おすすめ映画&小説

皆様こんにちは。かおるです。

2024年、もう6月ですね。
年越ししたのがつい昨日のことのようです。

そして6月といえば、梅雨。
じめじめして、髪の毛はうねったりひろがったり、肌はペタペタするし、傘はかさばるし、
できれば外出は控えたいです。

 

部屋で着慣れたルームウェアに身を包み、好きな飲みものやお菓子なんかを用意して優雅に過ごしたい!

お家ということを忘れてしまうほど、濃厚な時間を過ごしましょう!!

映画

お家でゆっくり鑑賞できる映画をご紹介していきます。

 

グランド・ブダペスト・ホテル


どのシーンを観てもおとぎ話のような世界観にうっとりします。砂糖菓子で作られたような世界で繰り広げられる映画です。

場面場面がいちいちかわいい!!例えるなら、ミニチュアのドールハウスみたいな世界がずっと楽しめる映画です。セリフや登場人物のキャラクターも魅力的で、すごく世界に引き込まれる映画です。

 

スパイダーマン:スパイダーバース

続編は「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダース」です!どちらもカラフルな世界でまるでアメコミの中に紛れ込んでしまったかのような錯覚になるくらい、面白い映画です!

映画を観ているだけなのに、アトラクションに乗っているかのような感覚になります(笑)いろいろな世界からスパイダーマンが大集合!な映画です。私はシリーズ3作品目がもう気になってしょうがないです。早く公開しないかな~~~と首を長くして待っています。

 

オペレーションフォーチュン

私、かおるが大好きなガイ・リッチー監督の作品です。
相変わらずテンポが良くて、ドタバタしている!(笑)テンポが早いので時間を忘れてあっという間に鑑賞し終わってしまう映画だと思います^^

小説

ここからは窓の外に降る雨音に耳を済ませながら読書タイムです。

 

ザリガニの鳴くところ (作者:ディーリア・オーウェンズ)

この作者、実は初めてこの小説を書いたらしいです。しかも、動物学者でもあるらしいのです!
だからか、この小説の描写は文字を読んでいるのにもかかわらず、目の前に自然が広がっているような感覚になります。
しかも面白いことに、この主人公カイアの生い立ち(過去)と事件(現在)をもとに話が進んでいくんです。どのような結末を迎えるのかと気になって仕方がありませんでした。
アメリカの大自然を楽しみたいと思う方にはぴったりだと思います^^しかも舞台が湿地なので梅雨にもぴったりですね。

ちなみにこちらは映画化されています。
─ 説明 ─

【本屋大賞翻訳小説部門(2021年)】【みんなのつぶやき文学賞海外篇1位(第1回)】【翻訳ミステリー読者賞(第9回)】家族に見捨てられながらも、広大な湿地でたったひとり生きる少女に、ある殺人の容疑がかかり…。みずみずしい自然に抱かれて生きる少女の成長と不審死事件が絡み合い、思いもよらぬ結末へと物語が動き出す。【「TRC MARC」の商品解説】

ノースカロライナ州の湿地で青年の遺体が見つかる。村の人々は「湿地の少女」カイアに疑いの目を向ける。6歳で家族に見捨てられ、人々に蔑まれながらたった一人湿地で生き抜いてきたカイアは果たして犯人なのか【商品解説】

(以下略)

 

同志少女よ、敵を撃て (作者:逢坂 冬馬)

第11回アガサ・クリスティー賞大賞、2022年本屋大賞、第9回高校生直木賞を受賞した小説です!話題にもなったので表紙だけでも知っている方は多いと思います。
こちらは比較的ボリュームがあるのですが、気がついたらあっという間に読み終えてしまう小説でした。それだけ世界に没頭して読める作品です。

