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ドコモ光は遅い?
ネット上の口コミでドコモ光が遅いという口コミを多く見かけます。しかし、実際にドコモ光の回線は他の事業者と比べて遅いのでしょうか?ドコモ回線が遅いと感じた際に、回線自体が遅いと早急に決めつけると、対処法を試すことなく諦めてしまうことになります。
また、回線以外の原因がスピードを低下させている可能性もあります。遅くなっている原因を正確に把握して、適切な対処法を実践することが重要です。ドコモ光が遅いと感じるときに確かめておきたいポイントを見ていきましょう。
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ドコモ光が遅いときに考えられる主な原因
ドコモ光が遅いときに確認したいポイントは、主に3つあります。回線速度の面でトラブルが生じている場合、下記のいずれかに該当する可能性を疑ってみましょう。
ここでは、ドコモ光が遅いときに考えられる主な原因を見ていきます。
住宅環境
住宅環境が原因で、ドコモ光が遅いと感じるケースがあります。マンションやアパートなどの集合住宅では、「VDSL方式」を採用した物件であることが考えられます。
VDSL方式とは、集合住宅の共有部分までは光回線、そこから個々の部屋までは電話回線でつなげる方式のことです。最大1Gbpsのドコモ光を契約していたとしても、電話回線を経緯することで100Mbps程度まで速度が落ちてしまいます。
集合住宅がVDSL方式を導入している場合、個別に光回線を部屋まで敷かない限り、通常より遅い回線で我慢しなければなりません。
プロバイダ
プロバイダが原因で、ドコモ光が遅いと感じる可能性もあります。同じ回線を用いて通信を行っていても、プロバイダごとに回線スピードが異なります。
例えば「IPv6接続」ができるプロバイダと比較すると、「IPv4接続」しか利用できないプロバイダは混雑の影響を受けやすくなり、遅く感じる可能性があります。
また、通信障害やメンテナンスが頻繁に起きる場合にも遅さを感じてしまうでしょう。より多くの人が接続している休日や夜間などの時間帯に遅さを感じる際は、プロバイダによる問題の可能性が高いです。
デバイスや通信機器
利用中のデバイスや通信機器によって、ドコモ光が遅くなる可能性もあります。回線速度が十分な数値であっても、ネット接続する端末の性能が低いとサイトの表示や動画の読み込みが遅くなることがあります。
特定のデバイスからネット接続するときのみ遅いと感じる場合は、メモリ不足やHDDの容量不足などが原因の可能性が考えられます。
また、ルーターやONUなどの通信機器のスペック不足や不具合でスピ-ドが低下することもあります。使用している端末や通信機器の発売時期が古い場合、通信速度に悪影響を及ぼしていないか確認しましょう。
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ドコモ光が遅いと感じたときに今すぐ確認したいこと
ドコモ光が遅いと実感したときに、まず何からチェックした方がいいのでしょうか?すぐに確かめておきたい項目をあらかじめ把握しておくことで、スムーズに対策を立てられます。
ドコモ光が遅いと感じたときに、今すぐ確認したい点を見ていきましょう。
契約プラン
ドコモ光が遅いと感じるときは、契約しているプラン内容を確認しましょう。フレッツ光からドコモ光へと転用した場合は元のプランがそのまま残るため、新規で申し込んだ際と比較して回線スピードが遅くなるケースがあります。
例えば、ドコモ光1ギガは「上り・下り最大1Gbps」で提供されています。しかし、転用前の戸建て向けフレッツ光ライトプラスが適用されていると「上り・下り最大100Mbps」となってしまいます。
契約プランが原因でスピードが落ちている場合、他のプランへ変更手続きをすることでドコモ光のスピードに関するトラブルを改善できる可能性があります。
通信機器の性能
ドコモ光に遅さを感じるときは、通信機器の性能を確かめてみることも必要です。例えばLANケーブルの規格が「カテゴリ5」である場合、回線スピードは最大100Mbpsに制限されます。「カテゴリ5e」以上のLANケーブルであるかどうかを確認しましょう。
パソコンのLANポートの規格によっても最大スピードは変わります。最大通信スピードが1Gbpsの「1000BASE-T」や10Gbpsの「10GBASE-T」に対応しているかが重要です。
また、WiFi接続は規格によって最大通信スピードが異なります。現在主流の「IEEE802.11ac」もしくは最新の「IEEE802.11ax」にルーターが対応しているかを確かめましょう。
デバイスの性能
ドコモ光が遅いと感じられるときは、ネット回線に接続するデバイスの性能も確かめてみましょう。「数年前の機種」や「低価格のモデル」などの理由でパソコンやスマホのスペックが不足している可能性があります。スペック不足であると、ドコモ光の回線速度を最大限活かせないです。
またパソコンやスマホにインストールしている常駐ソフトなどの影響で、動作が重くなっている可能性も考えられます。ネットに接続していないときにも操作レスポンスが悪いと感じる場合、メモリやデータ容量不足やデバイスのスペック不足を疑ってみた方が良いでしょう。
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ドコモ光が遅いと感じたときの対処法
通信機器やデバイスを再起動する
ドコモ光が遅いと感じたときは、通信機器やデバイスを再起動してみてください。一度電源をオフにすることでキャッシュがクリアされ、動作が軽くなることがあります。
また、メモリ不足などデバイスに何らかの問題がある場合、ドコモ光の遅さを解消できる可能性があります。
デバイスを再起動する方法の例として、iPhone11の操作手順を紹介します。
