自宅(家)にWiFi回線を導入する方法
自宅に固定回線を導入するのが難しく、WiFi回線の導入を検討している方は多いでしょう。しかし種類が多すぎて、どの方法でWiFiを導入すれば良いのか悩んでいませんか?
WiFiを自宅に導入する方法は、大きく分けて3種類あります。
回線の種類 | 光回線 | モバイルルーター | ホームルーター |
---|---|---|---|
料金 | 3,000〜5,000円 | 2,500〜4,000円 | 2,500〜4,000円 |
回線速度(下り) | 最大1Gbps | 最大612Mbps | 最大962Mbps |
通信制限 | なし | あり | プロバイダごとに異なる |
利用場所 | 自宅 | 自宅・屋外 | 自宅 |
開通工事 | あり | なし | なし |
引越し(移動) | 手続きが必要 | 手続き不要 | 手続き不要 |
そこでこの記事では、それぞれの特徴や利用方法について詳しく解説します。最後まで読むと、自身に最適のWiFi回線を見つけられます。
はじめにそれぞれの回線の特徴やおすすめの方を見ていきましょう。
固定回線|光回線
自宅でWiFi回線を利用する方法として、光回線を契約して、モデムから無線LANでWiFiを利用する方法があります。さっそく、光回線の特徴やおすすめの人を詳しく見ていきましょう。
特徴
光回線は、下り最大速度1Gbpsで現行最速の回線です。さらに通信制限がないため、快適にインターネットを利用できます。
ただし、光回線の月額料金は他の回線と比較して高めで、3,000~5,000円かかります。また、利用する際の開通工事や引越しする際の移転手続きなども必要です。
このように非常に高速の回線ですが「導入に手間がかかる」「利用場所は回線を引いた自宅のみ」など制限が多いです。
おすすめの人
光回線でのWiFi利用は「高速の通信を利用したい方」や「通信制限なしで大容量の通信をしたい方」におすすめです。
特に以下のような方に、光回線はおすすめと言えます。
- 家族で回線を利用する方
- オンラインゲームや高画質動画などを快適に利用したい方
- 安定した通信でストレスなくインターネットを楽しみたい方
モバイルルーター
自宅でWiFi回線を利用する方法として、モバイル回線を契約して、モバイルルーターでWiFiを利用する方法もあります。それでは、モバイルルーターの特徴やおすすめの方を詳しく解説します。
特徴
モバイルルーター・モバイルWiFiは月額料金が2,500~4,000円で、他の回線と比較して安価な料金設定です。
しかし、通信速度は下り最大速度440Mbpsと超高速ではありません。また、契約プランによっては通信速度に制限がある場合もあります。
一方で無線回線であるモバイルルーターは、利用する際の開通工事や引越しする際の手続きは不要です。配線不要であるため、電波を受信できる範囲であれば自宅以外の場所でも利用できます。
このように速度はそこまで速くはないですが、手軽にWiFi回線を利用できる方法であると言えます。
おすすめの人
モバイルルーターは「自宅以外でもWiFiを利用したい方」や「手軽にWiFiを契約したい方」におすすめです。
具体的には、以下のような方にモバイルルーターはおすすめと言えます。
- 自宅のみでなく外出先でもインターネットを利用したい方
- 頻繁に引越しをする可能性がある方
- すぐにでもインターネットを利用したい方
ホームルーター
自宅でWiFiを利用する方法として、モバイル回線を契約して、ホームルーターでWiFiを利用する方法も挙げられます。ここでは、ホームルーターの特徴やおすすめの方を詳しく見ていきます。
特徴
ホームルーターは、月額料金が2,500~4,000円であり、他の回線と比較して安価です。また、下り最大速度は962Mbpsで固定回線と遜色ない速度が出ます。
しかし、モバイルルーターと同様に契約プランごとに通信制限がある場合が多いです。
一方で、利用する際の開通工事や引越しする際の手続きは不要で、手間はかかりません。さらに、モバイルルーターより電波がつながりやすい機能もあります。
なお、ホームルーターはコンセントの差し込み口があれば自宅以外でも利用可能です。また、一部プロバイダでは無制限で利用できるものもあります。
このように手間をかけず、固定回線に近いWiFi環境を構築できる方法であると言えます。
おすすめの人
ホームルーターは「モバイルWiFi回線をより高速通信で利用したい方」や「通信制限なしでモバイルWiFi回線を利用したい方」におすすめです。
特に、以下のような方にホームルーターはおすすめと言えます。
- 複数の人と共有してWiFi回線を利用したい方
- 手軽に無制限のWiFi回線を利用したい方
- 安い費用で快適にインターネットを楽しみたい方
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【回線別】自宅(家)でおすすめのWiFi回線
