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auひかりは遅い?
auひかりは決して遅い回線ではありません。auひかりは一般的な光回線が1Gbpsが最高の速度であるのに対して、最大10Gbpsの速度を実現しています。
サービス名 | 最大回線速度 |
---|---|
auひかり | 10Gbps(地域制限あり) |
NURO光 | 10Gbps(地域制限あり) |
その他の光回線 | 1Gbps |
そのため、auひかりが遅い場合は何かしらの原因があると考えられます。回線本来の速度をフルに活かすために、回線が遅くなる原因と対処法を解説します。
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auひかりが遅いと感じるときに今すぐ確認したいこと
通信障害が発生してないか
auひかりに通信障害が発生している場合、速度が大幅に落ちる可能性があります。障害の有無は、公式サイトまたは公式Twitterで確認できます。
また、公式で特に発表がない場合はSNSなどを見ると、同様の問題が発生していないか確認できます。通信障害が原因の場合は、障害が直るまで待つしかありません。
auひかりの障害について詳しく知りたい方は「auひかりの通信・接続障害の対処法!メンテナンス情報や機器の不具合がないか確認しよう」も参考にしてください。
ホームゲートウェイが省エネモードになっていないか
「ホームゲートウェイ」の設定が「省エネモード」になっている場合、速度が落ちる可能性が高くなります。ホームゲートウェイとは、auひかりから貸し出されるルーターのことを指します。
省エネモードが動作しているときは、ホームゲートウェイの電源ランプがゆっくりと緑色に点滅し、その他のランプが消灯します。
省エネモードで動作している場合は、省エネモードをオフにすることで速度を通常に戻せます。オフにする手順は以下のとおりです。
- 機器の「省エネ」ボタンの位置を確認する(大抵は機器の横)
- 省エネボタンをオフにする
無線LANとデバイスが離れていないか
無線LANを利用している場合は、繋いでいるデバイスとルーターの距離が離れていないかを確認しましょう。物理的に距離が開くと、速度が落ちる可能性があります。
また、距離が近くてもルーターとデバイスとの間に障害物がある場合、速度が落ちることもあります。例えば、コンクリートの壁や床などで電波が阻まれている場合、距離に関係なく遅くなる場合があります。
距離が離れていたり、障害物を挟んで無線LANを利用している場合はルーターの位置を再検討してみてください。
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auひかりが遅いと感じるときの対処法
通信機器を再起動する
一度通信機器を再起動してみることで、速度が正常値に戻る場合があります。そのため、通信に関わる機器の電源を落とし、再起動してみましょう。
例えば、確認すべき機器に以下のようなものがあります。
- WiFiルーター
- インターネットを接続するデバイス(パソコン、スマホなど)
- ホームゲートウェイ
LANケーブルを変更する
LANケーブルの規格が古いため、本来の速度を出せていない場合もあります。LANケーブルには「CAT」という規格が割り振られています。
LANケーブルに書かれている英数字が「5e以下(5dなど)」の場合、最大速度が100Mbpsになります。つまり、回線本来のスピードが出せていない状態になります。
ケーブルの種類を確認したいときは、ケーブルに印字されている英数字を確認しましょう。古い規格のLANケーブルを利用していた場合は、ケーブルを新しいものに変更してください。
通信機器を変更する
通信機器が高速回線に適応していない場合、回線速度が思うように出ないことがあります。この際は高速回線に適応した通信機器に変更することで、回線の速度が上がる可能性が高いです。
以下では、親機と子機についてそれぞれ見ていきましょう。
親機の場合
親機であるルーターの規格が古い場合、auひかりの最大速度を出せないことがあります。具体的な限界速度は、ルーターの規格により決まっています。以下の表に、ルーターの規格と限界速度をまとめましたので参考にしてください。
無線ルーター | 最大速度 |
---|---|
IEEE802.11a | 54Mbps |
IEEE802.11b | 11Mbps |
IEEE802.11g | 54Mbps |
IEEE802.11n | 150~450Mbps |
IEEE802.11ac | 6.9Gbps |
IEEE802.11ax | 9.7Gbps~1.14Gbps |
一般的な光回線の最大速度である1Gbps以上の速度を出すためには、無線LANの規格が「IEEE802.11ac」以上でなければなりません。無線LANの規格は、説明書や外箱を見るか、パソコンでコマンドプロンプトを起動し「netsh wlan show interface」と入力すると確認できます。
無線LANが古い場合は買い替えると解決できますが、ホームゲートウェイの方が古い場合は自分で変えることができません。そのため、ホームゲートウェイの規格が古い場合は、auに問い合わせて確認しましょう。
子機の場合
子機であるパソコンのLANポートが高速通信に対応していない場合、速度が出ない可能性があります。auひかりの高速回線を実現するためには、LANの差込口が「1000BASE-T」に対応していなければなりません。
差込口を直接確認することで、差込口の規格を確認することができます。しかし何も書いていないパソコンも多く、パソコン側でLANの差込口の規格を確認する必要がある場合もあります。具体的な確認方法は以下のとおりです。
- コントロールパネルから「デバイスマネージャー」を開く
- ネットワークアダプターという欄を開く
- 「1000BASE-T」もしくは「Gigabit」という表示を探す
1.コントロールパネルから「デバイスマネージャー」を開く
2.ネットワークアダプターという欄があるので開く
3,「1000BASE-T」もしくは「Gigabit」という表示を探す
また、OSが「IPv6」に対応していない場合も、速度が落ちる可能性があります。例えば、Windowsであれば「Windows Server 2003」よりも昔のOSだと、IPv6に対応していません。
通信機器のメモリを確認する
インターネットを利用しているデバイスの処理能力が低いと、速度が落ちる可能性があります。そこで、デバイスで行っている処理をなるべく減らしてみましょう。
例えば以下のようなメモリ削除方法があります。
- 常駐ソフトの削減
- ハードディスクの最適化
- 使っていないアプリのタスクキル
それでも速度が上がらない場合は、デバイス自体のスペックが低い可能性があるため、買い替えも視野に入れる必要があります。
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それでもauひかりが遅いと感じるときは?
以上の対処法を試しても速度が上がらない場合は、auひかりに問い合わせてみましょう。問い合わせは、auひかりのお問い合わせページから可能です。
auひかりに相談したい方は「お問い合わせページ」からご相談ください。
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auひかりが遅いと感じるときのよくある質問
夜の時間帯は遅くなる?
夜の時間帯は回線利用者が多くなるため、どうしても速度が遅くなります。また、休日や連休など利用者が多い曜日や時間は、回線が混み合って回線速度が遅くなる可能性があります。
マンションタイプは戸建てタイプよりも遅い?
マンションの管理者がVDSL形式で光回線を利用している場合、戸建てよりも遅くなる可能性があります。また、マンションに導入されている光回線のプランによっても速度は変わります。
大家の方が同意し導入の条件をクリアしていれば、戸建てと同様のホームタイプへの変更も可能です。