主人公たちがたどっていく時間が、自分もその場にいるような臨場感があります。それだけ引き込まれる世界です。

タイトルの意味や、主人公の心境など、読み終わった後でもずっといろいろなことを考えてしまいます。主人公の覚悟には感服するばかりです。

覚悟を持って行動する強さが私的にとてもぐっときました。

─ 説明 ─

【アガサ・クリスティー賞大賞(第11回)】【本屋大賞(2022年)】【高校生直木賞(第9回)】独ソ戦が激化する1942年、母をドイツ軍に惨殺され、赤軍の女性兵士に救われた少女セラフィマは、復讐のため、訓練学校で一流の狙撃兵になることを決意する。訓練を重ねた彼女は、やがてスターリングラードの前線へ…。【「TRC MARC」の商品解説】

1942年、独ソ戦のさなか、モスクワ近郊の村に住む狩りの名手セラフィマの暮らしは、ドイツ軍の襲撃により突如奪われる。母を殺され、復讐を誓った彼女は、女性狙撃小隊の一員となりスターリングラードの前線へ──。第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作。【商品解説】

 

歌われなかった海賊へ (作者:逢坂 冬馬)

上記「同志少女よ、敵を撃て」の続編です。
物語とはいえ、現実に起こり得そうなことだなと思わせられる小説です!私はこの小説を読み終わってから数ヶ月経ちますが、まだ引きずってます。事あるごとに思い出して引きずってます。

読んでいくうちに、いつの間にか自分も主人公と一緒に行動しているような気持ちになってくるんです。登場人物たち全員が勇気をだして行動する世界に、最後読み終わったあとは、とんでもない世界を見てしまったかのような感覚に陥ること間違いなしです。

自分だったらどのように行動するか、どのように受け取るか、そんなことを考えさせられる小説です。

─ 説明 ─

1944年、ナチ体制下のドイツ。父を処刑された少年ヴェルナーは、エーデルヴァイス海賊団を名乗るエルフリーデとレオンハルトに出会う。市内に敷設された線路を辿った果てで「究極の悪」を目撃した彼らのとった行動とは…。【「TRC MARC」の商品解説】

1944年、ナチ体制下のドイツ。父を処刑されて居場所をなくした少年ヴェルナーは、体制に抵抗しヒトラー・ユーゲントに戦いを挑むエーデルヴァイス海賊団の少年少女に出会う。やがて市内に敷設された線路の先で「究極の悪」を目撃した、彼らのとった行動とは?──本屋大賞受賞第一作。【商品解説】

 

虐殺器官 (作者:伊藤計劃)

これから現実に起こりそうなSF小説です。アニメ映画化もされています。わたくしはこのアニメ映画も大好きです。

もちろんジャンルがSFなので時代は未来の設定だとは思うんですが、個人的にあまり遠すぎない未来だと思っています。

ジョン・ポールは何者か、そんなセリフが妙に頭に残る小説です。

─ 説明 ─

9・11以降の、“テロとの戦い”は転機を迎えていた。先進諸国は徹底的な管理体制に移行してテロを一掃したが、後進諸国では内戦や大規模虐殺が急激に増加していた。米軍大尉クラヴィス・シェパードは、その混乱の陰に常に存在が囁かれる謎の男、ジョン・ポールを追ってチェコへと向かう…彼の目的とはいったいなにか?大量殺戮を引き起こす“虐殺の器官”とは?現代の罪と罰を描破する、ゼロ年代最高のフィクション。【「BOOK」データベースの商品解説】

【PLAYBOYミステリー大賞(第1回)】9・11以降、後進諸国では内戦や大規模虐殺が急激に増加していた。米軍大尉クラヴィス・シェパードは、その混乱の陰に常に存在が囁かれる謎の男を追ってチェコへと向かう…。巻末に著者と円城塔の対談も収録。【「TRC MARC」の商品解説】

米情報軍大尉クラヴィス・シェパードは、後進諸国で頻発する内戦や虐殺の背後に存在する謎の男、ジョン・ポールを追うが……。現代の罪と罰を描破した30万部のベストセラー。【商品解説】