ここまでWiFi回線を利用する方法を3つ紹介しました。ここからはその方法ごとに、自宅で利用できるおすすめの回線を紹介します。
それでは、回線別に自宅で利用するおすすめのWiFi回線を見ていきましょう。
光回線
光回線の利用を検討されている場合は、下表の3つの回線がおすすめです。
回線名 | auひかり | ドコモ光 | NURO光 |
---|---|---|---|
料金 | 5,100円 | 5,200円 | 4,743円 |
通信速度(下り) | 最大1Gbps | 最大1Gbps | 最大2Gbps |
提供エリア | 東海・関西・沖縄を除く全国 | 全国 | 北海道・関東・東海・関西・九州 |
利用回線 | 独自回線 | フレッツ光 | 独自回線 |
契約期間 | 3年間 | 2年間 | 2年 |
初期費用 | 41,500円 工事費用 38,500円 事務手数料 3,000円 |
21,000円 工事費用 18,000円 事務手数料 3,000円 |
43,000円 工事費用 40,000円 事務手数料 3,000円 |
対象セット割 | au | ドコモ | ソフトバンク |
キャンペーン(2020年11月現在) | ・工事費用実質無料 ・乗り換え時の違約金を最大30,000円分補償 ・契約済のau回線1回線につき10.260円還元 |
・工事費用実質無料 ・ドコモ光更新ありがとうポイント |
・1年間月額980円(戸建ての場合) ・25,000円キャッシュバック(マンションの場合) ・工事費実質無料 |
なお、光回線は現在利用中のスマホのキャリアに合わせて選択すると最もお得に利用できます。ここからは、主要3キャリアごとにおすすめの光回線を詳しく見ていきましょう。
auひかり|auユーザー
auひかりは、auのスマホユーザーにおすすめの光回線です。auユーザーの方はスマホセット割が適用されます。
最大通信速度は1Gbpsであり、快適にインターネットが利用可能です。さらにauひかりは独自回線を利用しているため、通信速度が安定しやすい回線となります。
注意点として、提供エリアは全国に対応しておらず、東海・関西・沖縄はエリア対象外です。そのため、事前に提供エリア範囲内か確認する必要があります。
なお、auひかりをお得に契約したい場合は、プロバイダは「GMOとくとくBB」がおすすめです。
プロバイダ名 | 月額料金 戸建て/マンション |
キャッシュバック 戸建て/マンション |
工事費 戸建て/マンション |
---|---|---|---|
GMOとくとくBB | 4,000円 / 2,600円 | 20,000円 / 5,000円 | 実質無料 |
So-net | 3,480円 / 2,080円 | なし | 一定期間無料(625円×36ヶ月) / 実質無料 |
BIGLOBE | 5,400円~5,600円 / 3,800円 | 50,000円 / 50,000円 | 通常料金 / 実質無料 |
au one net | 4,900円~5,100円 / 3,800円 | 10,000円(ネット+電話の契約の場合) | 実質無料 |
@nifty | 4,775円~4,975円 / 2,550円 | 30,000円 | 37,500円 / 実質無料 |
@TCOM | 4,775円~4,975円 / 2,150円 | なし | 37,500円 / 30,000円 |
Asahiネット | 4,650円~4,850円 / 2,550円 | なし | 37,500円 / 30,000円 |
DTI | 4,900円~5,100円 / 3,800円 | 38,000円 | 37,500円 / 30,000円 |
上表からわかる通り、月額料金やキャッシュバック、工事費などのトータルで比較すると最もお得な回線となります。
auひかりの口コミやメリット、デメリットについて詳しく知りたい方は「auひかりの口コミ評判はどう?メリットやデメリットを徹底解説!」を参考にしてください。
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ドコモ光|ドコモユーザー
ドコモ光は、ドコモのスマホユーザーにおすすめの光回線です。ドコモユーザー限定でスマホセット割が適用されます。
ドコモ光はフレッツ光回線を利用しており、最大速度は1Gbpsの高速回線です。また、フレッツ光の回線を利用しているため、カバーできる地域が広く全国に対応しています。
しかしメリットが多い反面、利用者が多く回線混雑しやすいデメリットもあります。そのため、利用時間や環境によっては速度が遅くなるケースも多いです。
なお、ドコモ光をお得に契約したい場合は、プロバイダは「DTI」がおすすめです。
プロバイダ | 料金プラン | V6プラス対応 | WiFiルーター無料レンタル | キャッシュバック | 無料セキュリティサービス |
---|---|---|---|---|---|
