目次
WiMAXの通信(速度)制限を知る前に必要な前提知識
WiMAXを利用を検討中に「通信制限でネットを快適に利用できないのではないか」と不安に感じてはいないでしょうか?
WiMAXの通信制限について理解するためには、まずは2つの通信回線について知る必要があります。WiMAXでは、以下の2つの通信回線を利用します。
- WiMAX 2+
- au 4G LTE
WiMAX 2+は通常の「ハイスピードモード」で使用する回線です。最大通信速度は440Mbpsであるため、快適に高速通信が利用できます。
一方でau 4G LTEとは、オプションの「ハイスピードエリアプラスモード」でWiMAX 2+と併用する回線のことです。最大通信速度は1.2Gbpsであり、スマホと同じ回線を利用します。そのため、速度が速く圏外になりくいのが特徴です。
これら2つの回線では通信制限の条件が異なるため、違いや特徴に関して事前に把握しておきましょう。
\ここだけ!2,000円分のポイントゲット!/
WiMAXの通信(速度)制限とは?
WiMAXの通信制限とは、一定の通信量を利用した場合にかかる速度制限のことです。通信制限は、契約しているプランにより基準が異なります。
下表にプランごとの通信制限の違いをまとめましたので、参考にしてください。
プラン | 通信制限がかかる条件 | 制限後の通信速度 |
---|---|---|
7GBプラン | 月合計7GB以上使用 | 128Kbps |
ギガ放題プラン | 3日間で10GB以上使用 | 1Mbps |
au 4G LTE回線利用 | 月合計7GB以上使用 | 128Kbps |
ここからは、WiMAXの通信制限についてプランごとに解説します。
7GBプランの場合
7GBプランの場合、1か月で7GB以上の通信量を利用すると通信制限がかかります。制限後の通信速度は128Kbpsです。
128KbpsはLINEやメッセージがやっとできる程度の通信速度であるため、ネット利用が非常に困難になってしまいます。
またWiMAXではデータ容量の追加購入はできないため、一度制限がかかると解除されるのを待つしかありません。
ギガ放題プランの場合
ギガ放題プランの場合、直近3日間のデータ通信量が10GB以上になると通信制限がかかります。制限後の通信速度は概ね1Mbpsです。
直近3日間のみの合計値換算になるため、7GBプランほど通信量を気にせずネットを利用できます。
一日平均である3.3GBをわかりやすく利用用途ごとに換算すると、YoutubeのHD高画質動画なら約5.5時間の視聴、テキストメールなら約22万通になります。そのため通常の利用方法であれば、通信制限を気にする必要はほぼないと言えます。
また通信制限後の1Mbpsでも、標準画質の動画視聴を快適に行える通信速度であるため、不自由さを感じることは多くないでしょう。
au 4G LTE回線利用の場合
au 4G LTE回線を利用している場合、1か月で7GB以上を使用すると通信制限がかかります。制限後の通信速度は128Kbpsです。
注意点としてLTE回線を利用して通信制限がかかると、ギガ放題プランでも「月末まで128Kbps」の制限が適用されます。
そのため、LTE回線を利用する「ハイスピードエリアプラスモード」を使用する際は、データ通信量に細心の注意を払う必要があります。
\ここだけ!2,000円分のポイントゲット!/
WiMAXが通信(速度)制限される時間帯
WiMAXが通信制限される時間帯は、制限がかかるプランにより異なります。7GBプランとau 4G LTE回線利用の場合、時間に関係なく終日制限がかかります。
一方でギガ放題プランの場合、通信制限される時間帯は18時頃から翌2時頃までになります。そのため、日中の時間に仕事などで利用する際は、制限の影響を受けずに利用できます。
\ここだけ!2,000円分のポイントゲット!/
WiMAXの通信(速度)制限が解除される条件
WiMAXの通信制限が解除される条件は、プランにより異なります。下表にプランごとの解除条件をまとめたので、ぜひ参考にしてください。
プラン | 通信制限が解除される条件 |
---|---|
7GBプラン | 翌月1日に解除 |
ギガ放題プラン | 翌2時頃に解除 |
au 4G LTE回線利用 | 翌月1日に解除 |
ここからは、WiMAXの通信制限が解除される条件の詳細を見ていきましょう。
7GBプランの場合
