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光回線とは?

光回線とは、光ファイバーという特殊なケーブルを用いた通信回線の総称です。

2020年時点では世界最速の回線で、日本では主流の回線になりつつあります。光の信号をケーブル内で全反射して伝えるため、従来の回線と比較して長距離かつ大量のデータをスピーディーに送れるのが特徴です。

また光回線には、さまざまな種類があります。有名なものとしては「auひかり」「ソフトバンク光」「ドコモ光」などがあります。他にも「NURO光」や「フレッツ光」などをよく目にすることでしょう。

光回線サービスの種類や選び方について詳しく知りたい方は「光回線の種類にはどのようなものがある?選び方やおすすめの回線も紹介」をご覧ください。

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光回線の種類|フレッツ光やNTT以外のインターネット回線には何がある?
2023.6.19
光回線サービスの種類 おすすめの光回線を選ぶ際に、種類が多く迷ってしまう方は多いのではないでしょうか。光回線のサービスは、大きく以下の2つに分けられます。 NTTの光回線 電力会社の光回線 さらに2種類を細かく分けると、5種類のサービスに分類できます。この5種類の光回線サービスから自分に合ったものを...…

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光回線以外のネット回線

光回線以外にもネット回線はあり、「ブロードバンド」というくくりで呼ばれています。ここからは、光回線以外のネット回線をそれぞれ見ていきましょう。

回線の種類 光回線 モバイル回線 ケーブルテレビ ADSL
特徴 高速回線 持ち運び可能 テレビも同時に観られる 旧ネット回線
最大速度 1Gbps以上 600Mbps以上 300Mbps程度 10Mbps程度
通信制限 なし あり なし なし
利用可能場所 自宅 自宅、外 自宅 自宅
工事 必要 不要 必要 不要

モバイル回線

モバイル回線は、外出先でも有線と同等に近い速度で利用できる回線のことです。モバイル回線の例として「スマホ」や「モバイルWiFi」が挙げられます。しかし、光回線ほどの速度は出ないことを覚えておきましょう。

モバイル回線は以下のような場合に便利です。

  • 屋外で急にメールの対応をしなければならない場合
  • インターネットで調べ物をしたい場合
  • 出先のカフェや移動中にパソコンで仕事をしたい場合

ケーブルテレビ

ケーブルテレビは、CATVとも呼ばれる有線放送のことです。

同軸ケーブル(銅線)を利用した回線であるため、速度は光回線に比べて劣ります。しかし、ケーブルテレビの視聴も同軸ケーブルの回線で利用できるため、アンテナなしで安定した視聴ができます。

またケーブルテレビは有線なので、天候によって画質や視聴画質が左右されることがなく、BSやCS、地方の放送局の番組なども視聴できます。

ADSL

ADSLとは、電話回線を利用したネット回線のことです。

光回線が登場したあとは、通信速度の遅さゆえに衰退しつつある回線です。そのためフレッツ光では2023年に終了する宣言が出ています。通信速度が最大10Mbpsで、非常に遅い回線であると言えるでしょう。

これから衰退していくため、新しくインターネットを考慮している場合は光を選ぶようにしましょう。

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光回線のメリット

通信速度が速く安定している

光回線は通信速度が速く安定しています。最大速度が1Gbps以上であるため、他の回線とは桁違いの速さが出ます。さらに光ファイバーで通信しているため、電波干渉も受けにくいというメリットがあります。

また通信速度が速く安定しているため、容量の多い動画の視聴や、オンラインゲームなどもストレスなく利用できるでしょう。

通信制限がない

光回線は通信制限がないため、無限に利用できます。使いすぎたからといって通信速度が下がってしまうこともありません。

また容量の重いデータのやりとりもためらうことなく行えるため、インターネットを心置きなく楽しめるでしょう。

光電話を利用できる

光回線を開通すると光電話を利用できます。光電話は従来のアナログ回線の電話よりも安く利用できるため、電話をよく使う方にとってはお得です。

安く利用できる理由は、初期工事が不要で料金が発生せず、通話料金が通話者同士の距離に関係なく一律であるためです。さらに光電話同士であると、通話料が無料になる場合もあります。

電話代に悩んでいた方は、光電話の導入で今までの電話代を安くできるでしょう。

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光回線のデメリット

工事をする必要がある

光回線を開通するためには、初期工事が必要です。

例えばフレッツ光の工事は、光ケーブルを電信柱から敷地内に引き込み、電話用の配管やエアコンダクトを使ったり、家の壁にドリルで穴を空けたりして家の中に引き込みます。

その後、光コンセントとホームゲートウェイを設置し、光の信号が受信できるかを確認して終了となります。

工事の日程を電話で打ち合わせて決める手間や、家に穴を空けたりしなければならないため、面倒に感じられるかもしれません。

持ち運びできない

光回線は外出先に持ち運べません。そのため出先でインターネットを使いたい場合にはスマホかモバイルWiFiが必要になります。

出先でインターネットを使うことが多い方は、モバイルWiFiの利用のほうが都合が良いかもしれません。

乗り換えハードルが高い

光回線を開通後の他社への乗り換えハードルが高いこともデメリットです。

なぜなら高額の回線撤去工事費用が発生する場合があるためです。多くの光回線では、初期工事費用を無料にする代わりに回線の契約期間が設けられることが多く、契約期間内に解約すると工事料金を請求されます。