DTI | タイプA | 〇 | 〇(最大速度867Mbps) | 最大20,000円 | 12か月無料 |
GMOとくとくBB | タイプA | 〇 | 〇(最大速度1733Mbps) | 最大20,000円 | 12か月無料 |
@nifty | タイプA | 〇 | 〇(最大速度867Mbps) | 最大20,000円 | 12か月無料 |
plala | タイプA | 〇 | 〇 | 15,000円 | 24ヵ月無料 |
ドコモnet | タイプA | 〇 | × | × | 12か月無料 |
ic-net | タイプA | 〇 | 〇(最大速度867Mbps) | × | 契約期間中無料 |
Tigers-net.com | タイプA | 〇 | 〇(最大速度867Mbps) | × | 契約期間中無料 |
BIGLOBE | タイプA | 〇 | 〇(最大速度867Mbps) | × | 12か月無料 |
andline | タイプA | 〇 | 〇(最大速度867Mbps) | × | 12か月無料 |
SYNAPSE | タイプA | × | × | × | 12か月無料 |
BB.excite | タイプA | × | × | × | 36か月無料 |
エディオンネット | タイプA | × | × | × | 12か月無料 |
SIS | タイプA | 〇 | 〇(最大速度867Mbps) | × | 契約期間中無料 |
楽天ブロードバンド | タイプA | × | × | × | 12か月無料 |
TiKiTiKi | タイプA | × | × | × | × |
hi-ho | タイプA | 〇 | 〇(最大速度867Mbps) | × | 12か月無料 |
@ネスク | タイプA | × | × | × | × |
COARA | タイプA | × | × | × | × |
OCN | タイプB | 〇 | 〇(最大速度867Mbps) | 20,000円 | 12か月無料 |
@TCOM | タイプB | 〇 | × | × | × |
TNC | タイプB | × | × | × | × |
AsahiNet | タイプB | × | × | × | 12か月無料 |
WAKWAK | タイプB | × | × | × | × |
@ちゃんぷるネット | タイプB | 〇 | × | × | × |
月額料金やキャッシュバック、レンタルルーターの性能、会社の信頼性などを考慮すると、DTIが最もお得で安心できると言えます。
ドコモ光の口コミやメリット、デメリットについて詳しく知りたい方は「ドコモ光の口コミ評判はどう?メリットやデメリットを徹底解説!」を参考にしてください。
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NURO光|ソフトバンク
NURO光は、ソフトバンクのスマホユーザーにおすすめの光回線です。ソフトバンクユーザーであればスマホセット割が適用されます。
NURO光は独自回線を利用しているため、高速かつ安定した回線を利用可能です。最大速度は業界最速の2Gbpsを実現しています。
注意点として提供エリアが限られており、北海道・関東・東海・関西・九州のみです。順次拡大の予定はありますが、エリアが非常に狭いのが難点と言えます。
なお、NURO光をお得に契約したい場合は「公式サイト」からの申し込みがおすすめです。公式サイトでの申し込みの場合、オプション追加なしでキャッシュバックや割引を受けられ、トータルで最もお得になります。
NURO光の口コミやメリット、デメリットについて詳しく知りたい方は「NURO光の口コミ評判はどう?メリットやデメリットを徹底解説!」を参考にしてください。
モバイルルーター
モバイルルーターの利用を検討されている場合は、下表の2つの回線がおすすめです。
回線名 | WiMAX(モバイルルーター) | ワイモバイル |
---|---|---|
プロバイダ | GMOとくとくBB | ワイモバイル |
月額料金 | 1~2か月目 3,609円 3か月目以降~ 4,263円 |
4,380円(アドバンスモード利用時) |
通信制限 | 実質無制限 | 実質無制限 (アドバンスモード利用時) |
通信容量 | 3日間で10GBまで | 3日間で10GBまで |
最大通信速度 | 最大1.2Gbps | 最大988Mbps |
通信制限後速度 | 1Mbps | 1Mbps |
WiMAX
WiMAXの最大の特徴として、最大速度が業界最速の1.2Gbpsである点が挙げられます。また、3日間で10GB以上使用した場合のみ通信制限がかかるため、月間の制限もありません。
そのため、毎月の通信量を心配することなく快適にWiFi回線を利用できます。
しかし、WiMAXは独自の回線を利用しており、山間部では一部電波が届かない場所もあります。そのため、契約前に提供エリア範囲かは、正確に把握しておく必要があります。
