。
簿記2級・3級と違い、簿記1級は科目が4科目と多く、さらに各科目に最低合格点が定められています。4科目のうち、どれか1科目でも25点中10点未満だった場合は、4つの科目の合計点が合格基準の70%以上を超えていたとしても、不合格となってしまうのです。
簿記1級を独学で取得している人も実際にいるので、絶対に無理とは言い切れませんが、上記のように難易度が高いため、一般的には独学での合格は難しいと言われています。
簿記1級に必要な勉強時間や合格率について知りたい方は、「簿記1級に必要な勉強時間は?2級から目指す場合の最短勉強時間の目安や合格率推移も紹介」も参考にしてください。
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簿記1級の独学におすすめの勉強方法
簿記1級は独学での合格は難しいですが、おすすめの勉強方法も存在します。簿記1級におすすめの勉強法は以下の通りです。
4科目をまんべんなく対策する
簿記1級では商業簿記、会計学、工業簿記、原価計算の4科目から出題されます。配点はそれぞれ25点ですが、各科目で最低40%、つまり10点以上を取る必要があります。
そのため簿記3級や簿記2級のように、苦手な科目を勉強しないという勉強方法は使えません。4科目をまんべんなく学習し、苦手科目・苦手問題を作らないようにすることが大切です。
過去問・予想問題集を繰り返し解く
簿記1級は出題範囲がとても広いにもかかわらず、試験では4科目を180分(商業簿記&会計学90分+工業簿記&原価計算90分)で解く必要があります。そのため、早く正確に問題を解けるように、過去問でスピードに慣れることも重要です。
過去問題集に取り組むことで、出題傾向になれることもできます。過去問題集や予想問題集を解くときは、できるだけ本番と同じ状況に近づけて、制限時間を設けて過去問や予想問題集を解くようにしましょう。
苦手な問題は確実につぶす
先述の通り、4科目それぞれに最低合格点が設けられています。そのため簿記1級は、捨て科目があると合格が難しくなります。苦手な問題を放置していると命取りになる可能性が高いので、苦手な問題は確実につぶしていきましょう。
特に苦手な問題については、専門書を読むなどして確実に対策しておく必要があります。
簿記2級までの復習を欠かさない
簿記1級の試験は、ただ知識を暗記して合格できるような内容ではありません。簿記2級までの仕訳などの知識をしっかりと理解したうえで、自分の頭で仕訳の仕組みを整理できるようにしておく必要があります。
そのため、簿記3級・簿記2級の理解なしには、簿記1級の問題を解くのは難しいでしょう。簿記2級までの苦手分野はつぶしておくためにも復習が大切です。
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簿記1級の独学におすすめの勉強スケジュール
簿記1級の合格までには、800時間~2,000時間の勉強時間が必要と言われています。長期戦となる簿記1級の勉強には、最初におおまかな長期スケジュールを立てておくことが重要です。
簿記1級合格を独学で目指す場合の、おすすめの勉強スケジュールをご紹介します。
初期:テキストを流し読みする
1級は試験範囲が広いので、全体を把握することが重要です。特に深い理解が求められる分野に関しては、まずは後回しにしても問題ありません。とにかくテキストを一周して、これからどのような内容をどれくらい学ぶのか、概要を知ることが大切です。
全体像を把握してから、自分の理解が足りなかった分野に取り組みましょう。
中期:過去問題集を解いて演習をする
テキストを通して読んだ次は、過去問題集に取り組みましょう。過去問題集を繰り返し解いて、実際の出題形式や難易度に慣れながら、内容の理解を深める目的があります。
最初はテキストを通して読んだだけなので、回答を間違える問題も多いと思いますが、むしろ間違った問題の復習が重要です。知識が定着しやすくなるよう、間違えた問題は翌日に問題を解き直すことをおすすめします。
試験直前期:予想問題集に取り組む
簿記1級は出題範囲が広いにもかかわらず、短い時間で問題を解く必要があります。そのため試験直前には予想問題集を使って、時間配分や緊張感に慣れることが大切です。
試験当日のように、時間を測って問題集に取り組みましょう。時間配分のトレーニングや集中力を保つトレーニングとしても有効です。
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簿記1級に独学で合格できる・できない人の特徴
独学での簿記1級の合格は、正直難しいと言える資格です。簿記1級に独学で合格できる人とできない人には違いがあります。それぞれの特徴を見ていきます。
独学で合格できる人の特徴
簿記1級に独学で合格できる人の特徴です。ご自身が当てはまるかチェックしてみてください。
- 地頭がよく勉強が得意な人
- 毎日コツコツ勉強できる人
- 勉強に十分な時間を割ける人
- 自分に合ったテキストが選べる人
独学で合格できない人の特徴
簿記1級に独学で合格するには難しい人の特徴は、以下の通りです。
- 勉強がもともと得意でない人
- 意志が弱くさぼりがちな人
- 勉強時間を確保するのが難しいほど忙しい人
- テキストや問題集を手あたり次第に買ってしまう人
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簿記1級の独学が辛いならユーキャンの通信講座がおすすめ
難易度の高い簿記1級の合格は、独学では限界があるため、通信講座やスクールなど有料の講座を利用している人が多いです。
ユーキャンには日商簿記1級の講座はありませんが、簿記2級・3級の通信講座が役に立ちます。
定期的な通信添削でモチベーションが保てる
簿記1級は最長2,000時間もの学習時間が必要になり、モチベーションを保つのも大変ですが、学習サポートの手厚い通信講座ならモチベーションの維持についても安心です。
ユーキャンでは定期的な通信添削が用意されています。丁寧な解答が返送されてくるので、独学では気がつきにくい弱点や、得点アップのポイントも知ることができます。
専用スケジュールが受け取れる
ユーキャンでは、受講開始時に自分専用のスケジュールを受け取ることができます。
通信講座は自分で学習のペースを作ることが重要です。スケジュールに合わせて学習すれば、自然と力がついていくことでしょう。
最大1年間指導してもらえる
ユーキャンの簿記に関する通信講座は、半年を学習期間として定めています。しかし、ユーキャンでは最大1年まで指導サービスを受けることが可能です。
簿記1級の学習は長期戦です。1年間みっちり学習ができるユーキャンは、魅力的な通信講座と言えます。
簿記1級の勉強に通信講座を選ぶメリットについて詳しく知りたい方は、「簿記1級の勉強なら通信講座がおすすめ?予備校や独学のそれぞれのメリットを解説」も参考にしてください。
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まとめ
簿記1級は独学では合格するのが難しい、難易度の高い資格です。じっくり腰を据えて、高い目標を持ち、勉強時間を毎日しっかり確保できる方でも、なかなか合格するのが難しいのが現状です。
スクールや通信講座等、自分に合った方法で学習に取り組むことをおすすめします。
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