例えばauひかりの工事費用は、625円の60か月払いの契約になっています。毎月650円の割引が適用されるため実質工事費無料で利用できますが、途中で解約すると残債の返済が求められます。24か月使って解約した場合は残りの36か月分22,500円を一括で支払わなければなりません。

一度契約するとキャンセルが難しいため、事前に契約する会社をよく検討する必要があります。

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光回線を使うための費用

光回線を利用するためには大きく分けて3つの費用がかかります。それぞれの費用を確認してからどの通信会社でインターネットを使うかを考える必要があるでしょう。

それでは早速、光回線を使うための費用をそれぞれ見ていきましょう。

初期費用

初期費用には大きく分けて「初期工事費用」と「事務手数料」があり、戸建てかマンションかにより契約タイプと費用が変わります。

例えばauひかりの場合は、新規登録料3,000円と工事費37,500円がかかります。

契約タイプ 戸建てタイプ マンションタイプ アパートタイプ
初期工事費用 37,500円 30,000円 30,000円
実質工事費用 0円 0円 0円
事務手数料 3,000円 3,000円 3,000円

ただし、プロバイダキャンペーンにより工事費用は実質0円になることが多いため、契約満了するまで利用するとお得に使えます。

月額費用

開通後利用し始めると、各サービスで設定された月額費用が発生します。なお同じ回線でも、月額費用は契約するプロバイダにより変わる場合があります。

例えばauひかりでは、8つのプロバイダから選択できます。割引キャンペーンを適用しているプロバイダから申し込むと安くなる場合があります。一例を以下の表にまとめましたので参考にしてください。

プロバイダ 戸建てタイプ マンションタイプ その他キャンペーン
So-net 3,480円 2,080円 なし
GMOとくとくBB 4,000円 2,600円 最大50,000円キャッシュバック
Asahiネット 4,850円 2,550円 友人・知人紹介特典1人につき5,000円キャッシュバック

月額料金は安くてもキャッシュバックが少なくなる場合があるため、月額料金単体で考えずにキャッシュバック額と合算で考えるようにしましょう。

オプション費用

光回線の代表的なオプションに「ひかり電話」があります。ひかり電話を利用することで、従来のアナログ回線より安く利用できるようになります。

NTTの電話回線は、メタルケーブルでNTTの電話網に繋がり、各地域の交換機を経由して電話機同士をつなぐため、距離が離れたところへ電話すると高額の電話代がかかってしまいました。

しかし、ひかり電話は音声データを光回線でつなぐため、そのコストがかからず安く利用できます。

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光回線を使うまでの流れ

①光回線サービスを決める

はじめに利用したい光回線を選びましょう。光回線は利用中のスマホに合わせて選択することがおすすめです。契約中のスマホと同じ会社の回線を選択すると料金が安くなることが多いためです。

例えばauひかりの「auスマートバリュー」が適用されると、家族内で特定のプランで利用しているスマホ代が毎月1,000円割引になるため、家族5人で利用していればインターネット代が実質無料になる恩恵を受けられます。

しかし使いたい回線のサービス範囲内でなければ契約できません。自宅の地域まで回線が来ているか事前に確認するようにしましょう。

②プロバイダを決める

回線事業者の他にプロバイダと契約する必要があります。光回線によっては複数プロバイダがある場合があるため、事前に調査が必要です。

例えば、フレッツ光では100以上のプロバイダがあります。プロバイダにより月額料金やキャンペーン内容が異なるため、比較して選択するようにしましょう。

③申し込む

光回線を決めたら、回線事業者とプロバイダの申し込みをしましょう。申し込みをすると、電話などで開通工事の日時を提案されるので、都合の良い日にちを選びましょう。

ただしすぐに開通工事が行われることはなく、1か月ほどは期間が空いてしまうことが多いです。また引越し時期の繁忙期などでは2か月以上空くこともあるため、余裕を持って手続きをすると良いでしょう。

④開通工事が行われる

日取りが決まると、申し込みで予定された日時に開通工事が行われます。そして開通工事が終わると、機材をセットして利用が開始できます。

注意すべき点として、開通工事の業者に通信機器の設定はお願いできません。カスタマーサポートにお願いするか、同封の説明書を見ながら自分で設定しましょう。

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光回線に関するよくある質問

光回線とプロバイダの違いは?

光回線事業者は、ネットの提供社です。対してプロバイダは、開通したネットのIPアドレスを作成し回線をネットに繋げる役目があります。

それぞれの例を下記表に記載しますので、参考にしてください。

事業社 サービス名
光回線事業社 NURO光 / auひかり / ドコモ光 / ソフトバンク光 / ソネット光
プロバイダ OCN / BIGLOBE / So-net / au one net / Yahoo!BB

プロバイダは絶対に必要?

光回線を開通する際はプロバイダ契約も必須です。回線を契約しただけでは、ネットは利用できないためご注意ください。

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