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WiMAXの3日で10GB制限とは?
WiMAXには直近3日間で10GB以上利用した場合、制限がかかる制度があります。しかし、3日間で10GBといってもどのくらいの通信量なのかイメージが沸かない方や、自分が制限にかかりそうなのかどうかがわからない方も多いのではないでしょうか。
そのような方でも、この記事を読めばWiMAXの速度制限について正確に把握でき、制限がかからない方法を知ることができます。契約後に後悔しないためにも、まずは制限の内容について確実に把握しておきましょう。
10GBを超えると速度制限がかかる
WiMAXでは、直近3日間の通信量の合計が10GBを超えると速度制限がかかります。10GBを超えた当日ではなく、超えた日の翌日18~26時ごろに、通信速度が1Mbs程度に制限されるシステムです。
1Mbpsは、YouTubeを標準画質で視聴できる程度のスピードとなります。制限がかかった状態でも、利用目的によってはそれほど影響を受けずに済む場合もあるでしょう。
ギガ放題でも3日10GBは適用される
WiMAXのギガ放題プランを契約している場合でも、3日10GBの通信制限は適用されます。ギガ放題プランは月ごとの通信量に上限がないプランですが、別で3日10GBの制限が適用される仕組みです。
そのためどのプランを契約しているにしても、3日間で10GBという通信量は意識する必要があります。なお、通信量はルーターに表示されるメーターで確認できます。
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10GBの目安
10GBと言われても、具体的にどのくらいの通信量なのかわからない方も多いと思います。日頃から通信量を細かく見ていない限り、どの程度使うと10GBとなるかはわかりません。
ここでは、10GBの通信量とはどれくらいのことができるものなのか、目安を見ていきましょう。
スマホの場合
スマホでWiMAXを利用する場合の10GBの目安は、下表のとおりです。環境の差で実際の通信量は異なってくるため、あくまでも目安と考えてください。
利用内容 | 1回利用するあたりのデータ量 | 10GBで可能な回数 |
---|---|---|
Webページの閲覧 | 約300KB※ | 約33,333回 |
テキストメール(300文字) | 約15KB | 約666,666回 |
YouTube(5分間・超高画質) | 約113MB | 約88回(約7時間) |
YouTube(5分間・高画質) | 約60MB | 約166回(約13時間) |
YouTube(5分間・標準画質) | 約17.5MB | 約570回(約47時間) |
YouTube(5分間・低画質) | 約10MB | 約1,000回(約83時間) |
Google Map(東京都を表示した状態で6回ズームイン) | 約3MB | 約3,333回 |
※閲覧するWebページに含まれる文字・画像の量によってデータ量は変動します
パソコン・タブレットの場合
パソコンやタブレットでWiMAXを利用する場合の10GBの目安は、下表のとおりです。Webページの閲覧を除けば、スマホと同様の通信量となります。
利用内容 | 1回利用するあたりのデータ量 | 10GBで可能な回数 |
---|---|---|
Webページの閲覧 | 約2.5MB※ | 約4,000回 |
テキストメール(300文字) | 約15KB | 約666,666回 |
YouTube(5分間・超高画質) | 約113MB | 約88回(約7時間) |
YouTube(5分間・高画質) | 約60MB | 約166回(約13時間) |
YouTube(5分間・標準画質) | 約17.5MB | 約570回(約47時間) |
YouTube(5分間・低画質) | 約10MB | 約1,000回(約83時間) |
Google Map(東京都を表示した状態で6回ズームイン) | 約3MB | 約3,333回 |
※閲覧するWebページに含まれる文字・画像の量によってデータ量は変動します
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3日10GB制限にかかりやすい人
3日10G制限にかかりやすい人の例として、動画を長時間視聴する人が挙げられます。例えば高画質の動画をYouTubeで毎日5時間視聴した場合、3日間の通信量は約10.8GBとなるため速度制限の条件を満たします。
