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WiMAXは高層階ではつながらない?
WiMAXは、高層階でも問題なくつながります。建物の高さが原因で、電波障害障害が発生することはありません。例えば、地上450メートルの東京スカイツリーの展望台でも利用可能であることが2012年に証明されています。
2012年5月22日に開業した東京スカイツリーの天望回廊および天望デッキについて、 WiMAXのエリア整備が完了しましたので、お知らせいたします。
また10階付近の高さになると、WiMAXの基地局が同様の高さから電波を発していることが多いため、むしろ通信が高速になる傾向があります。
補足情報として、周辺に同様の高さのビルやマンションが並立している場合は、つながりにくくなることがあります。WiMAXの電波はコンクリートや金属を通り抜けできないため、障害が発生します。
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WiMAXの契約前に「TryWiMAX」で高層階の電波状況をチェックしよう
マンションの高層階に居住する方は契約前に「TryWiMAX」を利用し、実際の電波状況を確認すると良いでしょう。Try WiMAXとは、15日間WiMAXを無料でお試しできるサービスです。
貸出期間は機器の発送日と返却日も含み、返却日はUQに到着する日になります。出荷時に返却期限の記載されたメールが届くため、忘れずに期限内に返却しましょう。期限を過ぎると違約金が請求されてしまいます。
期限内であれば登録料や通信料、レンタル料、配送料なしで利用できるため、電波状況が気になる方はぜひ試してみましょう。
TryWiMAXを試したい方は「Try WiMAX」から申し込みできます。
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WiMAXがビル・マンションの高層階でつながりにくいときの対処法
WiMAXがビルやマンションの高層階でつながりにくい際は、高層階で利用している以外の原因であることが多いです。ここでは、WiMAXがビルやマンションの高層階でつながりにくいときの対処法を見ていきましょう。
通信制限にかかっていないか確認する
WiMAXが高層階でつながりにくいときは、通信制限にかかっていないか確認するようにしましょう。現在の通信量は、WiMAXルーターの画面やプロバイダのマイページで確認できます。
通信制限がかかると最大128Kbpsまで速度が制限されるため、快適に利用できなくなります。契約プランにより制限の時間帯や解除のタイミングが異なるため、契約しているプランの確認から行う必要があります。
周波数を5GHzに切り替える
WiMAXが高層階でつながりにくいときの対処法として、周波数を5GHzに切り替える方法があります。WiMAXの利用できる電波には2.4GHzと5GHzの周波数があり、これを変更することで電波状況が改善されることがあります。
2.4GHzから5GHzにすることで、同じ周波数帯域の電化製品や電子機器からの電波干渉を避けられるためです。
例として「W06」で周波数を5GHzに切り替え方法は以下のとおりです。
- ルーターの「設定」を開く
- 「通信設定」を選択
- 「WiFi設定」を選択
- 「周波数」をタップして5GHzを選ぶ
WiMAXルーターの設置場所を変える
WiMAXが高層階でつながりにくいときの対処法として、ルーターの設置場所を変える方法があります。電波は放射状に伝わるため、できるだけ自宅の中心の高いところに置くのがおすすめです。屋内全体へ電波を行き渡らせることがきます。
またコンクリートの壁などの障害物を挟んでいる場合は、窓際など極力障害物のない見通しの良い場所に移動させましょう。
WiMAXの電波はデリケートであるため、少し置き場所を変えるだけも改善できる可能性があります。
ハイスピードプラスエリアモードを利用する
WiMAXが高層階でつながりにくいときの対処法として、「ハイスピードプラスエリアモード」を利用する方法があります。
ハイスピードプラスエリアモードとは、スマホで使用されているLTE回線につなげられるオプションです。携帯電話の電波と同じ強さで通信できるようになるため、電波状況の改善が期待できます。
注意点として、ハイスピードプラスエリアモードを利用すると月額1,005円の料金が発生します。またこのモードで行った通信に関しては、無制限のプランを契約していても7GBの速度制限が適用されます。
制限がかかると通信速度が128kbpsと非常に低速になるため、通信容量には細心の注意が必要です。
WiMAXのLTEオプションについてさらに詳しく知りたい方は「WiMAXのLTEオプションとは?無制限で利用する方法はある?」も参考にしてください。
クレードルを利用する
WiMAXが高層階でつながりにくいときの対処法として、クレードルを利用する方法もあります。クレードルとは、スタンド型の拡張機器のことです。アンテナ感度の強化や有線接続ができるようになります。
ただし、クレードルに対応している機種と非対応の機種があります。例えば最新の機種「W06」では、クレードル自体が廃止されています。対応機種であるかどうか調べた上で、購入する必要があります。
なお「W06」で有線接続したい場合は、USBケーブルを利用すると接続可能です。
UQ宅内アンテナを利用する
「UQ宅内アンテナ」を利用すると、高層階でもWiMAXを快適に利用できるようになります。UQ宅内アンテナを利用すると、GPSを利用して自宅をWiMAXの基地局化できます。そのため、劇的に速く安定した通信が可能になります。
また、UQ宅内アンテナを利用する際は電気代以外に費用がかからず、初期費用も月々の利用料金も無料です。
ただしUQ宅内アンテナを利用するためには、無線局の免許を取得しなくてなりません。加えて政府への届け出も必要になるため、利用開始のハードルが高くなっています。
さらにauひかりを契約していることが利用条件となります。auひかりの契約をしている方は、そもそもauひかり回線で通信した方が速い通信ができます。
UQ宅内アンテナを設置すると快適な接続が見込めるものの、多くの手間や条件があるためおすすめはできません。
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それでもWiMAXがビル・マンションの高層階でつながりにくいときは?
上記の対処法を行っても高層階でWiMAXがつながりにくいときは、光回線や他モバイル回線など他の通信回線を利用するのがおすすめです。
特にWiMAXの提供エリアが原因でつながりにくい場合は、エリアの拡大を待つしかないため乗り換えが必要です。
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