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WiFiの速度は遅すぎる?

インターネット上では、WiFiの速度が遅いという声が非常に多いです。

しかし、多くのWiFi回線は本来の速度が出せていれば、インターネットを利用する分には十分な速度が出ます。インターネットの代表的な使い方に必要な速度の例は、以下の通りです。

利用方法 快適に利用するために必要な速度
メール 約1Mbps
ネット閲覧 約10Mbps
動画閲覧 約20Mbps
オンラインゲーム 約30Mbps

WiFi回線は実測値でも30Mbpsほどの速度が出るため、普通にインターネットを利用する分には問題のない速度と言えます。

そのため、どうしてもWiFiの速度が遅いと感じる場合は、何らかの問題が発生している可能性が高いです。

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WiFiの速度の測定方法

WiFiが実際に遅いかどうか判断する際は、体感ではなく実際の速度を測る必要があります。以下で、実際にWiFiの速度を測定する方法を見ていきましょう。

FAST.com|スマホの場合

スマートフォンを利用している場合は「FAST.com」で現在の回線速度を計測できます。

FAST.COMでは、アクセスのみで自動的に回線速度を計測できます。アクセスし少し待つと、回線速度の結果が表示されます。

さらに、結果が表示された後に「詳細」をタップすると、ダウンロード速度に加えてアップロード速度も計測可能です。

BNRスピードテスト|PCの場合

パソコンで測定したい場合は「BNRスピードテスト」にアクセスすることで計測できます。

BNRスピードテストとは、パソコンから送られるデータ容量が該当サーバーに到達する速度を計測するサイトです。そこから、回線のおおよその速度を確認できるツールになります。

測定方法は簡単で、アクセスしてから「測定開始」をクリックするのみで完了します。上りと下りの両方の速度を測定できるため、ネットの利用目的に合わせた速度がわかります。

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WiFiが遅い・繋がりにくいと感じられる主な原因

スピードテストの結果を確認し、実際にWiFiが遅い場合は何かしらの問題があります。ここでは、速度が遅くなる原因を詳しく見ていきましょう。

長時間使いすぎている

長時間WiFiを使い続けていると、デバイスやルーターなどに問題が起こる可能性があります。例えば、ルーターが長時間の利用で熱暴走を起こしたりする場合です。

ただし、基本的にWiFiは電源をつけっぱなしで運用することを前提に設計されています。そのため、長時間使いすぎたからと言って問題が起きることは多くありません。

念のために確認する程度で考えておくといいでしょう。

電波干渉が発生している

電波干渉が発生していると、通信が断続的になる可能性があります。電波干渉とは、ルーターの電波が他の電波とぶつかり情報を送れなくなってしまったり、電波が途切れてしまう現象を言います。

強い電波を発生するものの例としては、電子レンジや同じ帯域を利用した回線の電波などが挙げられます。

WiFiルーターからの距離が遠い

WiFiルーターからの距離が遠い場合、電波がうまく届かずに速度が大幅に低下してしまう可能性があります。距離があいてしまうと、どうしても壁や他の電波による障害が発生しやすくなります。

特に電波を遮断するコンクリートの壁は、物理的な距離が近い場合でも、速度を大きく落とす要因になることが多いです。

接続台数が多すぎる

ひとつのルーターに対して接続しているデバイスの数が多すぎると、回線が遅くなります。複数のデバイスで同じWiFiを利用していると、回線本来の速度が分散されてしまいます。

例えば、ひとつの回線に対して10台のスマートフォンを繋ぐと、本来は50Mbps出る回線が半5Mbpsになります。

また、ルーターには接続台数の上限があります。繋いでいるデバイスの数が上限数に近くないか、確認しましょう。

デバイスの性能が低い

利用しているデバイスの性能が低いと、ルーター側に問題がなくても通信が遅くなることがあります。特に古いデバイスは、近年の情報量の多さに対応できず遅くなることが多いです。

さらに通信規格に関しても年々アップデートされているため、対応できない古いデバイスは速度が遅くなります。場合によっては、電波自体が受信できなくなるケースもあります。

デバイスに負担がかかっている

デバイスに過度な負担がかかっている場合、通信速度に悪影響をもたらします。例えば、アプリケーションを多く起動したり、大容量のデータを複数ダウンロードしたりした場合が挙げれます。

このような場合デバイスに大きな負担がかかり、結果的に通信速度が遅くなってしまいます。

プロバイダで通信障害が発生している

プロバイダ側で通信障害が発生している場合、通信自体が途切れてしまいます。通信障害が発生しているかどうかは、契約中のプロバイダの公式ホームページを見るとわかります。

なお、いちはやく情報を探したい場合は、SNSなどで同様の声がないか確認してみてください。

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WiFiが遅い・つながりにくいと感じたときの対処法

WiFiが遅いと感じるときに今すぐ試したい対処法の例として、以下のようなものがあります。

  • ルーターの再起動
  • ルーターの距離調整
  • デバイス側の再起動や負担の軽減

また、根本的に回線速度を改善したい場合はさらに対策が必要になります。

WiFiが遅いときの対処法について詳しく知りたい方は「WiFiを速くする(高速化)方法!設定を変更して電波を強化・増強しよう」も参考にしてください。

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WiFiの電波に関するよくある質問

WiFiの電波はあるのにつながらないのはなぜ?

電波はつながっているのにも関わらず、ネットの利用ができない場合は、いくつか原因が考えられます。代表的な理由は、以下の3つです。

  • 二重ルーターになっている
  • 通信制限にかかっている
  • 回線が混雑している

これらの簡単な対処法として、以下が挙げられます。

  • 起動するルーターをひとつのみにする
  • 通信制限が解除されるまで待つ
  • 時間をあけて再度アクセスする
  • 回線が混みにくいIPv6接続を試す

夜の時間帯はつながりにくくなる?

回線が混みある時間帯は、どのようなWiFi回線を使っていても比較的回線速度が遅くなります。一例として「Speed Wi-Fi NEXT W06」をそれぞれの時間で利用した平均速度を下表にまとめました。

利用時間帯 下り速度(実測値) Ping値(実測値)
9:00~15:00 29.67Mbps 70.99ms
24:00~ 51.09Mbps 76.88ms

上表からわかる通り、利用する時間帯によって大きな差が出ます。主な原因は、時間帯によっては回線を利用する人数が増えるためです。

また、プロバイダ側で速度に制限をかけている場合もあります。特定の時間に限定して遅くなる場合は、その時間を避けてアクセスしてみましょう。

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