これらの点を踏まえてWiMAXは「山間部以外にお住まいで提供エリア外の方」以外の方におすすめであると言えます。
なお、WiMAXを最もお得に契約したい場合、プロバイダは「GMOとくとくBB」が最もおすすめです。
プロバイダ | 3年間の総額料金 | キャンペーン内容 | 契約期間 | 解約金(最大) |
---|---|---|---|---|
GMOとくとくBB | 約123,600円 | 最大30,000円キャッシュバック | 3年 | 19,000円 |
JP WiMAX | 約124,100円 | 最大10,000円分のamazonギフト券 | 3年 | 30,000円 |
DTI WiMAX | 約129,700円 | 月額料金割引 | 3年 | 19,000円 |
カシモWiMAX | 約133,300円 | 月額料金割引 | 3年 | 19,000円 |
Broad WiMAX | 約138,000円 | 月額料金割引 | 3年 | 19,000円 |
So-net WiMAX | 約148,700円 | 月額料金割引 | 3年 | 19,000円 |
BIGLOBE WiMAX | 約151,500円 | 最大15,000円キャッシュバック | 1年 | 1,000円 |
UQ WiMAX | 約157,700円 | なし | 2年 | 19,000円 |
@nifty WiMAX | 約179,000円 | 月額料金割引 | 2年 | 19,000円 |
上表からわかるように、GMOとくとくBBは3年間の利用料金が全プロバイダの中で最もお得になります。
WiMAXをお得に契約できる他のプロバイダについて知りたい方は「WiMAXのプロバイダを徹底比較!おすすめの人気ランキングを特徴別に紹介!」も参考にしてください。
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ワイモバイル
ワイモバイルは、最大速度がLTE回線利用時に988Mbpsでネットを利用する上で十分な速度が出ます。また、アドバンスモードを利用すると、通信制限は3日間で10GB超過した場合のみで月間の通信量は無制限です。
さらに、ソフトバンク回線を利用しているため、山間部でも電波が入りやすい特徴があります。
しかし、ワイモバイルはプロバイダがないため、WiMAXにあるようなキャッシュバックや月額料金の割引が少ないです。
そのためワイモバイルは「WiMAXの提供エリア外にお住まい方」におすすめの回線と言えます。
なお、ワイモバイルは公式サイトからのみ申し込みになるため、プロバイダを選ぶ必要はありません。
ホームルーター
ホームルーターの利用を検討されている場合は、下表の2つの回線がおすすめです。
回線名 | WiMAX(ホームルーター) | ソフトバンクエアー |
---|---|---|
プロバイダ | GMOとくとくBB | ソフトバンク |
月額料金 | 1~2か月目 3,609円 3か月目以降~ 4,263円 |
1年目 3,800円 2年目以降 4,800円 |
通信制限 | 実質無制限 | 無制限 |
通信容量 | 3日間で10GBまで | なし |
最大通信速度 | 最大1.0Gbps | 最大481Mbps |
通信制限後速度 | 1Mbps | なし |
WiMAXホームルーター
WiMAXでは、モバイルルーター以外にホームルーターも提供されています。WiMAXのホームルーターの特徴として、通信速度が速くLTE回線利用時には最大1.0Gbpsである点が挙げられます。
また、モバイルルーター同様に通信制限は3日間で10GB超過した場合のみで利用可能です。さらに、モバイルルーターと比較してルーターの機能が豊富で、通信速度の安定性が高い仕様になっています。
これらの点から、WiMAXのホームルーターは「高速通信と通信の安定性が備わったホームルーターを利用したい方」におすすめと言えます。
なお、WiMAXのホームルーターを最もお得に利用したい場合は、モバイルルーターと同様に「GMOとくとくBB」からの申し込みおすすめです。
ソフトバンクエアー
ソフトバンクエアーの最大の特徴として、通信量に応じた速度制限がない点が挙げられます。また、最大速度は481Mbpsで他の回線に劣るものの、通常のネット利用には問題ない速度です。
さらに、ソフトバンクユーザーの場合はスマホセット割が適用されます。
しかしソフトバンクエアーは、ソフトバンク回線を利用していないため、提供エリア外の地域が多いです。そのため、契約前に提供エリア範囲内か確認しておく必要があります。
これらの点から、ソフトバンクエアーは「通信制限なしでホームルーターを利用したい方」におすすめと言えます。
なお、ソフトバンクエアーの申し込みは公式サイトのみの受付であるため、プロバイダを考慮する必要はありません。
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