 

ハーモニー (作者:伊藤計劃)

上記「虐殺器官」の続編です。「虐殺器官」の世界後、人間から不幸を取り払われた世界が舞台なんです。病気もなくて、皆が常に優しい世界。そんな世界に息苦しさを感じた人のお話です。

「虐殺器官」、「ハーモニー」は特にお気に入りの小説なんです!!世界観がもう最高なんです。

不幸が完全に取り払われた世界と言われると、その言葉の通り皆が幸せに生きていると思うはずなのに、なぜ息苦しさを感じるのでしょうか。ぜひ一度は読んでいただきたいです^^

─ 説明 ─

21世紀後半、“大災禍”と呼ばれる世界的な混乱を経て、人類は大規模な福祉厚生社会を築きあげていた。医療分子の発達で病気がほぼ放逐され、見せかけの優しさや倫理が横溢する“ユートピア”。そんな社会に倦んだ3人の少女は餓死することを選択した―それから13年。死ねなかった少女・霧慧トァンは、世界を襲う大混乱の陰に、ただひとり死んだはずの少女の影を見る―『虐殺器官』の著者が描く、ユートピアの臨界点。【「BOOK」データベースの商品解説】

【日本SF大賞(第30回)】【星雲賞日本長編部門(第40回)】【フィリップ・K・ディック賞特別賞(2011年度)】【大学読書人大賞(第5回)】優しさと倫理が支配するユートピアで、3人の少女は死を選択した。13年後、死ねなかった少女トァンが、人類の最終局面で目撃したものとは? 巻末に著者のインタビューも収録。【「TRC MARC」の商品解説】

優しさと倫理が支配するユートピアで、3人の少女は死を選択した。13年後、死ねなかった少女トァンが、人類の最終局面で目撃したものとは? オールタイム・ベストSF第1位【商品解説】

公開中映画

そして上映中の映画をちょっとご紹介します!きっと、天気が悪くても、映画館で観たい!という方もいるかもしれません。

ぜひお近くの映画館で調べてみてください。

 

ライド・オン

ジャッキー・チェン50周年の集大成がここに!やっぱりカンフー映画はアクションの中でも、見ていてかっこいいですよね!!自分もあんな感じにやってみたい~~と思っちゃいます。

年齢を感じさせないスタイリッシュなカンフーに、見惚れるばかりでした(笑)体幹が桁違いなのが観ているだけで伝わってきます。腕もムキムキですごかったです。笑いあり涙ありの映画で最高でした^^

 

マッドマックス フュリオサ

マッドマックスシリーズ5作品目になります。ヒャッハー!な映画です。すごくおもしろかった~~~!

映像の色彩がすごく綺麗ですよね。真っ青を通り越して真水色な空が目を引きます。

荒廃した世界を舞台にしているのに、色彩が鮮やかだからかあまり陰鬱さを感じさせません。というか登場人物が皆個性的だからということもあるかもしれませんね。

 

告白 コンフェッション

この映画は初めて映画館で予告を見てからずっと気になっていた映画です。雪山でもう最期だと思ったから告白したのにーー助かってしまった。いや、気になりすぎるでしょ(笑)ってなりました。そしてやっと公開されたのですが、私はまだ観に行けていません;;早くタイミングをみて行こうと思います。

原作は「カイジ」作者、福本伸行さんと「沈黙の艦隊」作者、かわぐちかいじさんの漫画です。私、漫画は未読です。

映画といっても上映時間は74分程度とかなり短めです。

 

 

そして、6/21に公開する映画が、「バッドボーイズ RIDE OR DIE」!シリーズ4作品目になる映画がついに公開されます。今年も他に面白そうな映画がたくさん公開されるので、楽しみです^^

 

最後までお読みいただきありがとうございました!
天気の崩れや気温の変化も大きくなる頃かと思いますので、あまり無理せずゆっくりマイペースに趣味を楽しんでいきましょう^^