他にもテレビ画面やPCモニターで超高画質の動画を視聴する人が挙げられます。超高画質の動画をYouTubeで毎日3時間視聴した場合、3日間の通信量は約12.2GBとなり速度制限がかかります。
さらに仕事で大容量通信を利用する機会の多い人も、3日10GB制限にかかりやすい人の典型例です。画像や動画など容量の大きいファイルをダウンロードまたはアップロードしたり、ZoomやSkypeでのビデオ通話を長時間行ったりする機会が多いと、すぐに制限量まで達してしまいます。
基本的に動画をメインに長時間利用する方は、速度制限にかかりやすいと言えます。
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3日10GB制限にかかりにくい人
3日10GB制限にかかりにくい人の例として、スマホで動画を視聴する人が挙げられます。テレビ画面やPCモニタで視聴する場合と比べて、スマホは低画質でもストレスを感じずに視聴できる場合が多いです。
例えば標準画質の動画をYouTubeで毎日5時間視聴しても、3日間の通信量は約3.15GBとなり速度制限はかかりません。
また、写真や動画がメインでないSNSを利用する人も3日10GB制限にかかりにくい人の一例です。例えばTwitterの通信量は5分間で20MB程度となるため、1日3時間利用しても3日間の通信量は約2.16GBに収まります。
また、仕事でやりとりするファイルが文字のみの文書中心である人も制限はかかりにくいです。文書ファイルは文字数が多くてもファイルサイズが小さいため、大量のファイルをやりとりしない限り3日10GBを超過する心配はありません。
かかりやすい方とは反対に、動画をメインに利用しない方は制限がかかりにくいと言えます。
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WiMAXの速度にかかりやすい人は光回線がおすすめ
WiMAXの速度制限にかかりやすい方は、光回線を契約がおすすめです。ほとんどの光回線には速度制限のシステムがないため、通信量を気にせず利用できます。
また光回線はWiMAXと比べて最大通信速度が速いため、短時間で大容量のデータをダウンロードすることも可能です。そのため、制限がかかりやすい大容量通信を頻繁に行う方にとっては、ストレスを感じずに使えるメリットもあります。
光回線の選び方について詳しく知りたい方は「光回線の選び方!戸建てとマンションごとのおすすめ比較ランキングを紹介!」も参考にしてください。
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WiMAXの3日で10GBに関するよくある質問
3日間で10GBの数え方は?
WiMAXの3日で10GBの数え方は、速度制限の対象となる日の1日〜3日前の0~24時の間に行われたデータ通信量の合計値になります。
速度制限がかかっても合計の通信量はリセットされず、毎日連続する3日間の通信量で判定が行われます。3日間の通信量が10GB未満になった翌日から速度制限が解除となります。
下表に、1日どのくらいの通信量を使用すると速度制限がかかるのか具体的にシミュレーションしたので、ぜひ参考にしてください。
日数 | 通信量 | 3日間の通信量 | 速度制限 |
---|---|---|---|
1日目 | 4GB | 4GB | なし |
2日目 | 2GB | 6GB | なし |
3日目 | 6GB | 12GB | なし |
4日目 | 1GB | 9GB | あり |
5日目 | 4GB | 11GB | なし |
6日目 | 0GB | 5GB | あり |
完全無制限で使えるモバイル回線はある?
2020年10月現在、完全無制限で使えるモバイルWiFi回線はありません。過去には「どんなときもWiFi」や「ギガゴリWiFiワールドプラン」など、完全無制限を謳ったモバイル回線が存在しました。
しかし通信量に対して設備が不十分だったなどの理由で、新規申し込みの停止や通信量上限の設定などが行われています。そのため3日10GBの制限はあるものの、現状ではWiMAXのギガ放題が最善の選択肢と言えます。
WiMAXの速度制限について詳しく知りたい方は「WiMAXの速度制限とは?通信量の確認方法や解除される時間、条件を解説!」も参考にしてください。
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