WiMAXが突然自宅で圏外になったときにまず試してみたいこと
WiMAXを自宅で利用中に突然圏外になってしまい困ったことはないでしょうか。急に圏外になると焦ってしまうものですが、まずは4つのことを試してみましょう。
少しのことで直ることが多いため、冷静に対処することが大切です。ここからは、4つの方法を詳しく見ていきましょう。
利用場所を変えてみる
はじめにWiMAXのルーター本体や、利用中のデバイスの位置を変えてみましょう。WiMAXを利用する際は、窓際や高い位置にある部屋などが最適です。
WiMAXの電波は障害物に弱いため、同じ住居でも部屋により受信感度に大きな差が出ます。例えばコンクリートに囲まれた部屋や地下室などで利用している場合は、圏外になってしまう可能性が高いです。
ルーターを再起動する
ルーターの再起動も、WiMAXが突然圏外になった際に有効な対策のひとつです。不具合が一時的なものであれば、ルーターを再起動することで改善することがあります。
再起動のボタンがないルーターの場合は、一度電源コンセントを抜いて再度挿し直すことで再起動できます。
周波数を変更する
ルーターの周波数を変更することで、圏外を直す方法もあります。WiMAXでは2.4GHzと5GHzの周波数が利用可能で、購入時の初期設定では2,4GHzが設定されています。
しかし、2.4GHzは家電製品の影響を受けやすい周波数です。自宅ではさまざまな家電の電波があることが考えられるため、干渉を受けにくい5.0GHzに変更すると圏外が直ることがあります。
一例として「W06」の周波数変更方法は、以下のとおりです。
- ホーム画面の「設定」から「通信設定」を押す
- 「WiFi設定」を押す
- 「5GHz」を選択する
他の機種でも、同じような手順で周波数変更ができます。
SIMカードを挿し直す
SIMカードを挿し直すと、圏外の状況が改善される場合もあります。ルーター本体の故障や経年劣化などにより、SIMカードが認識されず突然圏外になることがあります。
注意点として、SIMカードを挿し直す際は端子に指が直接触れないように細心の注意を払いましょう。指が触れてしまうと、そのことで故障してしまうことがあります。
なお、SIMカードはよほどの衝撃がなければ認識されなくなることはありません。そのためSIMカードの挿し直しは、基本的に前述した3つの方法を試しても直らない際に行うのがおすすめです。
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WiMAXが圏外になる原因と対処法
WiMAXが圏外となる原因は、さまざまなものが考えられます。多くの場面を想定しておくことで、どのような状況でも焦らず対応できるようになります。以下では、5つの想定される原因とその対処法を見ていきましょう。
エリア外で利用している
WiMAXをエリア外で利用している場合は、当然ながら圏外になってしまいます。WiMAXは基本的には全国対応ですが、一部提供エリア外の場所もあります。
WiMAXの提供エリアの詳細は、UQ WiMAXの公式ホームページで確認可能です。旅行先や出張先で圏外となった場合は、一度確認してみましょう。
利用中の場所がエリア内か確認したい方は「ピンポイントエリア判定」を参考にしてください。
また、ピンポイントエリア判定やWiMAXの対応エリアについて詳しく知りたい方は「WiMAXの提供エリアの検索方法!対応範囲をピンポイントで知るには?」をご覧ください。
他の電波と干渉している
WiMAXが圏外になっている場合、他の電波と干渉している可能性も考えられます。特に以下のような場所では、他電波の干渉を受けやすくなります。
- 回線が乱立するオフィスビル
- WiFiスポット
- 集合住宅
- 電子レンジなどの電波を発する機器の近く
他の電波と干渉して圏外と表示されていると考えられる場合は、周波数を5GHzに変更してみましょう。5GHzはWiMAX独自の回線であるため、干渉を受けにくくなります。
通信障害が発生している
WiMAXの基地局で通信障害が発生している場合、圏外として表示されます。基地局での障害はごくまれですが、考慮する必要はあります。
仮に基地局側で障害が発生している場合は、障害が改善されるまで待つしか対処法はありません。なお、通信障害の発生の有無は公式サイトで確認可能です。
通信障害が発生しているか確認したい方は「障害情報」を参考にしてください。
料金の未払いがある
WiMAXの利用料金が未払い状態である場合も圏外と表示され、利用自体がストップします。支払い予定が過ぎている方には、請求書が登録住所に送付されます。
支払いの完了がWiMAX側で確認されると、再度利用開始となります。長い期間請求書を放置すると強制退会となることもあるため、早めに支払いは完了させましょう。
ルーターが故障している
WiMAXが圏外になる原因のひとつに、ルーターの故障が挙げられます。ルーターが故障した場合の対処法は、主に3つあります。
一つめの対処法として、端末保証サービスの利用があります。プロバイダごとに保証内容は異なりますが、不可抗力であれば基本的に無料で交換してもらえます。注意点として、多くの端末保証は契約時に加入しておくことが条件になります。
二つ目の解決法として、端末を修理に出す方法があります。修理に出す場合は、購入後1年以内の故障であれば、メーカー保証で修理費が無料になることが多いです。
三つ目の対処法として、機種自体を変更する方法があります。一部プロバイダでは一定期間利用していると、無料で交換してもらえます。下表に例をまとめましたので、参考にしてください。
プロバイダ | 条件 |
---|---|
Broad WiMAX | 契約から20か月以上経過 |
gmo とくとくBB | 契約から20か月以上経過(2年プランの場合) 契約から32か月以上経過(3年プランの場合) |
契約中のプロバイダの条件がわからない場合は、問い合わせて確認してみましょう。
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それでもずっと圏外の状態が直らないときは?
ここまで紹介した対処法を試しても圏外が直らない場合は、契約中のプロバイダに以下2つの内容を問い合わせてみましょう。
- ルーターの修理が必要かどうか
- その他に考えられる要因がないか
ルーターが故障しているかの判断は自身では難しいため、プロバイダの判断を仰ぐと確実です。また専門のスタッフに状況を伝えることで、見逃していた原因がわかることもあります。
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