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光回線工事ができないときに考えられる原因

光回線を契約しようしたが、工事ができない場合があることをご存じでしょうか。また現場で担当の方に理由を説明されても、よくわからなったという方も多いのではないでしょうか?

この記事では、光回線を工事できないときによくある原因について紹介します。工事を断られてしまった場合の対処法についても紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

はじめに、原因について詳しくみていきましょう。

居住エリアに問題がある場合

回線エリアに入っていない

お住まいの地域が回線エリアに入っていない場合、光回線工事はできません。例えば離島や奥地などの地域はサービスが提供されていない場合があるため、まず調べてみることをおすすめします。

ソフトバンク光の適用地域はフレッツ光のサイトで確認できます。調べる手順は東日本と西日本で異なり、それぞれ以下のとおりになります。

NTT東日本

  1. 提供エリアの確認ページへアクセスする
  2. 住んでいる都道府県をクリックする
  3. 市区郡町村を選択して「次へ」をクリックする
  4. 大字・字丁目なども同様に選択して「次へ」をクリックする
  5. 建物形態にチェックを入れて「次へ」をクリックする
  6. 建物名を選択して「次へ」をクリックする

1.提供エリアの確認ページへアクセスする
確認_1

出典:https://flets.com/

2.住んでいる都道府県をクリックする
確認_2

出典:https://flets.com/

3.市区郡町村を選択して「次へ」をクリックする
確認_3

出典:https://flets.com/

4.大字・字丁目なども同様に選択して「次へ」をクリックする
確認_4

出典:https://flets.com/

5.建物形態にチェックを入れて「次へ」をクリックする
確認_5

出典:https://flets.com/

6.建物名を選択して「次へ」をクリックする

NTT西日本

  1. 提供エリアの確認ページへアクセスする
  2. 住宅のタイプにチェックを入れる
  3. 郵便番号・府県・電話番号のいずれかを入力して「次へ」をクリックする
  4. 順番に住所をクリックする
  5. 「この住所で判定します」をクリックする

1.提供エリアの確認ページへアクセスする
確認_7

出典:https://flets.com/

2.住宅のタイプにチェックを入れる
確認_8

出典:https://flets.com/

3.郵便番号・府県・電話番号のいずれかを入力して「次へ」をクリックする
確認_9

出典:https://flets.com/

4.順番に住所をクリックする
確認_10

出典:https://flets.com/

5.「この住所で判定します」をクリックする
確認_11

出典:https://flets.com/

時間の経過にしたがって全国各地にエリアは拡大し続けているものの、現在エリア外である場合は対応するまで待つしかありません。

自宅の周辺環境が悪い

自宅の周辺環境が悪いと、光回線工事ができない場合があります。光回線工事ができない原因となりうる周辺環境としては以下のようなことが考えられます。

  • 住宅から電柱までの距離が遠い
  • 隣の家の上に線を通す許可が下りない
  • 川や道路をまたぐ際に国の許可が下りない
  • 建物の所有者から工事の許可を得られない

しかし、事前の挨拶や許可取りで解決できる場合も多いです。例えば近隣の方に挨拶をして許可をもらうなど、できることはさまざまにあります。

建物(戸建・マンション)に問題がある場合

光ファイバーを引き込めない構造になっている

建物へと光ファイバーを引き込めない場合も光回線工事はできません。3階を超えるような部屋は電柱より高い位置にあるため、光ケーブルを引き込むことが難しくなります。外壁の壁面や付帯部が原因で、光ケーブルを設置できない場合もあります。

しかし、契約するサービスやプランによっては同じ状況でも工事できる場合があるため、まずは工事ができるかを確かめてみると良いでしょう。現場調査をしてもらい、可能であると判断されたらそのまま依頼できます。

回線設備が整っていない

施工する家に必要な回線設備が整っていないため、光回線工事ができない場合もあります。建物の築年数が古いと、光回線に対応するケーブルや分電盤が存在しないことも珍しくありません。

また古めの集合住宅の場合、インターネットに接続できる環境があっても光回線ではなくADSL回線である可能性が考えられます。元が光回線であっても部屋までの回線がVDSLの場合、回線スピードが遅くなるため注意しましょう。

建物の所有者から許可がおりない

建物の所有者から許可が下りず、光回線工事ができない場合があります。アパートなどの賃貸物件の場合、光ファイバーを通すため壁に穴を開けるなどの作業が発生することがあります。

そのような場合、所有者の許可が必要です。工事日前にあらかじめ所有者の許可を取っておくことが重要です。

さらにいうと、光回線を利用したい場合は既に導入済みの物件を選ぶとスムーズに利用開始できます。

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光回線工事ができない場合はどうしたらいい?

光回線工事ができない場合にはどうしたら良いのでしょうか。工事不可という状況は簡単に対処できるものではありません。

そのため、インターネットに接続する別の手段を用意することが最も簡単な解決策といえます。ここでは、光回線工事ができない場合の代替案を見ていきましょう。

モバイル通信を利用する

モバイル通信を利用してインターネットに接続する方法があります。例えばポケットWiFiやWiMaxを利用すると、工事をすることなくインターネットに接続することが可能です。

またモバイル通信には、持ち運んで使えるメリットもあります。そのため、外出先でスマホの通信量を消費したくない場合なども非常に便利です。

ただしモバイル通信には、対応していないエリアや通信量の上限がある点に注意しなければなりません。

CATV(ケーブルテレビ)を利用する

CATV(ケーブルテレビ)を利用してインターネットに接続する方法があります。CATVの回線を通じてインターネットに接続するため、回線工事を行う必要がありません。

さらにインターネットだけでなく、CATVが提供する番組を楽しめるメリットもあります。サービスは会社ごとに異なるため、一度地域のCATVについて調べてみると良いでしょう。

ホームルーターを利用する

ホームルーターを利用してインターネットに接続する方法もあります。ホームルーターとは、家庭用のコンセントを指すのみでWiFi接続ができるようになる機器のことです。特に利用に際して準備が必要ないため、光回線工事ができなくてもまったく支障はありません。

また、スマホとの組み合わせで月額料金に割引が適用される場合があります。例えばホームルーターであるSoftbankAirを契約する際、ソフトバンク(もしくはワイモバイル)ユーザーは、月額料金が11か月間1,000円引きになるキャンペーンを利用することが可能です。

スマホでテザリングする

スマホでテザリングしてインターネットに接続する方法もあります。テザリングとは、スマホで利用中のモバイル通信を他のデバイスで共有する機能です。

ただし使い方によっては、スマホがすぐに毎月の通信上限に達してしまいます。追加費用を支払って通信量の上限を引き上げることは可能ですが、料金は割高に設定されている場合が多いです。そのため、毎月の通信量が少ない場合や他の回線を契約するまでのつなぎとして利用することをおすすめします。

居住エリア対応の他回線を利用する

お住まいの居住エリア対応の光回線を探して、インターネットに接続する方法も検討する価値があります。一口に光回線と言っても、提供会社により対応エリアは大きく異なります。

ある光回線は提供エリア外で利用できない場合でも、別の事業者の光回線なら工事可能で契約できる可能性があります。1社のみのエリア判定で光回線をあきらめるのではなく、さまざまな会社が提供する光回線のエリア判定を調べてみましょう。

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