WiFiが家の二階や別の部屋に届かないときの対処法！中継機が効果的？

WiFiが二階に届かないときに今すぐ試したいこと

自宅の一階では問題なくWiFiを利用できていても、二階に行くとWiFiが届かなくなり困ったことはありませんか？WiFiが利用できないと不便に感じたり、焦ってしまうことも多いと思います。

WiFiが二階に届かないとき、今すぐに試したいポイントが3点あります。少しのことで大幅に改善することもあるため、焦らず一度確認してみましょう。

ルーターの設置場所を変更する

WiFiが二階に届かないときは、まずルーターの設置場所を変更してみましょう。ルーターの設置場所とデバイスの間に距離ができている場合、電波が届かないことがあります。

また、ルータにはあまり知られていないNGな設置場所があります。下表にルーターのNGな設置場所とその理由をまとめましたので、参考にしてください。

設置場所が、上記のような場所に該当しないか一度確認してみてください。

NGな設置場所に対して、ルーターの最適な設置場所もあります。下表にルーターの最適な設置場所とその理由をまとめたので、参考にしてください。

電波の周波数を変更する

WiFiが届かない際は、利用中のルーターが発する電波の種類が原因であることが考えられます。WiFiで通信できる電波には、2.4GHz帯と5GHz帯の2種類の周波数があります。

それぞれ周波数には下表のような特徴があるため、WiFiが届かない際は周波数を2.4GHzに変更してみましょう。

現在接続している周波数帯は、パソコンやスマホで表示されるネットワーク一覧で確認できます。接続されているネットワーク名についているアルファベットが「A」だと5GHz、「G」だと2.4GHzです。

なお、ネットワークの周波数したい場合は、ルーターの設定を変更し再接続するのみで簡単に変更できます。

WiFiの2.4GHzと5GHzについてさらに詳しく知りたい方は「WiFiのGHz（ヘルツ）帯とは？2.4GHzと5.0GHzの違いや切り替え方を解説！」も参考にしてください。

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2020.12.4

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障害物をできるだけなくす

ルーターから接続端末までの間にある障害物を、できるだけ少なくするとWiFiの電波が届く可能性があります。

ルーターが発する電波は、障害物の影響を受けやすいものが多いです。そのため、利用端末との間に障害物があると、十分に電波が届かなくなります。

具体的には、電波の通り道を邪魔してそうな物は場所を移動させましょう。仮に移動できない場合は、ルーターの置き場所を変更してください。

WiFiが届かないときに考えられる主な原因

WiFiが届かないとき、複数の原因が考えられます。場合によっては、いくつかの原因が複合してWiFiが届かない可能性もあります。

ここでは、WiFiが届かないときの原因を場面ごとに見ていきましょう。

二階の部屋まで届かない場合

二階の部屋までWiFiが届かない原因として、ルーターが高低差に弱いことが挙げられます。ルーターは電波を横方向に飛ばすのは得意ですが、上方向に飛ばすのは苦手です。

そのため一階にルーターを設置した場合は、電波は二階の部屋に届きにくくなります。

浴室に届かない場合

浴室にWiFiが届かない原因として、ルーターとの距離が遠いことが挙げられます。ルーターの設置場所はリビングや玄関近くなどが一般的です。したがって、それらの部屋から離れた場所にある浴室には、WiFiが届きにくくなります。

また、浴室までの間にドアや壁などの隔たりが多いことや、浴室は湿気が多いことも電波が届きにくい要因の一つです。先述した通り、電波は湿気に吸収されやすい欠点があります。

WiFiが二階や浴室に届かないときの対処法

WiFiが二階や浴室に届かないとき、いくつか対処法があります。原因により効果的な対処法は異なりますが、あらゆる対処法を試し最善の環境を整えることが大切です。

ここからは、それぞれの対処法について詳しく見ていきましょう。

中継機を利用する

中継機を利用すると、WiFiが届くようになる可能性があります。WiFi中継機とは、ルーターから発せられている電波を中継してさらに拡散できる機器です。

2,000円台から手軽に購入できるため、ルーターと利用端末までの距離が原因である場合には試してみると良いでしょう。

下表におすすめの中継機をまとめましたので、参考にしてください。

ルーターを増設する

二階や浴室周りにルーターを増設すると、WiFiが届く可能性があります。新設するルーターは、利用中のインターネット回線の新たなWiFiスポットとして利用できます。

増設方法は、新設するルーターの「ROUTER」スイッチをオフに切り替えアクセスポイントとして使用できるモードに変更します。その後、メインで使っているルーターに接続するのみです。

WiFiルーターを複数持っている場合は、ぜひ試してみてください。

高性能ルーターに買い換える

高性能ルーターに買い換えることで、WiFiが届くようになる可能性があります。ルーターの機種の古さが原因で、WIFiが届かないことがあるためです。

最新機種のルーターには、接続を安定させる機能や電波が届きやすくなる機能が備わっています。何年もルーターを替えていない場合は、買い替えを検討すると良いでしょう。

ルーターを買い替える際は、以下の機能やスペックをおさえている機種がおすすめです。

それでもWiFiが届かないときは？

問い合わせる

ここまで紹介した対処法を試してもWiFiが届かない場合、ルーターが故障している可能性があります。そのため、契約プロバイダのサポートにルーターの修理が必要か問い合わせると良いでしょう。

その際、他に考えられる原因がないかも併せて確認すると、改善方法の提案を受けられる場合があります。

なお契約しているプロバイダがわからない場合は、以下の6つの方法で確認可能です。

また、下表に主なWiMAXのプロバイダの問い合わせ先をまとめたので、参考にしてください。

電波の強度が高いWiFi回線を利用する

利用回線のスペックや提供エリアの関係でWiFiが届かない場合、光回線への切り替えも検討しましょう。光回線では、現行で最速のWiFi回線を利用できます。

なお、大手光回線の回線速度を「みんなのネット回線速度」を元にまとめて比較したところ、現在の最速の回線は「NURO光」でした。

下表に各事業者ごとの平均速度をまとめたので、ぜひ参考にしてください。

高速の光回線について知りたい方は「光回線の速さ（通信速度）とは？最速スピードの回線を比較して紹介！」も参考にしてください。

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