7GBプランの場合、通信制限は翌月1日の午前0時以降に解除されます。残念ながら当月末までに通信制限を解除できるサービスは2020年10月現在ありません。
またポケットWiFiのようにデータ量購入もできないため、通信容量が超えないように注意しましょう。
ギガ放題プランの場合
ギガ放題プランの場合、通信制限は翌日2時以降に解除されます。例外として午前2時前から継続利用している場合は、通信は午前6時ごろまで通信制限が継続されることがあります。
通信制限が午前2時を過ぎても解除されない際は、一旦セッションを切断して再接続すると解除されます。
au 4G LTE回線利用の場合
au 4G LTE回線利用の場合、通信制限は翌月1日の午前0時以降に解除されます。注意点としてギガ放題プランでも、翌月1日まで速度制限は解除されません。
\ここだけ!2,000円分のポイントゲット!/
WiMAXの3日間の通信量を確認する方法
WiMAXの3日間の通信量を確認する方法として、以下の2つがあります。
- プロバイダのマイページ確認
- 端末の通信量カウンターを確認
マイページの該当する「my UQ WiMAX」で通信量を確認する手順は、以下のとおりです。
- my UQ WiMAXにログインする
- 「料金案内」タブをクリックし「通信量照会」を選択する
- 「月間通信量照会」または「過去3日間分の通信量照会」をクリックし内容を確認する
また、W05やW06などのルーターのカウンターで通信量を確認する手順は以下のとおりです。
- メニューから「設定」を選択する
- 「ステータス」を選択する
- 「通信量カウンター」を選択する
- 「データ設定」の「設定(3日)」を選択する
- 利用方法に応じて「カウント方式」を設定する
なお、利用しているプロバイダや端末により通信量の確認方法は微妙に異なります。
\ここだけ!2,000円分のポイントゲット!/
WiMAXの通信(速度)制限にかからないようにするコツ
こまめに通信量を確認する
WiMAXの通信制限にかからないようにするコツとして、こまめに通信量を確認する方法があります。特にハイスピードエリアプラスモードの使用時は、細心に注意を払う必要があります。
体感でデータ量を予測して利用していると、気が付いたら制限を超えていたということがよくあります。日頃から通信量を確認する癖をつけることが大切です。
光回線と併用する
大容量ファイルのダウンロードやオンラインゲームを頻繁に行うヘビーユーザーは、光回線との併用を検討すると良いでしょう。
自宅では光回線をメインで利用し、外出先ではWiMAXを利用するなど、使い分けをすることで制限にかかるリスクを少なくできます。
また制限がかかる夜間帯は自宅にいることが多い時間でもあるため、その時間帯は光回線を利用する方法もあります。
\ここだけ!2,000円分のポイントゲット!/
WiMAXの通信(速度)制限が解除されないときは?
ルーターを再起動する
時間が過ぎてもWiMAXの通信制限が解除されないときは、ルーターを再起動すると正常な速度になることがあります。ルーターの不具合が原因で解除されていない場合は、再起動すると直ります。
また再起動することで制限中のセッションを閉じられるため、確実に制限解除ができます。
ネットを切断して再確認する
WiMAXの通信制限が解除されないときは、一度ネットを切断して再確認してみましょう。利用環境によっては午前6時くらいまで制限がかかる場合もあります。そのため、ネットを切断してセッション閉じると良いでしょう。
2時前より継続して利用している通信については、2時以降も最大で6時頃まで速度制限が継続することがあります。この場合、一旦、セッションを切断すると速度制限が解除されます。
通信モードがLTEになっていないか確認する
WiMAXの通信制限が解除されないときは、通信モードがLTEになっていないか確認してみましょう。LTE回線で7GB以上使用したために速度制限がかかっている場合は、月末まで制限がかかり続けます。
通常の回線で通信しているつもりでも、LTE回線で接続してしまっていることがあります。こまめに通信量を確認して、7GBを超えない範囲で利用しましょう。
契約したプロバイダに問い合わせる
どうしてもWiMAXの通信制限が解除されないときは、契約したプロバイダに問い合わせて確認してみましょう。稀なケースですが、不正利用を疑われて速度制限がかけられる場合もあります。
\ここだけ!2,000円分のポイントゲット!/