- 音量調節ボタンのいずれか片方とサイドボタンを同時に長押しする
- 電源オフスライダを左から右へスライドする
- 電源が切れるまで30秒程度待つ
- サイドボタンを長押しする
通信機器の設置場所を変える
ドコモ光が遅いと感じた場合、通信機器の設置場所を変えてみてください。電子レンジやBluetoothを利用する機器が近くにあると、電波の干渉を受けて通信スピードが遅くなる可能性があります。通信機器をそれらの機器から離れた場所に設置してみてください。
無線接続する場合は、端末とルーターの間に壁や床があると通信スピードが遅くなる可能性があります。可能な限り、壁や床を挟まない位置に設置することが大切です。
最も適切な設置場所は住宅の状況によって異なるため、「速度測定サイト」などを活用して最もスピードが出る配置を見つけると良いでしょう。
アクセスポイントを変える
ドコモ光が遅いと感じた場合、アクセスポイントの設定を変える対処法もあります。アクセスポイントとは、WiFi機能付きのデバイスを家庭内LANに接続する装置のことです。WiFiルーターには、アクセスポイントとして使える機能を搭載した製品が多くあります。
ルーター機能が付いたONUやモデムとWiFiルーターを接続する場合、複数のルーター機能が存在することでスピードが低下することがあります。
その際は、WiFiルーターをアクセスポイントモードに変えてあげることでルーター機能をオフにすることが可能です。複数のルーター機能が存在する状況を解消して、速度低下を防げれる可能性があります。
接続デバイスの数を減らす
ドコモ光が遅いと感じた場合、回線に接続するデバイスの数を減らしてみましょう。接続するデバイスの数が多くなるほど、1台あたりの通信スピードは低下します。
例えば最大1Gbpsの回線に、10台のスマホが接続して同じように通信している場合、1台あたりの平均通信速度は100Mbps程度になります。操作していなくても自動で通信することがあるため、不要なデバイスのWiFi接続はオフにしておきましょう。
デバイスの負荷を減らす
ドコモ光が遅いと感じる場合、デバイスの負荷を減らすことも意識したいポイントです。同時に複数のソフトやアプリを立ち上げていると、デバイスに負荷がかかり通信スピードが遅くなるケースがあります。
使い終えたソフトやアプリをその都度閉じたり、ウェブブラウザで開くタブの数を最小限にするなど、デバイスにかかる負荷を減らしましょう。
セキュリティソフトを無効にする
ドコモ光が遅いと感じるとき、セキュリティソフトを無効にしてみることも有効である場合があります。「ファイアウォール」が原因で通信速度が遅くなっていることがあるからです。
ただし、ファイアウォールを無効にするとセキュリティ上の問題があるため、原因であると判明したらすぐ元に戻す必要があります。その上で、通信速度が低下しないようにファイアウォールの設定を変更してください。
また、複数のセキュリティソフトで同じような保護機能を使っていると動作が重くなることがあるため、片方をアンインストールするなどの対策をとった方が良いでしょう。
利用する時間帯を変える
ドコモ光が遅いと感じる場合、インターネットを利用する時間帯を変えてみることも1つの方法です。混雑する時間帯を避けることにより、快適な通信速度でインターネットを利用できる可能性があります。
災害時など、一時的にインターネットの利用が増える際もこの方法は有効です。時間を空けてインターネットに接続することで通信速度の低下を避けられます。
通信障害が発生していないか確認する
ドコモ光が遅いと感じるときは、通信障害が発生していないか確かめましょう。通信障害が原因で、通信速度が低下したりインターネットへ接続できなかったりする場合があるためです。
ドコモ光の障害情報は、「公式サイトの工事・故障情報ページ」で確認できます。ただし、通信障害が解消するまで通信速度の低下を解決する手段はありません。回線が復旧するまで待つことが、唯一の対応策になります。
ドコモ光の通信障害について詳しく知りたい方は「ドコモ光が急に繋がらない時は?障害をツイッターのリアルタイム検索で確認する方法や対処法まとめ!」も参考にしてください。
IPv6対応ルーターに変更する
ドコモ光が遅いと感じる場合、IPv6対応ルーターへの変更も検討してみてください。IPv6対応ルーターを使用することで、回線の混雑を回避できるので通信速度の低下を避けられます。
ただし、IPv6対応ルーターを利用するにはIPv6に対応したプロバイダに加入することが必須です。IPv6に対応したプロバイダの例としては、「GMOとくとくBB」や「DTI」、「Tigers-net.com」などが挙げられます。
ドコモ光でレンタル可能の高性能ルーターについて詳しく知りたい方は「ドコモ光の対応ルーターは?高性能ルーターは購入でなくレンタルしよう!」を参考にしてください。
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IPv6対応ルーターを無料レンタルできるプロバイダ
プロバイダの中には、IPv6対応ルーターを無料レンタルできる特典を提供しているものがあります。ルーターの購入費用をかけることなく、IPv6接続で通信速度を向上させられる点は大きなメリットと言えます。
「DTI」は、IPv6対応ルーターを無料レンタルできるプロバイダの中でも特におすすめです。レンタルできるIPv6対応ルーターが高性能であるためです。高速通信が可能な「IEEE 802.11ac」に対応していたり、離れた場所への電波強度を上げる「ビームフォーミングZ」などさまざまな特徴があります。
DTIには、そのほかにも最大20,000円のキャッシュバックやセキュリティソフトが1年間無料などの特典があり、通信速度以外の面でもメリットの大きいプロバイダです。
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